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ダイニングテーブルを片付ける

今使っているダイニングテーブルは、4人掛けですが大き目のサイズ。
色は濃い茶いろ。落ち着くイメージにしたかったので、椅子は黒のどっしりタイプです。

ダイニングテーブルと言っても、食事をするだけではありません。
PCを使ったり、新聞を読んだり、動画を見たり、ぼーっとしたり。
さまざまなシーンで登場します。

私はダイニングテーブルの上は何も置きません。
それだけですっきり片付いて見えるからです。

食事が済んだら、食器や調味料はすべて下げて、洗ったりしまったりします。最後にテーブルをきれいに拭き上げないと、けっこう汚れています。
パソコンを触る時も、眼鏡、筆記用具、手帳など必要なものは広げますが、終わったら必ずひとまとめにしてPCバッグに入れておきます。
とにかく、使ったら必ずテーブルの上は更地にして、何も置かない。

片付けが苦手な方は、テーブルの上にいろいろなものを乗せています。
以前伺ったお宅で、耳かきが乗っているテーブルを見て、ぞっとしたことを覚えています。でも、そのご家庭は、それが当たり前になっていたのです。もちろん、耳かき以外にも、書類や筆記用具、何かの空き容器などたくさん乗っていたのですが。
耳かき、いつするんだろう?耳かきしたいと思うときにサッと取れるからダイニングテーブルの上に置いているのかな、使った後、洗ったりしているのかな・・・など、気になってしまいました。
梵天に汚れのある耳かきを見ながら食事するなんて、平気なのかなと思いました。

「便利だから」は油断禁物です。この言葉でどれだけの人が(私も含めて)生活の質、自分の資質を落としていることか。
以前、キッチン道具のことを書いたと思いますが、道具もさることながら、時間や空間、雰囲気という目に見えないものの質が落ちる気がするのです。
そして、その中で便利に埋もれて、その風景を見続けていくと、だんだんとその空間に似合う自分になっていく気がします。
かといって、一度便利に慣れたものを、いちいち丁寧にお片付けするのは心理的なハードルを上げてしまいます。

部屋全体を一気に片付けるのは大変でも、テーブルの上にあるものをどかして見えないところに置くだけで、空気は確実に変わります。
私はテーブルの横に自分専用のボックスを置いています。もちろん入口からは死角になっているので、目立ちません。
そこに、パソコンや血圧計、筆記用具やメガネなどをひとまとめにして入れています。
使うときにサッと出せて、終わったらそこにポイっと入れるだけです。
もちろん夫専用のものもあります。夫はもっと道具が多く、チェストタイプです。

片付けは面倒です。でも居心地はよくしたい。散らかっていたら、やっぱり心地よくないものです。そんな時は折衝案を見出して、紙袋や適当なボックスを利用して、楽に片付けられる方法を選んでみてもいいと思います。


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