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ハウスマヌカンの居たあの時代に戻る

こんにちは。カラーコンサルタント、パーソナルスタイリストの愛川です。アパレル、物販のスタッフの教育を長年やってきて思い続けている事。

目次

1.もっとパーソナルにアドバイス出来るスタッフを育てたい

ショッピングモール化が進み、これだけ全国展開するショップが増えると セルフでの販売の比重をいかに増やせるか。どんなスタッフでも売れる服、売れる体制を作るかと言う事に頭を絞り、ここ、8~10年スタッフ教育を接客マナーばかりに時間を割きスタッフの嫌気がさしてきた後、そこから弊社の様に技術を学びお客様にワクワクして貰おう。即販売力に繋げようという教育を取り入れる様になってくれた。それでも出来る時間は一年でたった90分。身に付くまでは到底教えてあげられない。もっと個人の力を付けて、パーソナルにアドバイスができる力を付けてあげたい。研修後、沢山沢山くる質問に答えながらそう思ってた。

2.物が溢れるているというけれど。。。

アナリスト達は、この時代物が溢れているから人々は服にお金を使わない傾向。と分析するけれど、私は少し違う。どのお店を廻っても同じような服が多く、一枚気に入ったのを買うと後は、又同じような物。同じような色。ワクワクしない。でも実はちゃんとパーソナルに似合う物をアドバイスしてあげると、同じようだと思っていたけど、人によって着た姿は違っていたり、自分には似合わないと思っていて見向きもしなかった物が実は似合っていたり。もしくは今まで買っていた物が少し似合い難かったり。そんな発見があると、クローゼットの服の数を忘れて人は驚くほど購入する。それはこれまで確かに私が目で見てきた事実なのでした。

3.コロナ後の消費活動

そんな思いで悶々といた中でこのコロナ。ご存じの通り、アパレルも大打撃を受けている。自粛明け、一気にバーゲンをし、売り上げは大分戻ってきたが、この春物の売上を取り戻すにはバーゲンで利益が出るかは心配。そしてコロナショックで全ての経費を削り、例にもれず教育費はカット。バーゲンのお客様対応に接客と言うよりレジ担当、商品出しスタッフと化す。そして冬が来て又恐ろしい状況になるんだろうと。。。今期何も学べないまま来春が来る。

4.ハウスマヌカンが居た時代に戻る

コロナ後にECに全面移行するアパレル大手も増えるし、ゾゾタウンや楽天から抜けて、自社サイトの拡充に一気に力を入れて冬までのタイトな時間に攻撃を掛けているお店が多くなっているだろうと予想出来る。だからこそ、あのハウスマヌカンのような、キレイなお姉さんと言うだけではなく、あなたにはこれが似合うわよ!と断言できるようなあの時代の凄腕販売員が実店舗は勿論、ECサイトにも必要になってくると思われるのです。ショッピングモールに足を運べば色んなお店に入って、何らか店を知って貰えるけれど、コロナ後はそうはいかないかもしれない。一期一会。強烈な感動や、ワクワクをどう消費者に提供するか。思いをそこにかけて欲しいと常々思っている。

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