3月29日: 物流関連の注目ニュース
BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。
アスクル/10.4万m2の大規模物流センターを埼玉県上尾市に竣工
アスクルは、埼玉県上尾市に新たな大規模物流センター「ASKUL関東DC」が3月31日に竣工すると発表した。この施設は「GLP上尾」に位置し、2025年6月の稼働開始を目指す。関東から東北エリアまでを網羅する立地にあり、事業所向けEC「ASKUL」と一般消費者向けEC「LOHACO」の物流を担う。中期経営計画において重要なミッションを担う東日本の大規模物流センターとして、ロングテール商品の在庫集約による配送効率化と環境負荷低減を図る。
物流2024年問題迫るなか「東京物流ビズ」プロジェクト発表 置き配バッグや宅配ボックス普及支援で再配達削減 物流 ...
東京都は、人手不足による物流の停滞が懸念される「2024年問題」に対応するため、「東京物流ビズ」プロジェクトを発表した。このプロジェクトでは、再配達削減を目的とした「置き配バッグ」の無料配布や宅配ボックスの普及支援、助成金の提供を行い、物流効率化を図る。トラックドライバーの時間外労働上限規制に伴い、都はプロジェクトの周知と実施を進める。
東急不動産/埼玉県白岡市で5.7万m2の物流施設竣工 - LNEWS
東急不動産は、埼玉県白岡市で物流施設「LOGI’Q白岡II」を2024年3月26日に竣工した。この施設は、東北自動車道「久喜IC」から3.3km、圏央道「白岡菖蒲IC」から4.1kmの位置にあり、首都圏や関東一円への中広域配送に適している。建物は3階建てで、延床面積は約5万7384m2。1階と2階にはトラックバースが設置されており、テナントのニーズに応じて1フロアまたは2フロアの利用が可能である。施設内には従業員の多様性に対応するための英語表記やピクトサインを用いたサイン、災害時の備えとして防災備蓄庫や非常用発電機、テナント向けの防災倉庫が設置されている。さらに、屋上には太陽光パネルが設置され、施設内の一部電力を自家消費することでテナントの環境経営を支援する。
ラピュタ/リンクアンドモチベーションから資金調達 物流ニュースのLNEWS
ラピュタロボティクスは、経営コンサルティング会社のリンクアンドモチベーションから出資を受け、資金調達を実施した。ラピュタロボティクスは、従業員のモチベーションを事業成長の重要な要素と捉え、組織としてのコアパーパス「マシンとマシンを繋げ、人々の生活を豊かにする」の実現に向けて、柔軟な組織体制の構築や企業文化の浸透施策を行っている。事業の急成長と組織の拡大に伴い、エンジニア中心かつ多国籍な従業員のエンゲージメント向上とマネジメント力の向上が必要と判断し、リンクアンドモチベーションの支援を受けることで、事業と組織のさらなる成長を目指す。
名鉄都市開発/第1弾物流施設を愛知県小牧市で着工 - LNEWS
名鉄都市開発は、愛知県小牧市で物流施設開発事業の第一弾として「MCD-LOGI小牧」を2024年4月1日に着工する。この施設は地上4階建てで延床面積約5万4000m2のマルチテナント型物流施設であり、車両が3階へ直接乗り入れ可能なスロープと1階及び3階にトラックバースを備え、最大4テナントに分割賃貸が可能である。竣工は2025年春を予定している。施設名の「MCD-LOGI」は、名鉄都市開発の頭文字と物流の「LOGI」を組み合わせたもので、地域に根差した施設提供を目指す。計画地は名鉄運輸の小牧支店跡地で、高速道路へのアクセスに優れ、中部圏や名古屋都市圏への地域配送に加えて、関東・関西圏への広域配送にも対応可能な環境に立地している。