全盲カメラマンの誕生は、小僧の頃! 2色の人生を映す?とは


顔あたためる夕日 少しずつにやわらかく ひろがる海原
港町はオーレスン-ノルウェー 

   🌅
★ カメラマンな僕おーちゃん……自己紹介のファイナル 
 
ついに! このNOTEのスタート部分。
【エピソード0】自己紹介の最後!!でございます。

 今回は、「カメラマンです」とか 「写心家と書きます」とか言っちゃってる、そんな僕の部分。

 どうやって撮ってる? そもそも、なぜ?撮るのか
どんなこだわりがあるのか。いつからシャッターきってるのか!?

 このあたりをおさえ、さくさくシンプルにいってみよ!!

   👍
★ なんで見えないのに写真とるの?
 
結論!!

 「生きてるぅぅぅ!」って感じがするのだ。
シャッターをきって
 そして、それを【ある人】に見てもらって
感想をもらう。笑い合う。質問される。共感してもらえる。感心される……

 ぜ~んぶ楽しいのだ!!

   😊
 実は、カメラを握るところから 僕ちゃんは、もうすでに楽しいのであります。

 おーちゃん的な言い方をしますと
目=視覚以外の【4つの感覚】で
その場、世の中、周囲に 気持ちを開放すると
いっぱいの表情がみえてくる。

   😊
 聞える音 頬に挨拶…風 気持いー陽光

 頭の中に絵……

鳥の数…… 車のスピード…… 建物圧迫感の大きさ……

笑い声のタイミング…… おおう雲の高さ…… 葉が教える季節の渇き……

 ドラマになる!!

その中に【居る感じ】が強くなっていく
「俺ここに生きてる~」とか、そんな気持ちになって

   😊
 そのシーン そのシチュエーションを
誰か、そう特定の人に見せたくなる。

両親
離れて過ごす友達
不特定多数の子ども達
まだみぬ……恩人、かもしれない。

 そうなの、「○○に このドラマの中にいます!(いました)」と伝えたい気持ちが   

 ……人差し指にこもる!!

   👍
★ 僕は超小僧の時からカメラマン
 よく聞かれるベスト3の1つ♪

「なぜ?見えなくなって、カメラマンをめざしたんですか?」

「よく諦めないで カメラを続けてきましたよね……」

 は~い
違うんです違うのですよねぇ

   😊
 んじゃ! 僕のカメラマン歴 発表いたしま~す!!

 一眼レフという……レンズとか交換しちゃう
レンズを クイックイ 動かしてピントを合わせる

 小学校3年生とか そんなくらいから やってましたv

 カメラは、家にあったんですよ

 今から、40年や50年前って意外と
「父さん 持ってました!」って多かったんじゃないのかなぁ。
 僕の田舎の近所のおっさんは、何人か持ってたぞv

   😊
 いわゆる望遠レンズ 200mmレンズ!!

 今、見ると「え、、!??」ってビビっちゃうほど、でっかいんだけど 
ちなみに、 1987年とかの話だよv

 このレンズ…というかそれを入れているケース
大人の前腕くらいの長さ

 お茶っ葉の缶筒を もうちょっとノッポにしたくらいの長さ
水筒なら…… 1.2Lくらいかなぁ

 そう、そんなサイズの 真っ黒な
絶対に本革じゃない ビニールのw(所々、はがれてたな……)

 その筒ケース!! をニッコニコで 肩にかけて♪

   😊
 当時、身長125cmほど おーちゃん少年は
ある時は、名寄川の河川敷で
ある時は、なまら近所の公園 けっこう高けー 遊具のてっぺんで
 また違う日は、砂利道 奥に続くは 雑種のワンコ

少年おーちゃん=身長125cmに対して割合でっかい 黒ぐろ筒の蓋を

 にっこにっこ open♪

   😊
 しゃがみこむ おーちゃん少年
カメラについてる 50mmレンズと交換!

 ……脇をしめ!! レンズをクイックイクイ クイ カシャ!!!

……カシャ!!  …カシャ!! あっち向いて……カシャ!!

 ただ、
常にフィルムが入っていたわけでは ない♪

お金かかり過ぎちゃうもんね(笑)。

   😊 
 この時、いつも使っていたカメラは親父がいつに買った物か
CANONのAE-1という文字列がキラリしていたカメラv

 メカ好き(僕おーちゃん)には たまんねぇ
かっこいい~ っが 一眼レフカメラにはあった。。

   😊
 そして時代は……高校時代、
学校の開かずの暗室……写真部を復活させ
白黒のフィルム 薬品を使って……ネガ作りから!

