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非大卒・非正規雇用のアラサーがキャリア迷子から抜け出すまでの話~その②~

その②です。より長いのですが、これを書き終えて公開しようと思ったら原因不明の下書き消し飛び事件が発生しました…。一瞬書くのを投げ出そうかと思いましたが、やはり最後までやり切ろうと思ったので、そんな事を頭の片隅に置きながら読んでもらえたら…私はちょっと報われます…。

ネガティブスパイラルの始まり

年末休暇直前、ゲキサポ延長期間も残り半分を切ってるのに未だ内定は0。現職も繁忙期に入り、焦りや不安でメンタルが不安定になってしまい、理子さんとの面談中にも遂に泣き出してしまいました。その翌日に面接があったのですが心が疲弊して全然話せず、そんな自分に嫌気がさしてまた泣いて…というネガティブスパイラルに嵌まりました。

この頃抱えてた事

・年末前で仕事の量が増えてしんどい

・延長期間が終わりそうなのにまだ決まらない。サポートしてくれてる理子さんにもの凄く申し訳ない

・緊張して、整理した内容が頭から吹き飛ぶ

・自分の言葉で話そうとしても緊張で言葉が詰まり、内容が支離滅裂。

・自分の事を話せないなんて、営業どころか次の会社で人とコミュニケーション取れない…という自己嫌悪に陥る

といった感じで「話し方」で主に悩んでいました。そして「面接で上手く喋らなきゃ!」と強く思い込み、でも面接本番で上手く喋れない自分の事が嫌いでした。

そもそも「面接で上手く話す」とは何ぞや?

私の場合、面接で「こういう内容は話しちゃダメ!」「この質問ってこういう事…?でも逆に質問しちゃダメだよな…」「こういう風に喋らなきゃ!」等の思い込みが強く(後に「〇〇しなければならない病」と命名)話し方に気を取られすぎて、結局内容にまで頭が回りきらない状態でした…。

自己分析の中で、人の目を気にして弱点(失敗)を晒せない、という傾向が強い私は「〇〇しなければならない病」になり易く、長い間この病が私を苦しめる事になります…。

大本命と大挫折

内定が0のままゲキサポの延長期間も終了…。さすがにもう延長は出来なかったので卒業生用コーチングプランで引き続き理子さんにサポートしてもらいます。此方は面談回数が月に2回でチャットは引き続き無制限です。お値段は月額¥15,800(入会当時)

そんな私は年末年始に仕事から離れたお陰で気持ちをリフレッシュし、年始に首都圏の某企業のWeb面接を受け、無事に一次面接通過。

年末の課題だった「話し方」も無事改善できてました。

ちなみにクリアできた理由は…

・話す内容を纏めたノートをひたすら暗記→一言一句暗記すれば「話し方」で悩む必要はない!

・ゆっくり話す→時間稼ぎが出来て覚えた内容を思い出せる。心にもゆとりができる。

そして「東京へ最終選考に行く」という事もあり、かなり気合が入ったのですが結果から言うと不採用。

めちゃくちゃ大本命な企業だった為か、力みすぎてしまい、あれもこれも伝えなきゃ!と思って一方的に話しすぎてしまいました…(〇〇しないといけない病 再発)

面接中に明らかに手応えを感じなかったので、帰りの新幹線で涙腺は既に大崩壊。数日後に結果が出て改めて大号泣。

この企業を大本命にしていたので事前に他の求人には殆ど応募しておらず、その後求人票を見てもどこにも応募したいと思えない状態でした。

この時の私はどん底に突き落とされてましたが、その時理子さんが「今改めてどんな人になりたいか?その為に今何をすべきか気持ちを整理しましょう」と言ってくれました。

この時の私は、とりあえず直ぐにでも現職を辞めたく、仕事を選ばなければどこかには就職ができたかもしれません。それこそ非正規雇用で探せばもっと簡単に現職を辞められました。

でもこの転職活動でキャリアの再スタートをしないと、確実に自分の人生の選択肢が狭まってしまう…。それだけは絶対に嫌だったので営業職での転職活動も絶対に諦めたくありませんでした。

