サーモンランにおける“塗り”について

サーモンランにおける塗りは大きく分けて4つに分かれます。この4つをゴチャ混ぜにしてしまうと誤った塗り性能で認識し、それ前提の、要は最初から間違った行動を正しいと思い込んで実行してしまいます。そのため今回は塗りを細分化していきます。
因みにクマシェルターはその4つ全てが全武器中でトップです。アレで単体DPS400で複数同時攻撃すれば実質DPS跳ね上がるとか頭おかしいだろ。


壁塗り性能(継続)

サーモンランは対人以上に壁塗り性能(継続)が求められます。対人だとクイボやラインマーカーで壁塗りができたりしますけどサモランだとそういうのはないですから。そして(継続)の意味はどれだけ効率よく広範囲を塗れるかということです。つまりWAVE間のスキマ時間で塗れる範囲で評価する塗り性能ということ。そのため塗り性能が低いとされるキャンピングシェルターがトップを争うレベルとまではいきませんがかなり高い壁塗り性能(継続)をしています。逆に塗り性能が高いとされるボールドマーカーは射程のせいで高い壁を塗れないため、壁塗り性能(継続)では下位を争う位置にいます。ローラー種はヨコ振りで床はキレイに塗れますが壁は塗ろうとするとスカスカになりやすいという特性があり、タテ振りだと塗り範囲は狭いため下位にいます。
因みにシェルター種共通ではありますが、特殊な塗り方を求められるので。シェルター種の壁塗りのやり方は攻略wikiに映像付きで載ってたりするので調べてみてください。因みにワイパー種も似たような壁の塗り方をすると塗り範囲が広がったりしますよ。

壁塗り性能(瞬間)

継続があるなら瞬間もあるだろうと考えた人はいると思いますがまさにその通り。壁塗りって最初の10秒で終わるわけがないので、いざ逃げようと思って壁が塗られてないなんてことはザラにあります。そういう時、必要最低限の壁を塗る性能の高さを評価したものがコレです。つまり一瞬で壁を真っ直ぐ塗る性能のこと。これ実は“ハシラの壁を塗る性能”に言い換えることができます。チャージャー種は壁塗り性能(瞬間)はめっちゃ高いんですね。あとはローラー種全般も高めだし、なんだかんだストリンガー種も高いです。
意外なことかもしれませんが、壁塗り性能の瞬間と継続両方が高い武器はかなり少ないです。両立しているのはパッと思いつく範囲だとドライブワイパー、ジムワイパー、シャープマーカー辺りですかね。壁塗り性能(継続)が強いデンタルワイパーやシェルター種は瞬間になった途端メチャクチャ弱くなります。

床塗り性能(瞬間)

壁塗りは継続から解説しましたが、床塗りは瞬間から解説させてください。床塗り性能(瞬間)はサモランではダイバーのエリアを奪う性能を指します。瞬間塗りが強い武器はダイナモローラーやワイドローラー、スピナー種、スロッシャー種、そしてスプラッシュボムといった一見塗りが弱い武器が多く当てはまります。たまにダイバーのエリアにスプラッシュボム投げてる人がいますがこれはスプラッシュボムの瞬間塗りの高さを利用してメインの瞬間塗りの低さをカバーしているんですね。もちろんプロモデラーやドライブワイパーのような塗りが強いイメージがある武器も当てはまるものが多いです。瞬間塗りが強いほどダイバー適性は高く、特にダイナモローラーやワイドローラー、プロモデラーなんかは放置されたハシラの下かつアメが降っている状態でもダイバーのリングを塗り替えせるレベルで瞬間塗りが強いです(ダイナモローラーの場合は塗り返さなくても轢くという選択肢もあるが上手く振れば一振りで塗り返せることは覚えておいて損はない)。
これらの説明や先に瞬間塗りを解説した点で気がついた人もいるとは思いますが、サモランでは床塗りに関しては瞬間塗りが重要視されます。その一番の理由はやはりダイバーのせいです。一度ダイバーのエリアを取るとそのダイバーがチャクチするまでは絶対にエリアを塗り返されないという仕様があるため、一箇所を素早く塗るという方が重要視されるんですね。その方が結果的には時間効率も良くなりますし。また、シャケを倒した時に発生する塗りで足場が確保できるから継続塗りよりもキル速を寄越せという状態になっているのも要因です。サモランは対人よりも塗り返されにくいので、塗り返された分はシャケを倒した時のインクで十分だったりしちゃうんですよね。デスが重なったりバクダン処理ミスったりコウモリ放置したりしたら流石に塗り返されますけど。

床塗り性能(継続)

床を継続的に塗る性能の事です。要は塗りのインク+時間効率のこと。実は案外サモランでは重要視されない部分です。そのため、継続と瞬間を分けて考えないとミスリードを引き起こしてしまいます。その理由は瞬間塗りの方で解説したとおりですが、一度塗ってしまえばこちらのモノという場面が多く、瞬間塗りとキル速で解決してしまうから。床塗り性能(継続)の高い武器が揃ってるのに足場を取られて死ぬとかダイバー塗り返せなくて死ぬとかっていうのは結構あると思いますが、これは継続塗りが強くても狭い範囲を素早く塗れないのが原因です。サモランではサッと塗ってサッと動きたいのです。なのに長々と塗り続けないといけない塗り武器を持たされては塗りで貢献はできません。スペースシューターなんかはすごくいい例で、塗り性能は高いのにダイバーのエリアを取るのにかなり時間がかかります。実は塗りポイントで言えば一瞬でダイバーのエリアを奪えるぐらいは稼ぐんですけど、エリア外まで塗ってしまうのと、二度塗りしないと塗りがスカスカなのが要因で無駄な塗りが多いです。逆に言えば無駄な塗りが少なくてなおかつ継続塗りが強い武器というのは瞬間塗りも強い傾向にあり、その代表例がプロモデラーやボールドマーカー、ドライブワイパーです。
対人ではガチエリアをキープしたりナワバリを確保したりと継続塗りはかなり重要なんですけど、サモランだとそんなことはしねえよって言う話です。

まとめ

塗り性能に関しては対人でのイメージにとらわれず、何をどう塗るのが得意なのか?その塗りで何ができるのか?を考えてみましょう。

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