各グループリーグ整理（E~H）

こんにちは。前回に引き続きグループEからグループHまでの現状を整理していきたいと思います。よろしくお願いします。

＊パソコンでの閲覧を推奨します。

グループE
日本がドイツに勝利した余韻がまだ完全に抜けきっていない方もいらっしゃ

るのではないでしょうか。この組はスペインとドイツが日本とコスタリカに

勝利して予選突破するものと思われていました。しかし、日本がドイツに勝

利したことでその目論見は完全に崩れました。ドイツは第2戦のスペイン戦

で勝利しないと予選敗退の恐れがあります。対してスペインはナバス擁する

コスタリカに7発快勝しました。ロドリをCBで起用し、90分間ハーフコート

ゲームのようになっていました。ファイナルサードではガビが躍動し、早速

ゴールを決めました。ブスケツをはじめとする主力選手を休ませることが出

来たため、良い状態でドイツ戦に臨むことが出来ます。日本代表は次にコス

タリカ代表と対戦します。この試合に勝つと勝ち点は6となり、予選突破の

可能性がかなり高くなってきます。ドイツ対スペイン、日本対コスタリカは

激戦必至です。

グループF
前回ベスト4に入ったベルギーはクルトワがPKを止めたため、1－0でカナダ

に辛勝しました。黄金世代と呼ばれる面々は揃っていますが、保守的な考え

を持つマルティネス監督の手腕には少し疑問がわきます。不調のアザールに

変えてブライトンで輝くトロサールを使うべきという声は多いです。前回躍

進したクロアチアは初戦でモロッコと引き分けました。人員的にはベルギー

とクロアチアが抜けていますが、組織力ではモロッコとカナダもそう劣って

いないため、予選突破の争いは最終戦までもつれそうです。

グループG
王者ブラジルが貫録のパフォーマンスを見せてセルビアに勝利しました。ス

イスもエンボロのゴールでカメルーンを下し、優位に予選突破争いを進めて

います。ただ、この組は他の組よりも実力が拮抗しているため、上位2国が

どの国になるのか予想が非常に難しいです。第2戦で勝ち点がまだ0のセルビ

アとカメルーンが対戦します。勝った方は突破の可能性を残し、負けた方は

敗退が決定します。ブラジルは首位通過のためにスイスに勝つ必要がありま

す。どちらのカードにしても各国の命運を握る試合となるため非常に注目で

す。

グループH
ピッチ外の話題で持ちきりのクリスティアーノロナウド擁するポルトガルは

ガーナに勝利しました。対して南米のウルグアイは韓国と引き分けました。

前線のタレントが豊富なポルトガルは守備でも安定感を見せてしっかり勝ち

きった印象です。韓国ウルグアイ戦がドローに終わったことにより、ガーナ

にもまだまだ予選突破のチャンスがあります。第2戦では首位争いの試合と

なるであろうウルグアイとポルトガルの試合が行われます。両国ともにビッ

ククラブでプレーする選手を数多く揃えており、個人能力に明確な差はあり

ません。この試合の勝敗を分けるのは監督の手腕にかかっています。