行動特性を見える化するアセスメント「ビノベーション®️レポート」を提供しています
行動特性アセスメント「ビノベーション®️レポート」の提供をスタートしました。
8月から少しずつはじめ、これまでコーチングクライアント様には
・コーチングを受けながら行動特性をアセスメントで自分を理解する
・行動特性アセスメント受けたうえで、コーチングをスタートする
という方法で活用いただいています。
結果、自己理解&自己受容が進み、新たな行動選択の決定を助ける効果があると確信を持てたので、もっと多くの方に活用いただくべくご提供します。
行動特性を客観的に理解するメリット
行動特性とは「外部から客観的に観察できる”動き”や”反応”の背景にある性質や特質」のこと。
つまり、実際の行動や反応から推測される「あの人ってこうだよね」「自分ってこういう人間だ」の根拠となる心理的特質が現れた行動のこと、です。
このアセスメントでは、あなたが自然にそして無意識にやっている言動の偏り、モチベーションとストレスの特性、そしてそれが他者にどう見えるのか、を見える化します。
これを客観的に理解することは、自分の行動を意識的にマネージするための羅針盤を手に入れること。自己理解を助ける一つのツールであり、目的に合わせて行動を変化させる時の”使える&気をつけるポイント”が見つかります。
ビノベーション®️レポートとは?
私が採用しているビノベーション®️レポートのビノベーション(Bennovation)とは、Behavior(行動)+Innovation(変革)の造語。
”行動変革をサポートするために作られた”アセスメントです。(コーチングにぴったり!)
ビノベーション・レポートは、ブライトンコンサルティング社が開発し、2018年から提供開始。ビジネス、教育、スポーツなど様々な業界で活用され、すでに約10,000名が受検しています。
診断の仕方は、オンラインで、20~30分程度質問に回答していただき、アセスメントを作成する方式。お申し込みごに診断のためのIDを発行します。
アセスメント内では、行動に現れやすい心理特性を14軸28の基要素の組合せで数値化。自己理解と他者評価が同時に見える形になっており、自分が周りに与えている影響も予測できるため、自己理解の促進やセルフマネジメントに有効です。 さらにモチベーション特性とストレス特性を同時に可視化できるのは現在、ビノレポ だけ。
ビノベーション・レポートの内容〜1. 基本要素、2.モチベーション特性、3.ストレス特性 を見える化
ここで、ビノベーション・レポートの基本3種のアセスメントで、実際に出てくる結果をご紹介します。
1.基本要素
このレポートでは、基本特性を14軸28の基要素の組合せで数値化。偏りを可視化します。結果から、
・自分にはどんな行動特性があるか
・どんな偏りがあるか
・それぞれの特性が強み/弱みとしてどう見えるのか
・自分の特性(自然な行動)が他者の目にどう映るか
などを、読み解きます。
2.モチベーション特性
このレポートでは、どんな条件でモチベーションが上がりやすく、上がりにくいか、を数値化。結果から
・モチベーションマネジメントの方法
・上がりやすいモチベーションと、上がりにくいモチベーションの差から、自分のモチベーションの特徴や他者との関わりのポイント
・モチベーションが上がりにくい原因
などを見ていきます。
このように条件によるモチベーションの高低差が見えるすると、モチベーションを上げるために”作るべき環境”や”有効なマインドセット”が見えてきます。
3.ストレス特性
このレポートでは、どんな時にストレスを感じやすいか、感じにくいか、を数値化します。結果から、
・気をつけるべきストレス
・ブレイクスルーに有効な「感じにくいストレス」
・感じやすい〜感じにくいの差から、自分のストレスの特徴や他者との関わりのポイント
などを紐解きます。
現在、様々なところで問題になっている「ハラスメント」の多くは、
自分の良かれが他者に通じないこと(自分の常識≠他人の常識)
から発生している場合があります。
ビノベーションレポートのモチベーション特性や、ストレス特性の可視化は、ハラスメント発生の危険性を回避することにも使えます。
(ちなみにこちらで使っている図は私のビノレポ 結果です)
ビノベーション・レポート(略して「ビノレポ」) の特徴
(1) 基本・モチベ・ストレスの3種の特性が同時に測れるのはビノレポ だけ
基本要素、モチベーション特性、ストレス特性の3つを同時に見ることで、自分の基本的特性や、注力できること、気をつけたほうがいいことが見えてきます。
行動を阻むものと後押しするものがわかるため、今”くすぶり”と感じているものの背景や、それに対する対応策を考える指針になります。
そして、モチベーションとストレスに関するデータが同時に測れるのは、現在のアセスメントではビノレポ だけ(ブライトンコンサルティング社調べ)、とのこと。
(2 )ビノベーターによるフィードバック付き
ビノレポ はアセスメントの結果をお渡しして終わるアセスメントではありません。
「タイプ分け」や「適性判断」「強みの断定」は行わないアセスメントだからこそ、複雑なデータを複雑なまま読み込む必要がある。そのため、ビノベーション・レポートを読み込める人材(ビノベーター)によるフィードバック(60分)を必ず行います。
フィードバックではビノベーションレポートの、読み方、活用の仕方をお話しし、上で書いたような読み解きも一緒に行っていきます。ビノレポ は、その人の自然な行動、無意識の心理特性を理解したうえで、どのようにコミュニケーションや、自己実現に向かうのか、を見えていくためのツールです。
私はビノベーターを養成するシニアビノベーターとして、ビノレポのフィードバックを行なっています。
(3) 資質を見える化した活用の自由度が高い
また、ビノレポ は能力ではなく、資質を表現したレポートであり、
優劣を表現しないアセスメントです。
ありのままの行動特性がわかるため、活用の自由度が高く、受験者の適性や特性の活用を考えるための客観的な情報を得られます。
(4)公平に活用するアセスメント。情報の非対称性は作らない!
