『狼たちへの伝言』
私は落合陽一さんの言動がとても好きで、落合さんのことはよく目にするのだが、お父さんである落合信彦さんの本は読んだことがなかった。
先日お友達がnoteでこの本を紹介していたので早速読んでみることにした。
落合陽一さんをみていて、どんな考えを持ったご両親なのだろうと思っていたが、まずこの本を読んでいて思ったことは「強え〜!!😱」ということ。
喧嘩も強いが、考え方もとにかく強い。
考え方は国際基準なのに、とっても昭和なのだ。
幼い頃はとても苦労したようだが、そこでも気持ちで怯むことは一切なく、早いうちから自分の興味のまま、外国に出ていくことを決めた。
この本では海外で実感した日本人の軟弱さを伝え、これからの時代を担う若者にエールを送っている。
「負けたけどよくやった!」は日本人だけのメンタリティ。とにかく勝て。攻めよ。
モテたければエキサイティングに生きろ!(本文中にはもっと過激に書いてある)若さを持って人生を真剣に生きる人間はエキサイティング。
人生はゲーム。酒も、女も、仕事も、真剣に取り組めば男は必ず光る!(本文のまま)
「絶対」や「正義」を信じない。そこを疑うことから斬新なアイデアが生まれる。
コスモポリタンを目指すなら、皮膚の色の違い(仲間意識)(偏見)は必ずあることを認識せよ。
国際人になるには、見かけやスタイルは重要ではない。世界に通用するビジョンと、それに伴う実力を身につけることだ。
諜報の目的は争いを防ぐこと。
男は(私は男女に関わらずと思っているが)目的を持って、スケール大きく生きよ。そうすれば全てが手に入る。
行動を起こしながら、夢に突き進みながら夢は語ろう。
「20代は考えるな。30代で少し丈考えろ。そうすれば40代では何も考えないですむ」
他人の人生を決定づけるほどの影響力や人間力も持った人が周りにいるか?ではなく、その影響を受けるこちら側の感性やキャパシティが重要。
落合陽一さんとは全く受ける印象が違ったのだが、柔道も黒帯で、新しいことにどんどん挑戦していって、女性にもモテて、、、、
アイデンティティーがしっかりあって。
やはり受ける印象は違っても、しっかりと落合信彦さんの影響を色濃く受けて育ったのかなと思わされた一冊でした。