見出し画像

残りN秒で納品数が少なかったらスぺ使うは間違いって言う話。

皆さんもこんな話を1度は聞いた事あると思います。「残り50秒で納品数がノルマの半分以下ならスペシャルを使え」などと言った内容の話を。秒とノルマに対する納品割合は人によって聞いた内容に差があると思いますが、似たような事は聞いた事があると思います。しかしこれはマジで大きな間違いです。ただ、実際それを指標にスペシャルを使うと有効打になる可能性が高いのも事実です。その辺について今回は簡単に解説したいと思います。


何故コレが間違いなのか

理由はいくつかありますが、1番の理由は納品が進んでいない理由にもいくつか種類があるからです。つまりスペシャルで納品が進むパターンと進まないパターンがあり、残り時間と納品数だけでは判断できないからです。そもそもスペシャルはどれも性能が違うのでそれも考慮する必要がありますし。また、「残り50秒で納品数がノルマの半分以下ならスペシャルを使え」などと言った内容の話をしている人の中でも特に上位のプレイヤーは無意識下でスペシャルで納品が進むパターンと進まないパターンを見分けており、このプロセスを省いて説明してしまったものが広まってしまったと考えられます。またそのような重要なプロセスを省いて説明してしまったのもスペシャルで納品が進むパターンの方が多いからと考えれば説明が付きます。

具体的なパターン例

1.イクラはあるが、雑魚が多すぎて納品が進まない

この場合、ソナーやナイスダマ、サメライド、チャクチといった対雑魚性能が強いスペシャルを使うことで打開可能です。一応トルネやジェッパでも同様の事は可能ですが即効性が薄く、焼石に水になってしまう場合もあります。テイオウで雑魚のヘイトを集めながら納品するという手もあります。

2.ヘビ・テッパン・バクダン・ナベブタが多くて納品が進まない

この場合も1とほぼ同様。ただしソナーはヘビやバクダン、ナベブタには無力です。テッパンや雑魚の足止めはできるので無いよりマシですが。ナイスダマは確実にヘビにド突かれない位置で使わないと死にます。サメライドはヘビテッパンに強く、一応バクダンは轢き、ナベブタは突っ込んで起動といったことが可能で即効性も高いです。チャクチはヘビとナベブタには無力ですが、最悪生存にはつながります。トルネはナベブタとスタン済みのテッパンに強く出ることができるのでこのパターンでは1よりも即効性が発揮されかなり有効打になります。ジェッパはエイム力があれば対バクダンに強く出ることができますし、比較的安全にナベブタを起動できます。テイオウはヘビが居ると動きにくいですが、ある程度の練度があればヘビにも対応可能です。

3.コウモリの雨でやられている・塗り状況がヤバくて納品が進まない

コウモリやハシラを甘く見過ぎです。雨弾は確実に落とし、ハシラもさっさと倒しましょう。可能なら雨の大元であるコウモリも早急に倒したいところです。この場合はスペシャルを使う必要性が無い場合とある場合があります。必要性が無い場合は即座にメインで対応可能な場合、逆にコウモリやハシラを苦手とする武器を持っている場合や、他の敵が邪魔になっていて即座に対応できない場合はスペシャルを使います。テイオウ限定ですがこの状態での生存に使うことができ、そのまま納品しつつ大元のコウモリを処理することが可能です、効率は兎も角一応ハシラもやれます。あまり知られていないテクニックですが、ナイスダマはハシラの根本に投げてもハシラを倒すことが可能です。根本に当てることで地面に居るシャケに大ダメージを与えつつハシラも巻き込めるので覚えておきましょう。

4.カタパ・タワー・複数体のテッキュウにやられて納品が進まない

この場合は即スペシャル案件です。というか本来であればこうなる前に索敵しといて、スペシャル使ってでもさっさと潰すべきです。スペシャル毎に立ち回りが大きく変わるので具体的な内容は省略します。一応全スペシャルがこれらに対応可能ですが有利不利の差も大きいです。具体的な使い方は攻略wikiに載っていますので自分で調べておきましょう。

5.コンテナ付近にイクラはあるが、味方がコンテナ付近に居ない

この場合はスペシャルを使う必要は基本無いです。因みにこの現象はドンブラコの上位帯で満潮と通常で割とよく起こります。大抵の場合寄せるだけ寄せといて納品を味方任せに害悪三銃士でも葬っている、あるいはマズイクラの回収に努めているのでしょう。タマヒロイに持っていかれる前にさっさと納品して、外周の味方を手伝う等しましょう。もちろんその外周がヤバそうだと少しでも思ったならスペシャルを構える必要はあります。

6.マズイクラしかない

この場合もスペシャルを使う必要は基本無いです。しかしマズイクラがある位置というのは危険な場所である場合が多いです。タマヒロイの活用もできなくはないですが時間の関係上多少は拾っておきたいところ、というかタマヒロイが利用不可な湧きだと残り50秒でこの判断をしていては遅すぎますほぼ詰みです。とにかくマズイクラの回収をしつつ、寄せられるオオモノは可能な限り寄せ、生存が危うくなりそうな湧きを確認したら即スペシャル。アラマキは潮位に関係なくこの状態に陥りやすいので注意、特に通常で起こると納品がかなり厳しくなるので序盤のうちから普段の数倍は納品意識を高めに持っておくと良いでしょう。

最後に

大まかなパターン例を出して解説しましたが、実際はかなり複雑です。例に出したものでも3はスペシャルが必要な場合と不要な場合両方が存在しますし、5と6もスペシャルは必要ないと言いつつスペシャルを構えておく必要性は普通にあります。4に関してはそもそもこうなる前に使うのが正解だったりしますし。実践ではより複雑な状況を見て柔軟に判断する必要があるというのもこの例からも分かりやすいと思います。「残りN秒で納品が一定割合以下ならスペシャルを使え」といった硬い考えは良くないということを理解してもらえれば幸いです。

いいなと思ったら応援しよう!