 大学時代には、アパートの部屋を暗室にして、
バスタブは、薬品に浸した【すでに画が浮き上がってる印画紙】を洗う場だった。

   😊
 理由はまったくわからないけど
いや、僕の性格なんだな……条件が変わったり、悪くなったら、
「どうしよっかなぁー」 「あらら、どうしましょ♪」って
 失明したから → 止める ≒ 悲しい
とかでは、ぜーんぜんなかったんだ。

 あの事故の治療……入院の自分の病室で
「みんな せっかくだから記念に撮ろうぜぇ!」とカメラ握ってた♪

   😊
 というわけで、

【諦める】 【めざして頑張った】 【不撓不屈】

とは、ご縁のない感じで

僕とカメラとの関係は、意外と長いのである。

   😊
 一眼レフだけに着目すると……
おー!? なんと!! 35年ほども経つではないですか。

1色め=見えている時 14年
2色め=視力いらず 21年

あぁ、あなんとー 見えている時を、越えてたぁぁ!!

   👍
★ 僕の【撮影のこだわり】
 
とにもかくにもですよ、
身体が動けば シャッターは押せちゃいますよね?? はい。

 あと、僕は24歳まで見えていたから
【視覚的】に 画は、絵は頭にうかぶわけです、うん。 

 だから、うまいとか、奇麗とか無視すれば
撮ること自体は 全くむずかしくはないのであります、うん、うん。

   😊
 僕ね、撮影もそうだけど、【ものづくり】って
目が見えるとか 見えないとか関係なく

誰に!??
なぜ?? どう??
見てもらいたい! 共感してもらいたい! ……とどけたいか

 このあたりが 【肝きも】なんじゃないかなっておもうの

   😊
 僕、カメラ、撮影を【料理】に例えることがあるんだけど、まぁ、本当に美味しいかどうかは別として。

食事!! 大切な人に
大事な場面に
笑顔になってもらいたかったら
喜んでもらいたいな♪っておもったら
むちゃんこ気持ち込めて 食材選びや、合わせる飲み物とかとか……

 または、お店をリサーチとか しないかなぁ…… しますですよね??

   😊
 そうそうそうなの、そういうことと同じで
シャッター!!

 【○○に見てもらいたい】 【一人でも喜んでくれる人がいるなら きる】

 見えている頃からシンプルに それだけなのです。 逆に誰も見ないんだったら僕1人でも楽しめちゃう 録音でもいいもんね。

   😊
 目が見えないので、
やっぱり映したい画は、見えている人と違ってはくるわけです。

 いや、僕の場合!として聞いて下さいねv

   😊
 笑い声の種類、進む靴音、揺れる葉っぱの渇き具合、うなずきの大きさ、
不自然な距離感……、豊かな表現の陽光、風のでっかさ、無音の存在感!?……

 見えていた頃には一緒にいる感覚なんてなかったこういう、【名づけられにくい?風景】たち。

   😊
 あいまいだけど、確実に【そこ!】にはあるもの。ドラマを感じてそのいっちばん グッと!! 胸に、心のド真ん中にきた 画!!

   一瞬入魂!  こめる!!

ころがる足音 石畳 歴史深い倉庫……路地
ベルゲン-ノルウェー 世界遺産 ブリッゲン木造倉庫群

 時には、「は~い、どうぞぉ」と ちょと、お土産を渡すように
 
 時には、「ぜひ! 知ってもらいたいんだ、あなたにだけは]」と 想い大きく

   😊
 見えている人がよく僕の後ろで
  「もっと右 いや、もっと右だよ」
みたいな言葉をくれるんだけど……。
  「ほら! いま撮ったらいい! ほら!ほら今!!」
とご丁寧に下さるんだけど……。

 ぜ~~ったいシャッター きりましぇ~~ん♪

   😊
 「納得して静かにしてくれる?」とおもって、
「さんきゅ!」とか フェイク=うそ撮影することはあるけどねv

   😊
 意図せず 教えてもらって? 指示されて?きったシャッター

 「自分の作品だぜぇ!」ておもえないんだよね。

 まぁ、、記録写真としてはOK~ でもでも、作品ではないのだ♪

   😊
 しつこいようだけど(笑)。

 切るのも いためる時間も 入れる調味料も
食材の買い出しも お任せして…… 作るもの すら決めてもらったら

「僕が作ったんだよ♪ どう?どう?美味しい??」とは聞けないだろうし、褒められたら、嬉しいかもしれないけどー
誇らしいvとはならないもんなぁ。 と一緒です

   👍
★ これを!撮っていくのだ
 
『人の表情』は、やっぱり
全盲のカメラマンとして 約20年間 撮ってきて
楽しいし、似合う!?とおもっていて。

 僕、おーちゃんにしか
 また、おーちゃんと居たからこその、
【その人】の表情を 【その人】に見てもらいたい
喜んでもらいたい!!

