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どう攻略する?

お久しぶりでございます。
秋田は晩秋、最低気温は一桁となり、シーズンオフに向け、着実に季節は移り変わってきている。

さて、今回はタイトルの通り、あるポイントの写真を基にどう考慮していくか、得られる情報をどう捉えるかということを考えていく。

某流入河川

秋田の11月。天気は晴れ。気温は15度。
無風。流れは緩く、写真左から右へ。水温12度。濁りはややきつめ。今朝の最低気温は8度。水深は1m。ターンオーバー真っ最中。

さて、みなさんはこのポイント、どう攻める?

もちろん答えはないので、好きに考えてもらえたらいいのだが、今回はこの写真と情報から攻め方を考えていきたいと思う。

さて、バスはどこに潜んでいるだろう。

バスの生態を知っている人ならまず、ここがバスが好むであろうポイントと睨むだろう。

赤枠内が怪しいポイント!

これについてはバス釣り経験者であれば異論はないことと思う。
やっぱりバスはこの木陰に身を潜めている個体が多そうだよなってことで、この迫り出した木々のシェードをどう攻めるか。

水面と木々の間は20〜30センチ

多くのバサーはこのオーバーハングの隙間、もしくは手前にルアーを打ち込んで、バスを誘い出したくなることだろう。狙うポイントはここで決まり。

次に何のルアーを投げようか。

徐々に気温が下がり、つられて水温も低下したためにターンオーバーが発生し、活性は著しく下がっていると考えられる。

バスの動きとしてはまだまだ動けるが、活発に泳ぎ回る個体は少なそうな雰囲気。
この写真の場所では身を潜められるところが少なく、捕食チャンスを伺っているバスはオーバーハングの下、シェードにいる可能性は高いと考えられるのではないだろうか。

ということで、自分であればまず、ワームを選択する。ワームはゆっくり、じっくり攻めやすいので、低活性のバスに有効とされているからである。

そして、濁りがあるので強めのアピールができる色、存在感のある色を選択したい。自然に馴染む色よりも白、黒、チャートなどが良いと思う。また、ラメ入りなんかも効果があるかもしれない。

では、ワームはどんな形のものを選べば良いだろう。

自分であればスローに巻いても泳いでくれるシャッドテールを選ぶ。
もしくはスイムジグやチャター。

このオーバーハングは向こうの岸際にずっと連なっており、なるべく一回のキャストでサーチできる範囲を広く取りたいからである。

巻いてくるコースとアピール範囲を示した

オーバーハング手前にキャストして、シェード付近に巻いてアピールすることで、オーバーハングにルアーが絡むリスクを回避すること。巻きの釣りでキャスト回数を軽減し、低活性なバスに余計なプレッシャーを与えないようにできること。日向ギリギリを巻くことで日光の反射を受け、アピール力アップできること。

これらの要素を踏まえ、スローに巻けるラメ入りの黒いシャッドテールワームで、オーバーハング付近を巻いてくることを試してみたいと思う。

これはあくまで一例。

巻きの釣りでなく、オーバーハングの下にガンガン打ちこんでもいいだろう。バッグスライド系で潜り込ませてもいいし、ラバージグで強烈にアピールしても面白い。

また、シャッドテールに反応が無ければ、アピール力を増して、スピナベ。もっとナチュラルなアクションでゆっくり攻めるならストレートワーム。

ワームに反応が悪ければハードルアーと。 

結果と経験を積み重ね、釣れるバスを探していく。

どこかに釣れるバスはいる。

諦めないこと。

そして、挑戦し続けること。

答えのない答え探し。

公式は存在しない。

自分のスタイルを貫け。





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