『日本の文化 茶道について知ろう』
最近お友達になったママ友さんとお話していて、コロナが落ち着いたらお茶☕️でもしようと誘ったら、お友達から「それならば、、、」と逆にお茶会🍵に誘っていただきました。
最近新しいことに挑戦してみたくなっていたので、二つ返事で「じゃあよろしくお願いします。」と言ってみたものの、茶道など全くの素人で、あえて言うなら私の母が師範の免状を持っていただけで、私自身はかなり昔に何度か体験に参加したことはありますが、全くのど素人。
素人だとしつこく念押ししたので、友人もそのつもりでいてくれるとは思いますが、相手を不快にさせることだけはしたくないなと、茶道の極々入門の本を選んでみました。
短めの本であっという間に読めましたが、茶道の歴史(私は歴史苦手なのですが)とてもわかりやすく書いてあり、どのように現代の私たちまで続いているのかなどを理解することができました。
流派によって、お手前や茶会が行われる場所、茶器など色んな違いがあることは知っていましたが、その大まかな違いを学ぶことができました。
流派の変更は基本的にはご法度だということも知ることができました。
昔、留学生が日本にお茶の文化を持ち込み、天皇や貴族など男性に伝えられ、漢方薬として茶葉を蒸し固めたものを煎じていたようですが、徐々に身分の下のものにも伝わり、味も美味しくなり、今では女性茶道人口の方が多くなっています。
その辺りの流れもとても面白いなと思いました。
茶碗や茶室を彩る掛物は美術的に優れ、それを鑑賞する楽しみがあります。また、茶室や庭園などの空間を整えたり、おもてなしをしたりと、一回の場でいくつもの芸術に触れることができる。
それが茶道が「総合芸術」と称される所以だそうです。
日本人として世界に誇れる茶道という芸術を、この年になって体験できることもまた意味のあることなのではないかと、今からとても楽しみです。