きらりな笑顔…happy!あふれだす 若いご夫婦 @焼き鳥屋

 このご夫婦の写心
不意打ちで シャッター♪

  「うわぁ これ!これ披露宴で使わせてもらおうよ!?、ね♪」
 
 お2人が喜んでくれた、まさに yeahな写心~

   😊
 現在、海外も含め 本当にいろ~んな所へ行ってる
人! 歴史・文化v  食いもん♪

 これが、僕の旅のテーマ!
シンプルに 胸が躍る キーワードなんだ。

 人々の表情って
その街の今や、歴史が、そうさせていたりするとおもうのね。

   😊
  「さっき食った 娘とのランチは 最高だったんだ!」て オッサン
  「うちのワイフは 誰もが喜ぶ 笑顔がキュートなんだぜ!」と オッサン
  「ここは複数の民族が居て 俺の誇りは、今ここで会ってること」と オッサン
  「な~んにもねぇよ あ、祭だけはすげーから また来いよ!」と オッサン

 数えきれないほどの オッサンと 出会って言葉をかわしてきた

   😊
 歴史、食べ物、、
ぜんぶがその人の【今の表情】に関わっている

 例えば、
笑顔の 後ろに…… 走り舞う 娘さん

キメ顔の奥にずーっと…… 奥さんと手をとり続けてきた街並み

はにかむ、握手ゴッツい手…なのにちょっとかわいい声 奥にワンコ達じゃれ合い

   😊
 やべぇ 旅に出たくなってきちゃった!!

 ものすんげぇ どこかで、「生きてるぅ」感じたくなってきた

 出会ったたくさんの人たちの おかげ様が本当に大きくて
 自信の 自慢の ドラマティックを経験してる

その中の 「これを見せたい!?♪」 胸バクな瞬間
これからも 遭いに行くのだ。。

   👍
★ 本日の{なまらポイント}と次回からは……
 
びっくりしたぁ!? 書きたい事だけ短く書くぞ!て決めたら、
 テクニカル的なことや、詳しいそれぞれの写心の説明とかじゃなくって
 想いと、それと思い出エピソードみたいなのがあふれてしまった(笑)。

 今回の《なまらポイント》は やっぱ

   🦯
<一人でも喜んでくれる人がいるなら きる>

 シャッターをきる時の。 カメラとの付き合い方だね。

 旅へ行く時、僕、相棒が2つあって
もちろん、白杖v
それと、そう! ハート的に カメラ♪

 幼い頃から変わってない シンプルな想い

【○○さんに見てもらいたい】 【一人でも喜んでくれる人がいるなら きる】

 胸いっぱいに わくわくで GO~

   😊
 さて、僕のNOTE ここまでは【自己紹介】たちでした。

 僕の事をまったく知らなかった方は、……どうおもったかな。

 カメラのこの回も、前の回も、書ききれていない部分については、『間話』として、紹介していくよ yeah
 っということで……次回からは
 
いくぞおぉぉ 世界の旅ストーリーへ!!

   ⛴️
 ノルウェーの船上 満天の星空に……オーロラ!?
 スイスの 子どもの頃からの夢 アルプス マッターホルン
 餅をついたり、世界中から集まった 若者とは パリの大学!

「nin-nin♪」 ポーズは忍者……パリの学生たちと

   😊
 地と生きる 強さを風と オランダ、アムステルダム
 子どもの笑い声 クリスマス色が印象強く ドイツ
 ちゃお♪ あちらこちらがラテン!? イタリア
 脚無きダンサー……深夜のヤベェBAR バルセロナ
 不思議すぎて 海峡の意味を体感 アフリカ、モロッコ
 歴史の風と 未来の風 カンボジアの村

   😊
 既に書いた次の→ ノルウェーが、オーロラシャッター!!
が一発目なんだけど……乗り換えのカタール、ドーハ空港で乗り遅れる? 白杖なくしちゃったハプニング!?

お楽しみにしまくって次、本編へいらして下さいませ

   🛤️
 よっしゃ! 自己紹介の終了です。 最後までありがとうございました。

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   😊
 それでは、定番 お別れの言葉は、
北海道弁のバイバイ、またね!という意味で、

     したっけね♪

なんと!? 地元の北北海道 初雪が降ったぁぁ~

     全盲ハッピーマンおーちゃんでした。


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