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【メンバーインタビュー③】エンタメで広げる輪―視覚障害分野に築く新しい共感と楽しみ

こんにちは!広報担当のかんたです!
今回はメンバーのかずきに来てもらいました!メンバーインタビュー企画を連続して投稿していますので、まだお読みでない方は是非ご覧ください!



自己紹介

ーーでは自己紹介をお願いします!
情報システム学科にて、情報工学と教職を専攻しています。これまでに、高校生の探求イベントの運営や、海外でのインクルーシブ教育のリサーチ活動などを行ってきました。趣味では、声楽やブラインドサッカーを行っています。得意分野は、インクルーシブ教育や国際系、情報アクセシビリティです。 現在はグラマ販売に関する担当をしていて、視覚の状態にかかわらず楽しむことのできるボードゲームを全国に広めていきたいと考えています。


ビーラインドに入ったきっかけ

ーービーラインドに入ったきっかけはなんですか?
以前は、教育系のプラットフォームを作りたいという目標がありました。そこで、代表の浅見とお話させて頂く機会があり、視覚障害者を取り巻く環境や、それをどう変えていくのかについて早朝のスターバックスで語り合いました。おそらく店内で一番騒がしかったと思います(笑)。 私自身も視覚障害当事者であり、晴眼者を巻き込んだ大きな波を作っていきたいという思いに共感し、「エンタメ」というキーワードで活動を行っているビーラインドにて共に活動させていただくこととなりました。

モニター部分のない、自作のキーボードのみのPCを一輝が使っている様子
ビーラインドメンバーが驚いた、全盲だからこそ取り外せるPCモニター。
キーボードだけでPCが完結します。

プロジェクトで印象的だった瞬間

ーー活動で印象的だった瞬間はありますか?
まだ入って間もないためまだまだ学んでいる途中ですが、「見」ということに本気で向き合ってプロジェクトを行っているメンバーとの関わりは、とても印象的で刺激的な時間です。

ーー今後のかずきの活躍に期待してます!!

活動を通して自分に起きた変化

ーービーラインドで活動する前と後で自分にどのような変化が起きましたか?
エンタメというものの力強さを再認識しました。「共感で終わらない、楽しい共鳴で仲間を増やす」というバリューがある通り、楽しいという感情を活動の中で大切にしていきたいと思います。 現在ビーラインド以外にもさまざまな活動をしているのですがKPIや目標を見ていると、「楽しい」という大切な気持ちが抜け落ちがちになっていました。教育を考えるにしても、楽しいという気持ちを呼び起こしてくれるエンタメはとても力強く大切なものであると思います。

一輝が頭を抱えながら笑っています
新作ボードゲーム「しりとリズム」のプレイ動画撮影中の一輝

好きなVALUE

ビーラインドプロジェクトが掲げるVALUE

ここでビーラインドプロジェクトのVALUEをご紹介します。
① BE LINED - 横並びの目線で、横並びの「楽しい」をつくる
活動に関わるどんな人とも横並びのフラットな関係を築き、視覚の状態を問わず心から一緒に楽しめる体験をつくり続けます。

② BE A TOUGH DREAMER - 理想を語り、堅実な一歩を重ねる
視覚障害を取り巻く「当たり前」を変えるのは簡単でないからこそ、目先の結果にとらわれず、目標を下げずに粘り強く努力を重ねます。

③ BE A FUN WAVE - 共感で終わらない、楽しい共鳴で仲間を増やす
活動に対する「共感」だけでなく、自然と仲間になりたくなるような楽しい「共鳴」を増やし、社会を巻き込んで大きなビジョンを実現します。

ビーラインドプロジェクト

ーー好きなVALUEを教えてください!
「BE A TOUGH DREAMER - 理想を語り、堅実な一歩を重ねる」です!
タフというのは、私が最も大切にしたいキーワードです。これまでの活動でも多々壁にぶつかってきました。また、視覚に障害があるがゆえにぶつかってきた壁も数え切れないほどあります。しかし、そんななかでやり切る、やり抜くためには、タフさが重要であると思います。なんとしてもやり切る、理想とは程遠い現実に向き合って堅実に一歩を刻む。このようなタフに向き合うということでこそ、なにかが変えられると革新しています。

今後の目標

ーービーラインドで今後達成したい目標はありますか?
今後は、この楽しいという気持ちを通じて、仲間を増やしていきたいと考えています。視覚障害者と支援者という関係を超えて、仲間といえるようなつながりを、ビーラインドの活動を通して実現させていきたいです。そのためにも、もっと多くの人に認知していただき、もっと多くの人にグラマをはじめとした体験をしてもらえるよう、タフに努力を重ねていきます。

まとめ

かずきの実行力の高さにビーラインドのエンタメからの視点が加わったら鬼に金棒ですね!これからも自身のタフさを発揮し、視覚障害があってもなくても一緒にワクワクできる社会に向けて堅実な一歩を積み上げていきましょう!
(聞き手:上原幹太)

ビーラインドメンバー5人と東北からきた学生一人で集合写真を撮っており、その中に一輝がいます
ビーラインドメンバーと東北からきた学生で交流をしたときの写真

お知らせ

現在、視覚障害者と晴眼者が一緒に楽しめる新作ボードゲームを全国の大学に配るために、クラウドファンディングを行っております!
下記のリンクからご支援、拡散のご協力をしていただけますと幸いです!

各種snsもやっております!
随時最新情報を発信しているので以下のリンクからフォローお願いします!

https://www.instagram.com/blined_project/?hl=ja


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