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物流関連ニュース(10月8日): 「都内最大の“街づくり型物流施設”「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」が誕生-ドローン実証実験施設も併設、物流業界と地域の課題解決目指す」他
BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。
都内最大の“街づくり型物流施設”「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」が誕生-ドローン実証実験施設も併設、物流業界と地域の課題解決目指す
三井不動産と日鉄興和不動産は、都内最大の物流施設「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」を竣工した。同施設は広大な敷地に加え、ドローン実証実験施設を併設し、物流業界や地域社会の課題解決を目指す。また、災害時には地域住民の緊急避難場所としても機能し、周辺地域の防災拠点としても役立つ設計となっている。施設内には休憩スペースやワークスペースも整備され、働きやすさにも配慮されている。
CRE/神奈川県厚木市に1.44万m2のBTS型物流施設着工
CREは神奈川県厚木市にBTS型物流施設「ロジスクエア厚木南」の建設を開始した。本施設は4階建てで、延べ面積1万4495.53m²の規模を持つ。専用センターとして賃貸契約が完了しており、2025年10月の竣工を目指す。東名高速道路や新東名高速道路などの主要道路に近接し、広域物流拠点として優位性を有する。環境対策としてLED照明や太陽光発電の導入も計画されている。
ESR/伊丹空港至近、2.99万m2のマルチテナント型物流施設竣工
ESRは、兵庫県伊丹市にある「ESR伊丹ディストリビューションセンター」を竣工した。本施設は延床面積2万9999m²のマルチテナント型物流施設で、阪神高速や中国自動車道、大阪国際空港(伊丹)からのアクセスに優れる立地を有している。高床式・低床式のトラックバースを備え、安全性や物流効率を重視した設計が特徴である。また、環境配慮型設備を導入し、持続可能な運営を目指している。最大3テナントの賃貸が可能である。
パンチ工業とミスミが提携、物流インフラ相互活用
パンチ工業はミスミグループと資本業務提携を締結した。これにより、パンチ工業の精密加工技術とミスミのデジタル技術・供給力を相互活用し、金型用部品や自動化装置部品などの金属加工分野全般における成長を図る。パンチ工業は、第三者割当として普通株式300万株をミスミに発行し、同社はその対価としてミスミ株式を取得する予定である。この提携により、両社は物流インフラの効率化と事業拡大を目指す。
一貫パレチゼーション普及へ、業界一丸の覚悟問う
日本パレットレンタル(JPR)の二村篤志社長は、一貫パレチゼーションの普及推進を掲げ、物流業界全体での共同化と効率化の重要性を強調している。JPRは標準型パレットの普及に長年取り組み、今後も物流の共同プラットフォームの運用や競合他社との連携を進めることで、サプライチェーン全体の効率化を目指す。業界全体の覚悟と行動が求められる状況である。