再活動と無気力状態…

先に結論から言ってしまうとこの2月~3月頃はスランプにスランプを重ねた日々でした。諦めたくない!と決心したものの、東京の面接に落ちて以降、志望度高い企業を見つけられませんでした。

しかし、立ち止まってはいられない!という事でそれから1~2週間後、ようやく求人票を見られるようになり、応募しはじめました。

この時期は一旦地元の企業を受けてましたが、今思えば、もっと応募数増やそう!と思って闇雲に自分の軸に合ってない企業の選考を受けていました。なので志望動機が浅くて不採用だったり、途中で選考辞退したりを繰り返し、だんだん「就活」に疲れ果ててしまいました…。

面接の日程調節して、退勤後の面接で社内の人にバレずに化粧を直してスーツと黒のハイヒールを着用して走って時間ギリギリに面接に行ったり、会社に嘘をついて仕事を休んだり早退したり…そんな事に心身をすごく消耗して、あらゆる事に対して考える事を放棄したくなりました。

そして就活に対して無気力になってしまい、スマホゲームしたりドラマ見たり…と現実逃避してサボりがちになってきました…。この頃、一時的に理子さんとのやり取りも減っていました。理子さんにヘルプを求めたかったけど何てヘルプを出していいか分からず、それを考える事すら放棄している状態でした。

そんな中理子さんとの面談に臨みましたが、現実逃避して就活をサボる事への自己嫌悪とか、就活に疲れてしまってる事を吐き出してたら、案の定いっぱい抱え込みすぎてて面談中にまた泣き出してしまう始末…。スタバでオンライン面談してたのですがそんなのお構いなしに涙が止まりませんでした…。

そこでしっかり吐き出して「働くうえで何を大事にするか?」という事を再び理子さんと一緒に振り返り、そこを軸にして仕切り直しを図りました。

ご機嫌にはたらくためには…?

私は「チームワーク」を大事にして働きたかったのです。

アパレル時代にお客様・店舗メンバー・マネージャーさん達と互いに意思疎通が図れたからこそ、私は仕事ができました。

アパレルでは「みんなで頑張ろう!」という雰囲気で連携を取って、お互い相談しやすい環境でした。それが自分にとっての心理的安全になり自発的にどんどん挑戦し、結果仕事を覚えて信頼・成果に繋がっていたと思います。また、人のフォローをしてそれが皆の成功に繋がった時には凄くやりがいも感じました。

アパレル時代の「チームワーク」による具体的な成功体験を振り返った事で自信も戻り、何を重視すべきかが見えてきて無気力状態からも抜け出せました!

コロナ襲来!ピンチもチャンスも到来!

無気力状態から抜け出した頃、段々日本でもコロナ感染が深刻になり始めてきました。

また、就活にも影響が出始めます。実際私が応募した企業でも数社ほど採用自体がなくなった企業がありましたが、元から書類で落ちる数が多く、それで選考に進めなくてもさほど気にしてませんでした(笑)

一方、採用を続けてる企業ではWeb面接が増え、私にとってこの時期は正直チャンスでした。就活に疲れてた原因の一つ、選考を受ける為の「移動」や「準備」にかかるコストが減りました。結果、1日で受けられる選考数を増やす事が出来ました。

私はwantedlyという媒体で求人を見てましたが、掲載している企業では面接の前に「面談」という比較的カジュアルな場を設ける企業が多く、本来はオフィスに足を運ぶ場合が多いのですが、この状況下で「Web面談」対応可能な企業が一気に増えました。

その結果、以前より多くの企業と面談でき、より自分にマッチした企業の選考を受ける事ができました。他県の企業へ足を運び面談・面接を受けるとなると、数を絞る必要がありますがその必要がなくなりました。そして数をこなす事で、苦手だったweb面接への抵抗がなくなり、課題の1つだった緊張も、ある程度軽減されました。

そして現職でもコロナ禍による変化が…。現職はテレワークや休業にもならず私は通常出勤の日々を送ってました。しかしこの状況で当然取引先からの注文数は激減し、繁忙期だった筈の3~4月は閑散としていました…。

日頃の業務でキャパオーバーを起こして更に転職という、パワーをとてつもなく消費する活動をしてましたが、仕事が減って心に余裕ができ、泣く回数も減ったので以前より、元気な状態で就活に臨めるようになりました。

