『モータルコンバット』って何?【其の参】
グロいだけが取り柄じゃない!
モータルコンバットのもっとココを見て!!(前編)
前回、モータルコンバットの今となぜ売れるのかというきっかけの原点についてお話ししました。
『圧倒的な残虐性』
『他の格闘ゲームにはない要素かつ強烈なインパクト』
これこそ、モータルコンバットが格闘ゲームの天下一をなるうえで大きな要の一つになった…と。
みなさん、これだけの理由でモータルコンバットが爆発的に売れていったと思っていませんか?
これだけだと世間からは
『ただひたすらにグロい格闘ゲーム』
といった『第一印象』のみが評価されるにすぎません。
他の格闘ゲームにしたってそう…
マインドマップのように一番目にそのゲームの一番の特徴である『第一印象』という太い一本の枝があって、2番目以降にそのゲームにしかない消費者ウケする様々な要素といったたくさんの枝があるからこそ…
大乱闘スマッシュブラザーズ、ストリートファイター、鉄拳、KOF…名立たる名作たちも世界的に売れていったのです。
今回はモータルコンバットのすごいところと注目してほしいポイントをご紹介していきましょう!
①DLCで追加されるゲストキャラが超豪華!
モータルコンバットはとにかくグロいと来て、次にみなさんの頭の中に出てくるイメージ。
それが…
ゲストで参戦するキャラクターがとにかく豪華すぎる!
Twitterやブログを見ているとこれを話題にされる方がかなり多いです。
2011年発売『モータルコンバット(2011)』では「GOD OF WAR」からクレイトス、「エルム街の悪夢」からフレディ・クルーガーが参戦。
2015年発売『モータルコンバットX』では「13日の金曜日」からジェイソン、「プレデター」からプレデター、「悪魔のいけにえ」からレザーフェイス、「エイリアン」からエイリアンが参戦。
2019年発売『モータルコンバット11』では『ターミネーター』からT-800、『バットマン』からジョーカー、『スポーン』からスポーン、『ロボコップ』からロボコップ、『ランボー』からランボーが参戦。
このように、ゲームや映画の枠を越えて日本では聞き馴染みのあるものから少しマニアックなものまで海外では有名なキャラクターたちがこれまで参戦してきました。
枠を越えるといった面で日本では…
『グロい大乱闘スマッシュブラザーズ』
と、例えられる方が多々。
しかし、これがきっかけで購入に至り、初めて触れる方も少なくありません。
ゲストキャラクターはユーザーを呼び込むうえで非常に大きな存在であり、モータルコンバットの世界を知ってもらうための『鍵』のような役割を果たしてくれているのです。
今後の作品では一体どういったキャラクターが参戦するのか…
プレイヤーたちにとって楽しみの一つとなっています ♪
②現実味がスゴすぎる超長編ストーリー
相手を殴り倒して勝ち負けを決めるだけが格闘ゲームではありません。
闘うだけならキャラクターたちにわざわざ個性や歴史を設定するなんて必要ありませんし、こういった要素がないと普通は飽きて面白くなくなるでしょう?
今後何十年と紡がれ、格闘ゲームを作り続けるうえでの柱となる存在…
『ストーリーモード』
最近のモータルコンバットは、このストーリーモードの作り込みが他と引けを取らないレベルでとにかくすごい。
内容良し、迫力満点、ボリューム満点、文句のつけようがない素晴らしい作品だった、早く続きが観てみたい。
多くのユーザーがまずこういった感想を持つと思いますが、少々ありきたりな感じがしますね…
これだけを聞くと他の格闘ゲームユーザーたちは「ストリートファイターだってすごい!」「鉄拳だってすごい!」と、口を揃えて同じようなことを言うと思うので、僕が思うモータルコンバットの他と決定的に違う点をあげましょう。
それは…『現実味を感じる超高グラフィック』です。
プレイステーション4が発売されてから、どのゲームもプレイステーション3の時より遥かに高いグラフィックでの開発が実現でき、よりユーザーのゲームへの没入感が増してきたでしょう。
モータルコンバットは元々実写を取り込んで作られたり、CGになっても顔のパーツ等が現実の人間と近い形でデザインされてきました。
大きく変化を遂げたのが2015年発売の『モータルコンバットX』。
これまでの作品に比べ、より現実の人間の形状と質感に近づき、それに合わせて世界観もより現実味を帯びるようになりました。
最新作『モータルコンバット11』のストーリーは第1部と第2部(アフターマス)を合わせて、ムービーだけで約5時間30分あります(笑)
上記に載せているのは第1部なので、第2部(アフターマス)が気になった方はぜひYouTubeにて検索してご覧ください。
ストーリーをご覧になって、ぜひ他の格闘ゲームとの違いと感動を味わっていただきたい ♪
続きはまた次回 ♪
中編に続きます。
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