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物流関連ニュース(6月19日): 「Hacobu、新機能でドライバー稼働時間を可視化」「センコー/JDSCと共同開発のAIオペレーションシステムを導入」他

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

Hacobu、新機能でドライバー稼働時間を可視化…物流2024年問題 - レスポンス

Hacobuは6月18日、動態管理サービス「MOVO Fleet」に、トラックドライバーの稼働時間を可視化および分析する新機能を追加したと発表した。これは、2024年4月1日から施行された時間外労働の960時間上限規制と「改善基準告示」に対応するためである。この新機能により、運行管理者は各ドライバーの拘束時間や運転時間をリアルタイムで把握し、効率的な運行管理が可能となる。なお、追加料金は発生しない。

JA全農、バレイショでんぷん10月値上げ 物流網・生産安定へ - 食の情報源

JA全農は、バレイショでんぷんの販売価格を10月納品分から8%引き上げることを発表した。これは、物流業界の環境変化に対応し、安定した物流網の確保と原料バレイショの生産振興を図るためである。バラ輸送からパレット輸送への切り替えも進めており、安定供給を目指している。

ビーイングHD/富山に物流センター新設、投資額6.3億円 - LNEWS

ビーイングホールディングスは、富山県富山市に新たな物流センター「富山SCMセンター」を建設することを決定した。このセンターは、北陸エリアでの常温および冷蔵食品の物流業務を合理化することを目的としており、総投資額は6億2900万円である。建設は2024年9月に開始され、2025年4月に稼働する予定である。

エスアイビー/流山倉庫にROMSの高速立体型ピース仕分け機導入 - LNEWS

エスアイビーは、流山倉庫に高速立体型ピース仕分け機「ナノ・ソーター」を導入した。この機械は、1時間に700ピースを仕分ける能力を持ち、効率化・省力化を図る。設置面積が小さく、天高を有効活用するため、作業スペースを気にせず大量の仕分けが可能である。エスアイビーは、物流業務の自動化ソリューション活用を進め、中小物流企業との協力を強化することを目指している。

センコー/JDSCと共同開発のAIオペレーションシステムを3拠点で導入 - LNEWS

センコーは、JDSCと共同で開発したAIオペレーションシステム「SAIFOMW」を3拠点で導入する。このシステムは、スタッフの工数算出、適正配置、作業進捗管理を自動化し、ローコストオペレーションを実現する。今後、全国の物流センターに展開し、DX革命のスタートと位置付けている。AIとデータサイエンスを活用し、物流業務の効率化と持続可能性の向上を目指す。

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