勿論、日頃の理子さんとのトレーニングや、卒業生サークルで4月の行動目標を立て、サークルメンバーと共有するという取り組みをしていた事も大きいのでは、と思います

しかしこの状況を全く不安に思わない訳ではありませんでした。

いくら選考を受け易くなっても内定は0。いつになったら就活が終わるのか…この不況が続き、また1つ年を取ったら転職するタイミングを逃してしまうのでは…?コロナが収まって普段の業務量に戻ったら、転職活動の時間が減ってしまう…そもそもこの状況下で私の様な異業種からの人材を未経験で採用してもらえるのか…?そんな不安がありました。

再再スタートのきっかけ

4月下旬頃にゲキサポ運営から連絡があり、近況報告の為の面談をする事に。面談は理子さんではなくゲキサポ事業責任者の岡千尋さん。今抱えてる不安や、面接が上手くいかない理由とかを話す中で岡さんは「もう一回ゲキサポやってみませんか?」と私に言いました。

このまま長く続けて心身が消耗するのは、かなり負担なので応募数ももっと増やして面接練習に集中し、1か月で内定決めませんか?というお話でした。

金銭的な面で少し迷いましたが(笑)この状況はどうしても変えたい!特にコロナ禍で先の見通しがつかない今だからこそ、キャリアをもう一度立て直したい!という気持ちがより強くなり、理子さんとゲキサポ再再スタート!!最初の2か月+延長1か月+今回1か月のみ受けるので実質ゲキサポ2回分(4か月分)受けたことになります(笑/なので約70万円掛かってます)

流石に次決めないともうこれ以上は金銭的にもメンタル的にも無理!!!という事で焦りと決心と覚悟が入り混じった1か月が再びスタートしました。

ポジティブになろう!!

際再スタートの初回面談で、この1か月は目標を立てて行動しよう!という事になりました。

私が目指す状態は自分に自信がありポジティブな状態でした。私にとってのポジティブな人をイメージしてそれを理子さんと言語化。

5月の行動目標

・自分から行動する

・自分のケアができてる状態にする(心身の健康を保つ)

身体に関しては、毎日運動する事を目標にしました。理子さんとお互いにお勧めのストレッチ動画の紹介や結果報告をし合い、最早キャリアのトレーニングだけではなくなってました(笑)

あとは、心。毎月就活やら仕事やらで泣きまくってメンタルすり減らしていた私。PMSが原因じゃないかと以前から思っていたので、自分のケアをする一環で、病院で薬を処方してもらい毎日欠かさず飲む事を行動目標にしました。

理子さん曰く、毎日続ける事で継続できてる自分を好きになり、元気になれるとの事でしたが、私にとっては効果絶大でした。

運動は…痩せる事は出来ませんでしたが、寝る前のストレッチを1か月間、継続出来たからか「取り組める自分」に対して自信が湧きました。

また、薬の服用を毎日続けた影響か、泣く頻度や落ち込み具合も改善されてきました。恐らく、コロナで仕事が減ったことも影響してると思います…。

この時点での私の課題

・企業研究(どんな業界?どんなサービス?そのサービスのどこに魅力を感じてるの?)をもっとする

・将来のビジョンをより鮮明にし、何故それをやりたいのか?理由付けを細かく落とし込み、志望動機と結びつけられるようにする

実はこの2つ、今まで散々転職活動してたのに全然出来てませんでした…。

今までは過去の事(職歴・経歴)や、目の前の事(自分の話し方・内容暗記)に囚われて面接を受けてました。実際面接で「3年後・5年後どうなってたい?」と聞かれても私自身あまり深く語れてなくて、薄っぺらい内容しか話せてませんでした。

また、1か月間で以前よりも応募数を更に増やしました。「この1か月で絶対決めきるぞ!!」という思いでカジュアル面談の応募含めて50社以上応募しました。

返信のない企業が大半でしたが、それでも面接まで繋がった企業数社の選考を一生懸命受けました。

1人でもやらねば…。

5月が終わり、内定は未だ0。本命企業の最終選考が2社(仮にA社・B社とします)残ってるなか、再びゲキサポの期間が終了してしまいます。

ここで私は一度、ゲキサポも卒業生用のプログラムも更新しない選択を選びました。卒業生用の方は開始日の関係で7月から再び使う事にしましたが一旦、1人で活動することに…。

