すごい存在感
見ずにはいられない。
各々が大きく手を広げ、
寄り集まって、彼岸のこの季節そのものを体全体を使って表現している。
彼岸花。
今日のランニングコースのあちこちに、情熱的な表情で咲いていた。
この鮮やかさに反して、思い出すのは少し切なくて悲しい気分。
そう、ごんぎつねのお話の一風景だ。
秋の涼やかな空気と合わさって、より物悲しさが増す。
でも、ヒゲのような細いラインと、なにかを掴むような花びらの曲線が好きで、悲しいながらもずっと見入ってしまうのだ。
彼岸花は、ごんぎつねのお話の影響なのか、あまり縁起の良い花ではないというが、植えられるものならば、我が家の庭先にも植えてみたいと常々思っている。
春に咲く桜と一二を争うくらい、存在感があって魅力的な花だと思う。
***
オマケ。
そんな秋の雰囲気を楽しみながら走った今日の朝。
写真を撮りながらゆっくりと走った。
気持ちよかった。
いいなと思ったら応援しよう!
いつも読んでくださりありがとうございます。サポートしてくださると励みになります⭐︎