愛情溢れる意外性によわい
先日のnoteで、好きな音楽の話を書いたが、
それで思い出したことがある。
人生でライブ参加経験がたぶん片手に数えるほどしかない私。
...それも勿論チャゲアスなのだけど。
彼らはミュージシャンであり、ドラマに出たりバラエティに出たりするタイプではなかった。
でもライブでは、開演前に必ずちょっとしたショートストーリーを、二人が役になり切って演じたものが流されるのだ。
それがもう!!!
なんと表現して良いのかわからないけど、ファンにとってたまらない映像なのだ。
演技が上手とか下手とかではない。
普段演じない彼らが、単に曲を聴かせる目的でライブをするだけではなく、ライブにきたお客さんを楽しませるため、ライブの時だけ限定で演じる。
その行動にまず惚れてしまう。
ちょっと言葉足らずかもしれないけど、萌え、みたいな感覚だ。
普段見せない一面を見せる。
しかもその道(=演技)のプロではないけれど、プロではないが故におそらく裏では相当苦労したり、練習・特訓の類を積んだりしているのであろうことを想像して、そこまでやりとげてしまうお客さんへの愛情に心を打たれてしまうのだ。
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最近この身悶えするような?感覚をすっかり忘れていた。
が、それと似たような感覚が遂にやってきた。
この80年代風になりきるための、あまりにもさりげなく出来ちゃっている雰囲気を醸し出した(でも多分相当練習とかリハを重ねたであろう)感じ。普段の彼らが見せない一面。
あとはコレとか。
(昭和世代にはこのパロディがたまらない。一緒にサイドステップを踏んでしまいたくなる。)
意外性に弱いというと、例えば、
普段イケてない、眼中にないわーと思っていた男性が、実はとてもスノボが上手で、急に素敵に見えてきちゃってゲレンデで惚れ直した♡
みたいなシチュエーションに弱いのかな?と捉えられるかもしれない。
いや、そうではない。
単にギャップがあるから胸がキュンとするのでらなく、
そこに私(も含めオーディエンス全て)に向けての愛情がひしひしと感じられるかどうか、がかなりの要素を占めていると思われる。
頻回にこういう「意外性」に出会うと、それすら当たり前のように麻痺してしまうから、
時々で良い。たまに私の心を揺さぶってくれたら良い。
次はどのミュージシャンのどんな曲の演出で、心を打たれるだろうか。
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