何故1人を選んだのか…色々な理由がありましたが自分は理子さんに依存してるのではないか?と思ったからです。

これまでずっと理子さんに相談して助けて貰ってましたが、相談する事だけで満足してるんじゃないか?とか、アドバイスを貰ってその通りに面接で答えたり振舞ってるだけになってるのではないか?と思いました。

今までもらったアドバイスを基に自分で考えて、思った事を言ったり行動することが大事なのでは?と思い1人で活動する決意をしました。

この頃、本命企業の選考に落ちてしまった…というタイミングで、1人になった事への不安がめちゃくちゃ膨らみました。残りの2社で決まらなかったらどうしよう…本当に私1人で出来るかな?と、不安を挙げたらキリがありません…。

しかし残りの2社で確実に内定貰わないとこの不安から抜け出せなかったので兎に角行動するしかありませんでした。

「ただ面接を受ける」だけはもう疲れたんだ!

1人になってからの1社目…A社の選考…これも結果は不採用。不採用通知はもう100通以上見てるかもしれません。「総合的に判断して~」「社内で慎重に検討した結果~」という形式的なメールです。

A社は、選考中すごく真摯に私の話を聞いてくれました。会社の志望理由だけでなくこれまでの仕事への思いとか、私がどんな人間なのか…とか色々深い話をしました。選考中に褒めて頂き、手応えもありましたが不採用通知は形式的な文面でした。

採用企業側が、求職者に不採用理由を伝えられない事情は、勿論分かっています。

不採用の理由が「双方の文化・考え方のミスマッチ」なら企業選定の仕方を考え直す必要がありますし「経験・能力が企業の求めるレベルに満たない・または自身に欠点がある」なら、そこを改善する努力をします…。

理由が分かれば前向きに行動したいのに…それすら分からず今後も闇雲に多くの面接を受け続けるのは絶対嫌だ!!と思い、すぐにA社へ連絡を取り、不採用の理由と「不採用の判断をするきっかけとなった私の言動」も問い合わせました。普段もなるべく不採用理由は問い合わせる事にしてますが、今回は特に食い下がって問合せました。

企業と自分の間で、話した内容にすれ違いが起こってなかったか確認する為でした。私はたまに、話の内容にすれ違いを起こす傾向があったので念のため確認したかったのです。

詳細は省きますが、最終的に経営者の方と直々に連絡を取る事になり、泣きながら不採用の理由を問い合わせました(※泣いたのは緊張やこれまでの溜め込んでた感情が駄々洩れてしまった為です)

すると意外にも面接では好評価をして頂けてました(そして恐らくすれ違いは起きてませんでした)

評価点(良い点・懸念点)

・他人に自分の過去とか弱みを話せる事(ゲキサポの話をした為)

・人に寄り添った話し方・聞き方ができる事

・視野が狭い(身近な人に影響されやすい)

・この状況下(コロナ)で、新しい働き方に対応できるかが懸念

自分が面接で評価してもらえてた事、勇気をもって行動を起こしたことは自分の自信になりました。結果はどうあれ「行動出来た自分…めっちゃ頑張ったな」と思い、寧ろこの騒動が無ければ私はまだ転職活動をしてたかもしれません。

選考から内定まで3時間!?

タイトルの通り、無事B社から内定を頂きました。

A社の選考に落ち、ゲキサポも終了し、手持ちの選考企業も殆どない。そんな崖っぷちの更に端に立たされてしまった私は、B社の最終選考を受けに、東京へ向かいました。

この時期に東京に行く…という事で衛生面にめちゃくちゃ気を張りながらも新幹線の中で、今までのゲキサポでのシートや自分のノート、会社のHPを何度も読み込んで面接に臨みました。

面接は良い意味で雑談っぽくなり、面接官とも会話の波長も合うな…という感想でした。また、担当の方が「ポジティブな人と働きたい」と面接中に仰ってたので自分の将来のビジョンや、やりたい事を話す際に、ポジティブさが伝わるように言葉を選びながら話しました。そして「最後に何か意気込みある?」と聞かれたので「いっそ東京じゃなくて場所に拘らないので兎に角御社で働きたいです!」と伝えてきました。勿論、ちゃんとその理由もお伝えしてきました。面接は2時間くらいかかりました。

そして帰宅途中にB社からメールが届きました。面接直後に送ったお礼メールの返信かと思いましたが、中身はなんと内定連絡!!

