2025年1月14日蟹座満月*感情・知性・霊性のバランシングで人間は成長する
1月が半分過ぎようとしていますが、なんて濃い二週間だったでしょう。
日本でもいろいろと起きてはいるでしょうが、海外のインパクトが強すぎて、特にアメリカ、どうなってるねん?!って感じです。
そういえば、大晦日の日本の新月は12ハウスで、水面下でいろいろなことが行われる(話し合われる)という配置でした。
ただ冬至図が、以前のコロナの緊急事態宣言とニュアンスが似ているので、油断はできません。
【高級住宅地を総なめにしたロサンゼルス西南部火災】
X民が、アメリカの1月1日の2件の奇妙な事件に気を取られている時に起きたロサンゼルスの大火災。
私は2025年1月1日が911となっていたので、次に何かあるならジミー・カーター元大統領の葬儀(1月9日=919)じゃないかと思っていました。
最初の火災は、現地時間7日の高級住宅地のパシフィックパリセーズでの山火事の延焼でした。パリセーズ・ファイア (2025) - Wikipedia
1月6日に国立気象局(NWS)が警報を出していたのは、私もXのタイムラインで見ました。
「生命を脅かす」「破壊的な」「広範囲にわたる暴風」が吹くという内容でしたが、夜が明けたら火がボーボーの映像が流れてきてビックリでした。
Wikipediaによると、午前10時30分(太平洋標準時)頃に最初の火災の報告があったそうです。
サンタアナの風(悪魔の風)
秋から冬にかけて、カリフォルニア特有の悪魔の風とも呼ばれる「サンタアナの風」が山から吹きおろし、パシフィック・パリセーズに暖かく乾燥した状態をもたらしたことが、山火事に拍車をかけたそうです。
2024年後半から雨がほとんど降っていなかったため、植生は非常に乾燥して燃えやすくなっていました。
地元の人の投稿では、火災発生から最初の24時間は風速60マイルの強風が吹いており、飛行機を飛ばしての空中消火が出来なかったため、初期段階で火をくい止めることができなかったとのことでした。
ところが、水曜日にはパシフィック・パリセーズ地区の消火用の水を使い果たしてしまったとかで、カナダのケベック州から水陸両用機「スーパースクーパー」が派遣され、海の水を汲んで空中消火に当たっています。
水が足りなくなったのは、サンタイネス貯水池が修理のために閉鎖されていたのが理由と言われています。(写真を見ると水も抜かれています)
State to probe why Pacific Palisades reservoir was offline, empty when firestorm exploded
ロサンゼルスが水不足で危険だと言うことを、トランプ氏は4カ月前に警告していたそうです。
パシフィック・パリセーズ住民の俳優のジェームズ・ウッド氏によると、昨年、保険会社が撤退したため、多くの住民が住宅保険に入っていないということでした。
思い出がすべて灰に……米ロサンゼルスの山火事続く - BBCニュース
米ロサンゼルスで山火事、1000棟以上が焼け死者も 「まるで戦場」と住民 - BBCニュース
火はまだ拡大を続けており、ハリウッドスターが多く住むエリア、ブレントウッド地区に向かっているそうです。
どさくさに紛れて略奪や放火も起きているらしい。
2028年のロス五輪のほかにスマートシティ計画もあるとか・・・・
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下図は、内側の円がロサンゼルスのネイタルチャート(1781年9月4日)、外側の円はトランシット(2025年1月7日)です。
ネイタル太陽とトランシット土星がオポジション、
ネイタル土星とトランシット土星がスクエア、
ネイタル土星はトランシット木星とオポジションでグランドクロスが形成されていました。
またネイタル天王星とトランシット金星もオポジション。
天王星は、トランシットのノード軸とTスクエアになっています。
ノードが絡むと多くの人に影響が出ます。
1月1日にトランシットの火星と冥王星が正確なオポジションになっている時で、火災や爆発が起きやすい大変危険な時でした。(1月21日頃にオポジションを解消)
話題の人*トランプ大統領
さあ、いよいよトランプ氏が大統領に正式に返り咲きます。
14日の満月は、ちょうどトラ氏の土星の上に来ますよ。
MCには天王星がコンジャンクション!なんていうタイミング!
MCに天王星が来ると「肩書」が変わります。
ICには権利を主張するジュノーがコンジャンクション。
「第47代アメリカ合衆国大統領」の肩書になるわけですが、有罪判決を受けた初のアメリカ大統領とも言われちゃってますね。
ネイタル太陽には、トランシットの魚座土星、海王星がスクエアで、落ち着かない感じですね。
普段も双子座生まれらしく、落ち着きが少なく、思ったことをすぐ口に出すタイプですが、さらに落ち着きがない感じになって、言いたい放題。人間関係も。
そういう作戦かもしれませんが(苦笑)
6ハウスを見ると、仕事ぶりは気負いがあってかなり精力的。年齢的にはキツイでしょうが、意欲が疲れを吹き飛ばしています。
就任式までには暗殺事件は起きないでしょう。
トランシット太陽が2ハウスの海王星とスクエアで、お金はたっぷり入るが、たっぷり出ていくような感じです。(イーロンがついているから大丈夫か?)
