物流関連ニュース(7月4日): 「2024年問題が直撃、物流業の人手不足倒産は過去最高」他

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

TDB／2024年問題が直撃、物流業の人手不足倒産は過去最高 - ＬＮＥＷＳ

TDB／2024年問題が直撃、物流業の人手不足倒産は過去最高

2024年上半期、物流業界の人手不足による倒産が過去最高を記録した。帝国データバンクの調査によれば、倒産件数は182件に達し、前年同期比で大幅に増加している。特に従業員10人未満の小規模事業者が影響を受けやすく、物流業では27件の倒産が発生し、前年のほぼ倍増となった。就業者数は増加しているものの、転職希望者の増加により小規模事業者の経営は厳しい状況にある。

ABCマート／物流費7.29％減の18.29億円 - ＬＮＥＷＳ

ABCマート／物流費7.29％減の18.29億円

ABCマートは、2025年2月期第1四半期決算で物流費が18億2900万円となり、前年同期比7.29％減少したと発表した。荷造運搬費は10億9100万円（0.27％減）、保管費は7億3800万円（16.05％減）である。売上高に占める物流費の割合は前年同期の2.22％から1.90％に減少している。

物流大手が「外国人ドライバー」100人の大量採用！背景にある“深刻な事情”とは？ - ダイヤモンド・オンライン

物流大手が「外国人ドライバー」100人の大量採用！背景にある“深刻な事情”とは？

センコーグループホールディングスは、2032年までに特定技能資格を持つ外国人ドライバーを100人採用する計画を発表した。第一期生の受け入れは2025年4月を予定しており、グループ内の倉庫作業に従事する外国人技能実習生からの採用を基本とする。現在、センコーは約7000人のドライバーを保有しているが、うち約4割が50歳以上で、10年後には定年退職などで約1000人の減少が見込まれているため、安定的な雇用が急務である。

ヤマト運輸／6月の小口貨物取扱実績、宅配便は1.6％増 - ＬＮＥＷＳ

ヤマト運輸／6月の小口貨物取扱実績、宅配便は1.6％増

ヤマト運輸は2024年6月の小口貨物取扱実績を発表し、宅配便（宅急便・宅急便コンパクト・EAZY）は1億5804万4735個で前年比1.6％増加した。一方、ネコポス・クロネコゆうパケットは3426万858個で7.6％減少、クロネコDM便・ゆうメールは967万7726冊で85.8％減少した。物流の需要変動が見られる。

キユーピー／業界一丸となり「持続可能な物流モデル」を目指す - ＬＮＥＷＳ

キユーピー／業界一丸となり「持続可能な物流モデル」を目指す

キユーピーは2024年上期決算説明で、持続可能な物流モデルの推進を発表した。主な取り組みとして、主要原料のグローバル調達、資材のシンプル化、生産拠点の再編、自動化・ロボット化、食品ロスの低減を挙げている。さらに、他社との共同輸配送で積載効率を最大化し、ドライバーの労働環境を改善しつつ、物流費の抑制と配送能力の向上を目指している。