「やっと……終わった……」メールを見たのが公共の場でなければ膝から崩れ落ちたい気分…(笑)

しかし選考終了からわずか3時間!!それ大丈夫なの?3時間後に誤りでしたとか送られてこない!?書類の手続きとかちゃんと出来る?と、不審に思ってしまい、内定承諾書などの正式な書類手続きを進めるまではこの事実を自分の胸の中にだけしまっておきました…。

そして約1週間後、内定承諾書を記入して漸く周囲に公表する事に。1番最初に公表するのは家族・職場・友人ではなく、ずっと私をサポートしてくれた理子さんです。

slackで理子さんに報告した所、内定貰った本人より喜んでくれてる?という位、泣いて喜んで下さいました。ちなみに泣いてる理子さんをポジウィルの別のスタッフさんが撮影し、私にその写真を送ってくださった所でようやく自分も「ゲキサポやり切って内定貰えたんだ…」と実感が湧き、私も職場のトイレで貰い泣きしました。

5月のゲキサポでがむしゃらに取り組んだこと!

今回A社・B社の面接で自信をもって自分の事を話せた気がします。何故それが出来たのか…?

理由は大きく2つあります。

1つは「自分の将来のビジョン」をプレゼン書1枚に纏めて、視える化したからです

ゲキサポ終了直前に別の企業の書類選考がありました。その企業から応募書類として履歴書とは別で、志望動機を書いた書類を作成する事に…。

要はプレゼン書です。プレゼンと言えばパワポ!ですが、今までの職歴でプレゼンした経験がなければ資料を作った事もない。パワポを使ったのは高校の情報の授業で、自分の趣味についてスライド作って発表したのが最初で最後です…10年ほど前なのでもう時効です…。

しかし営業職になるならプレゼン書ぐらい作れるようにならないと!今練習できるのはラッキーだぞ!と思い、前向きに取り組むことにしました。

資料には将来のビジョンに紐づいた志望動機と、その為にどう行動するか…等を纏めました。

ちなみに今回は、理子さんと内容を共有してアドバイス貰いながらリアルタイムに編集できるように、Googleのスライドシートを使うことにしました。

最初は、どんなデザインにするか?どう書き出すか…?とか悩みすぎて全然進みませんでしたが、構成の仕方や見易いデザイン等を理子さんにアドバイス頂きながら作成しました。何度も修正を重ねる中で、プレゼン書のデザインが頭に画像として鮮明に焼き付いた結果、頭から内容が消し飛ぶことが無くなり、自信をもって喋ることができました。

もう1つの理由は、自分の声を録音して聞く練習をしたからです。

話し方などを改善する為に、話す内容を録音して客観的に聞くことをしました。

また、このトレーニングで最終的に理子さんへ録音データを送るのですが、良い状態のものを送らねば!と思い何度も何度も録音し続けた結果「内容が口から反射的にでてくるレベル」にまでなりました。

そもそも自分の声を録音して聞くなんて死ぬほど恥ずかしくて抵抗ありましたが、最終的にそれを人様に送らねばならんかったので羞恥心はゴミ箱に丸めて捨てる事にして、半ばヤケクソになって取り組みました。

ここで気づいたことが幾つか…

・声に自信なさそう…(声に張りがない)

・自分の声を聴くのが恥ずかしい→声が好きではない→自分の事好きになれてない

・話すスピードや言葉遣いは問題なし!

