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過食嘔吐の日々~離婚編~

財産分与問題


家庭裁判所に出頭し、離婚調停にも挑戦しました。

私は当時は、財産分与を希望していました。

財産分与とは、離婚の財産的効果として、一方の者の請求により婚姻中に協力して蓄積した財産を清算するため財産を民法第768条、民法第771条に基づき分与すること。

本当にゼロの状態から夫婦で立ち上げた会社でした。

起業当初は2人しかおらず、外出時や私が用事で会社を休んだとしても、

いつもわたしの携帯に電話転送し、対応していました。

現在に至る管理システムを導入し、構築したのもわたし。

営業以外すべてわたしが対応してきました。

だからこそ、法律で決まっている二分の一の財産分与くらい支払って欲しかったのです。

彼はほとんど役員給与として支払いをせず、会社にお金をプールしていました。

税率が給与として支払うより安いからです。

会社の資産については、判例などで同族会社として認められるケースであれば、財産分与の対象になり得ます。

また、会社の株式については、分与の対象となります。

DVあり、メンヘラあり、夏は朝5時起きで実家の農業のお手伝い・・・

そんな中でそこまで会社を大きくすることに寄与してきたのですから、それくらい払えよって当時は思っていました。

でも、彼は払いたくないの一点張りw

とうとう弁護士までつけて、弁護士から連絡が来るようになりました。

その弁護士がまたマッシュルームみたいな髪型の黒縁眼鏡の超性格の悪い男で・・・

もともと会社の顧問弁護士をやっていた人なのですが、

私がまだ「妻」の立ち位置にいるときはめちゃめちゃヘコヘコしていた人で、

私がこれから「妻」じゃなくなると分かったとたん、すごい態度がひどくなったのです。

本当に人間不信になりました。

人間って本当に汚い生き物なんだと心からそう思ったものです。

精神的にもかなり追い込まれていました。


調停委員

調停委員って何するひとか知ってます?

正式には「家事調停委員」と言うそうです。

各裁判所に最高裁判所から任命された非常勤職員の調停委員があり,2名以上の調停委員が調停を担当することになっています。

離婚調停では,男性1名,女性1名の計2名の調停委員が担当するという取扱いが定着しています。

40歳以上70歳未満
弁護士となる資格を有する人
有用な専門的知識経験を有する人
社会生活の上で豊富な知識経験を有する人
弁護士
税理士
不動産鑑定士等の専門家
元公務員
地域の有力者
民生委員
などが選ばれています。

これ、いつも思うけど・・・

地域の有力者ってなんなんだよw

もっと言えば、

社会生活の上で豊富な知識経験を有する人
の判断基準が曖昧模糊としすぎていてやばい。

要は、

誰でもいいってことでしょ?

ってくらい、本当に調停委員に不信感しかなかったです。

もうね、何言っても、否定されるの。

「本当にそうなんですか?」って話すことを毎回疑われていました。

なんならDVだって信じてはもらえなかった気がします。

泣きながら帰ったのを覚えています。

それもそのはず、

私、当時金髪でした。

離婚を決めてからなぜか、過去を振り払うかのように金髪にしちゃったんですよね。

もう50代60代のおじさんおばさんからしたら、

はしたない子にしか見えなかったのでしょう。

でも、

「調停委員は中立な仲介者です。

申立人の味方の役割も,相手方の味方の役割もありません。」

って書いてあったけど、それは嘘だと思う。

もう50代60代のおじさんおばさんになれば、

生きてきた分の凝り固まった考え方が出来上がっちゃってるから、

公平には見られない、そう確信したのでした。

金髪だからって、きちんと仕事していたし、妻もやっていた。

というかその3日前まで黒髪だった。

やはり、人は見た目が10割だと今なら分かるのですが、

当時の私にはまだ理解できてなかったので、

本当につらかったです。


これから離婚する人へ

見た目は大事です。

調停するなら、金髪はやめましょう。

そんなこんなでわたしの戦いはつづく・・・

もうここまでどん底になると、過食嘔吐が救いの神だったりしました。

もうそれしかはけ口がない、そんな時期でした。

お酒にもおぼれました。

飲んでいなかったらやってられないから。

ズタボロの時期でした。

つづく

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