そして情報の共有を推奨していることもポイント。
従来、組織で使われてきたアセスメントは、能力測定のためのものや、現状の把握(ストレスチェックなど)、人事・採用担当やマネージメント層のみが被験者を理解するもの、である場合が多いように思います。
しかし、ビノレポ は情報の非対称性を生むことを推奨していません。
それは、チーム全体がチームのこと、そして個人同士が自分自身とお互いのこと、を理解しその関係性をよりよくしていくために、それぞれが主体性を持って関わるためのアセスメントだからです。
(5) 変化を見ることもできる
また、ビノレポの結果は、環境(職務・働き方・日常的な経験、関わる人たち)の変化やそれによる自分自身の変化が反映されるため、結果は変化します(変わりやすい特性と、変わりにくい特性もあります)。
そのため、定点観測や経年変化にもお役立ていただけます。
(6)1対1の関係性、チームの特性も見える
さらに、個人が受けた結果を比較することで、1対1の関係性やチームの特性を見ることができるのが『1on1レポート』や『チームビノグラム』 (こちらは基本3種を受けた上で追加できるオプションです)。
一個人が意識的に行動を変えようとする時、その周りのメンバーが同じ指標を持って関係性やコミュニケーションを良くしようとしてるか否かで、結果やスピードに大きな差が生まれます。
組織変革がテーマの場合や、組織の複数名で活用するときは、ぜひ『チームビノグラム』をご活用ください(オススメです!)
上の(3)のルールに従って、ビノレポ の結果を互いに情報を共有することで、より良い関係性を創造するための建設的な議論のプラットフォームとして機能します。
さらに「相手が自分を知っている」「自然にはわかりにくい自分の特性までが客観的に表現されいる」ことで心理的安全性の拠り所としての機能も。
チームビノグラムでは、自分の部署や経営メンバーは、どんなチームなのか、どんな特性があって、どんなことに向いているのか、逆にこのチームではカバーしきれないのはどんな領域か、どんな助け合いや声がけが有効なのか、などを見える化します。
ビノレポ を受けた方達の声
現在は、コーチングのクライアントさんをメインにこのアセスメントを提供しているのですが評判はとても高く、自分に真摯に向き合ってきた方達だからこそ感じる、客観的データでの再発見や感動もあるようです。
コーチングのなかで、ビノレポ は思考や行動の癖の発見、新たな行動の検討に使い、それを後押しするツールとして機能しています。
またビノレポ を受けた上で、コーチングに入ると、
客観的データから、現状に新たな発見や気づきを得て、そこから自己/他己理解がスタートするので、取り組みたい目標や課題が明確化しやすく、効果的にコーチングをスタートすることができます。
この「行動特性アセスメントコーチング(仮)」は、経営チームや部署、同じ役職などチームでの導入に、特におすすめです。
経営層、リーダーや対人支援者が自分自身を知る価値は大きい
経営陣はもちろん、リーダーや対人支援に従事者は、様々な状況や人々と向き合います。
だからこそ、そういった人たちが、自分自身を知ることは、とても重要な任務の一つだと私は考えます。
ビノレポ を使うと、
・自分が自然に何に共感しやすいか、しにくいか
・自分が自然に理解するものと、意識的にしないと難しいもの
・考えずにできる声がけと、意識的に取り組むべき声がけ
という自分自身が自然にもっている偏りが見える化されます。
これを理解することは、自分自身で取り組む範囲を絞る/広げるの選択を可能にします。
また、どの部分を開拓する必要があるのか、という検討も助けます。
「自分を知り、受け入れる」絶え間ない探求と努力は、リーダー層や対人支援者が、包容力を高め、より効果的に人とか関わるための大切な地ならし。
自分がもつ偏り(個性)を客観的に知り、受け入れることで、より可能性の解放に向かって欲しいです。
是非、目標の明確化、新たな行動の選択肢の発見に客観的アセスメントをご活用ください。
ビノベーションレポートとコーチングを組み合わせた「オブザベーショナルコーチング」を提供しています。
オブザベーショナルコーチング・エントリープランのご提供を、21年7月26日から開始しました。