といった感じで自分の事を客観的に見る事ができました。改善点もあれば、良い点もあったのでそれは自信に繋がりました。

この2つのトレーニングに1か月間集中して取組めたからこそ、自信をもってハキハキと話す事ができたと考えています

抜け出したもの

無事キャリア迷子から抜け出し、キャリア再形成のスタート地点に立つことができた私は今回、「地元」「家族・友人」への依存からも抜け出すきっかけを作る事ができました。

A社へ泣きながら電話した時に「視野が狭い」と言われて私は地元と、地元にいる人達に依存してるのでは…と考えました。

私は生れてから一度も地元を離れて暮らした事がありません。それに家族仲が良好で「家を出たい」と思った事もなければ両親も「家を出ろ」と強要してきませんでした。普段遊ぶ友人達も大半が地元で実家暮らしの生活なのでそれが当たり前だと思っていました。地元に残り、よく見知った人・環境の中で暮らすことはとても安心できて、楽でした。

でもよく考えたら結婚・出産予定もなければ両親も健康。今の私には「地元に残らなければならない理由」は1つもなかったんです。

地元に拘らずにやりたい事に挑戦するのは寧ろ今しか出来ないのでは…?という考えに至りました。

なのでB社の面接で「場所に拘りません!」と言えたのは心の底から思った事で、一種の覚悟が出来ていました。家族や友人、慣れ親しんだ土地から離れるのは寂しいけど、今の自分は折角見つけた「やりたい事」の為に日々行動し、将来のビジョンを実現する事が最優先だと思い、それを企業側にもお伝えできたからこその結果なのかな…と自分では思います。

実際の採用理由は聞いてないので入社後に聞けたらなあ…と思います。

将来の夢ってなんぞや…?

無事に色々決まり、今は東京へ行く準備をしています。毎日コロナのニュースを見て不安にもなりますが、この状況下で自分が努力した事や、採用してもらった事を誇りに思いながら新しい環境で「将来やりたい事」に取り組んでいきたいと思っています。

そういえば私もずっと勘違いしてましたが「将来の夢」ってその「職業になる事」ではないんだな、と思いました。私の最初の職の場合「調理師になる!」だけだとその職に就いただけで目的達成され、その後辛い事があると目標が無いので頑張れなくなります。実際そんな感じで1社目を辞めました。

ゲキサポ開始前に「やりたい事が無い」と思ってたけど「何かの職業になる」こと前提で考えてたから興味のある職業が殆ど無く、やりたい事が無い…という状態でした。でもゲキサポのトレーニングでちゃんと自分の欲望を外に出した事で「○○して○○な状態を作りたい。その為にまず○○するぞ!」と細かく決めたので今後途中で壁にぶち当たっても違うルートでゴールに行く方法を考える事が出来、自分の軸もぶれにくくなってキャリア迷子に嵌まる事も無くなるのでは…と思います。

働く人を幸せにしたい

他ユーザーさんの感想レポを見てみるとユーザーさんの大半は「ちゃんと大学卒業後、新卒入社して〇年目」って方やハイキャリアな方が多いなと思いました。

なので、今だからこそ正直に書きますが金井さんのゲキサポ紹介面談の時やゲキサポ延長のタイミングで「専門卒で社会人経験もほぼ無いから、35万も払ってゲキサポ受ける資格なんて無いんじゃないか…そんな簡単に人生変わるの?…」と何回か考えたことがあります。

確かに簡単には変わりませんでした(笑)結局延長に延長を重ねて70万程払ってるし…そんな金額に見合う収入の仕事をしてると思えない。

でも学歴職歴だけで人生を変えれない訳でもないんだ…と今回少し思えました。自分を変えるきっかけを作れたのは自分が諦めないで努力した結果だし、そしてこの約9か月間、何度も何度も泣き続け弱音を吐きまくった私を一切見捨てることなくサポートしてくれた理子さんをはじめ、ユーザーさんの幸せを心から願ってくれるポジウィルの方達がいたからその努力が出来たんだ、と思っています。皆さんには感謝してもしきれません。本当に利用してよかったと思います。

そしてこれを読んでくれてる方でもし今、今後のライフ・キャリアプランに悩んでいたり、そもそも何に悩んでるか分からないけどネガティブな感情を一人で抱えているなら、無料相談もあるそうなので、ポジウィルさんに一度お話してみてください。

そんなポジウィルさんとは全く業界が違いますが、私も「働く人を幸せにする」ために8月から、新たな環境で仕事をしていきたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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