プロテイン 子供用と大人用の違いについて
昨日ご来店いただいたお客様が、別のスタッフにお子様のプロテインについて尋ねていらっしゃいました。私は自身もプロテイン飲んだりしていますが、子供用のプロテインとどう違うか調べてみました。
色んなメーカーがあるので、一概にこれが正解とは言えませんが、ざっくりとした傾向はわかりました。
まず大人用ですが、タンパク質がジュニア用の倍くらい配合されています。筋肉増強やダイエット、疲労軽減などの目的で使われることがほとんどです。そして、日常生活でとりづらいカルシウムは、骨粗鬆症や高血圧を防ぐ効果もあるといわれています。
それに対して子供用は、1日に必要なタンパク質(10〜15歳 男子 50~65g、女子 50~55g)を配合し、筋肉を作ることを助けます。また、成長に欠かせない成分をふんだんに配合しています。特に注視すべきはカルシウムとビタミンです。1日に必要なカルシウムに加え、カルシウムと相性の良いビタミンD、Kが配合され、効率的にカルシウムを吸収、沈着してくれます。また、ナトリウム、鉄分、マグネシウムなどもバランス良く配合されていたりします。
ジュニア用プロテインを見ていると、ホエイとソイなどがミックスされたものが多いようです。
ちなみに、牛乳から抽出された「ホエイ」は水に溶けやすく、体への吸収スピードが早いのが特徴です。
ホエイと同じく牛乳から抽出された「カゼイン」はゆっくり吸収されるため、飲むことで満足感を得られます。
「ソイ(大豆)」は、水に溶けにくいですが、ゆっくり吸収されるため満足感を得られます。
大人用との大きな違いに、炭水化物の多さもあります。大人の2〜3倍の量が含まれています。甘さが少ないと飲み辛いので、より糖分を多く含んでいるようです。
成長期は身長が伸びることが優先されるので、伸びている間は筋肉はつきづらいと考えられています。ジュニア用プロテインでバランス良い栄養素をとって、まずはしっかり身体を作る!という感じでしょうか。
大人用、子供用とで、特別な成分がはいっているわけではないので、配合量をみて、あとはパッケージや飲みやすさで決めましょう。ジュニア用はお値段は若干高めのようですね。
ちなみに、高校生はどっちを飲めばいいの?って迷ったりしますが、基本的には大人用で問題ないようです。まずは食事から栄養をしっかり摂って、不足分をうまくプロテインで補いましょう!
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