クレタ島 ハニアでの記憶
たまに思い出したように書いている2006年のギリシャ旅行記。
ハニアの記憶はかなり曖昧。
曖昧なので、覚えていることを書く。
ハニアからアテネ行きの飛行機が飛んでいることと、美しい街だと、イラクリオンで聞いたことが、ハニアに行こうと決めた理由である。
ちなみに現地の人は、ハニャーに近い発音をする。
イラクリオンからハニアまでは高速バスで移動。左手には5月にも関わらず山頂に雪が積もっている。かなり、標高の高い山かもしれない。
バスを降りて旧市街地を散策。トルコ風なのか街の北の海に面したところには要塞の跡地みたいな建物が多数残っている。
昼間から賑わっているカフェ。多分地元の人が多そうな印象。
今だったら確実に入っているが、当時その勇気はなかった。
宿はホテルではなく、もう少し簡易的な宿泊施設だった。
パスポートを預かると受付の男性が言うのでびっくりするが、ここの習慣なのだろう。仕方なく預ける。
友人の話ではギリシャを旅してパスポートを預かることはよくあることなので心配しなくていいらしい。
その日は、深夜遅くまでまでお祭りがあって賑やかだった。私は疲れてシャワーを浴びてベッドでゆっくり。
何の祭りだったのだろう。もう少し行動できたら、ハニアでの旅も面白かったのにと思いつつ。
翌日の朝はたしか日曜日で、讃美歌と教会の鐘の音で目が覚める。ここは、ヨーロッパならでは。
近くのコーヒースタンドで簡単な朝食を済ませる。
外から親切そうな人がいそうな旅行代理店を探す。
アテネ行きのチケットを取ってもらい、私の名前を言うが、日本人の名前は読みにくいらしく、うまく読めない。
言葉はあまり通じないものの、2人で大笑いしてしまい、言葉の通じない不思議な面白さがあった。
空港まではタクシーで。かなり飛ばしてした。アテネまではオリンピック航空の便。
時間があったので、空港に咲いていた薔薇を撮ってのんびり過ごしていた。
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