トランシットのノード軸(トゥルーノード)が12日に魚座天秤座軸に移ったので、人間関係の変化やトランプ氏自身の目的に変化がありそうです。
1月20日の就任式のゲストと、指名された閣僚の顔ぶれに注目ですね。
石ばっちはまた会ってもらえない・・・
火星が最接近
現在、火星が地球にもっとも接近しています。
空にぽっちりとした赤い星を見つけるのは楽しい。
ですが、昔の人は「災いが迫っている」と思ったそうです。
実際のところ、統計があるかわかりませんが災害は起きやすい感じ。
とくに現在は火星は冥王星とオポジションになっているので、凶悪度は増しています。この影響でテロも起きやすくなります。
14日の満月は、月の影に火星が隠れる火星食が起きますが、日本では観測できません。
私のデータでは火星食の日は、銃乱射が多い傾向です。
2025年1月14日満月のエネルギー
この満月の特徴は、満月ラインと火星冥王星のラインがコンジャンクションになります。より危険度が増す感じです。
太陽は山羊座、月は蟹座で向かい合います。
月は蟹座のルーラーなので、今回の満月で強力になっています。
さらに今回は火星がそばにいるので、蟹座の性質である防御に火星の攻撃性が加わり、アクティブの上のアグレッシッブ状態になって「やられる前に、やってやる」寸前の感じ。
先日、日本の大学で女子留学生がハンマーを振り回し、数人の学生に怪我をさせた事件がありましたが、あのエネルギーに似ているでしょう。
ネガティブ思考をキャンセルする簡単な方法
ネガティブになるほうが簡単なので、どうしてもそっちに引っ張られてしまいますが、「おっと!だめだめ」と頭に浮かんだネガティブな考えを打ち消しましょう。
実際に声に出してみるのもいいし、紙に書いてビリビリ破る。
黒板消し(って知らない人いるかな?)をイメージして、おデコのあたりで左右に動かしてみる。(ネガティブ思考を消す)
あるいは、手のひらにネガティブ思考を口からふーっと吐き出すイメージで、それをぎゅーっと丸めてボウリングをするように転がす。
簡単なので(騙されて)やってみてください(笑)
サビアンシンボル
「南方の小さな島の、1人の女性と2人の男性の漂流者」
この3人は家族ではなく仲間。極小の共同体です。
南の島へ漂流した設定なので、理想の生き方を求めて、大きな社会からは逸脱して一番小さな社会を作っています。
映画『Ⅿatrix』のネオとトリニティとモーフィアスのような?イグザイルなのかもしれません。
3の数は創造性。限定された人数で、新しいものを創り出そうとしている試みのようです。漂流者といっても、目的があるのでポジティブです。
女性は情感的な側面を表し、2人の男性はそれぞれに知性と霊性を表しています。
このサビアンは、人間の感情、知性、霊性の調和と統合を意味します。
3人と書かれてはいるけれど、すべてひとりの人間の中にあるものです。
石ばっちが言ったとか言わなかったとかの「大連立」じゃなく(笑)、この3つを誰でも自分の中に持っていて、それらは互いに依存しながら調和し、さらに統合を目指します。
言わば、精神的な錬金術ですね。
星のメッセージは、同じ目的を持った少数の仲間と連携しながら(真の仲間は少ないほうがベスト)、理想の生活を追求していくという意味と、
もうひとつは、ひとりの時間を増やし自分の内観をしながら感情、知性、霊性のバランスを取る(整えていく)ということでしょう。
日本の満月図
日本時間は午前7時26分に満月になります。
太陽は12ハウス山羊座、月は6ハウス蟹座で向かい合います。
山羊-蟹では個人は「仕事とプライベート(家庭)の比重」の課題が出やすいです。
天体が下半分に沈んでいるので、自分自身のことに取り組む2週間でしょう。周囲の人からは見えにくい、内面の変化が起きると思います。
月が6ハウスなので、医療、労働、衣食住のことにも注目が集まりそう。
アセンダントには冥王星がコンジャンクション、アセンダントルーラー天王星はICにコンジャンクション。
軸にトランスサタニアン天体がかかっていると、大地震が起きる配置とみるのですが、アセンダントの冥王星は変容のサイン。
地震に限らず、青天の霹靂的な事柄がしれっと起きそうです。
太陽(政府)が12ハウスに入っているので、政府が何をやっているか国民(月)には見えにくい。または政府が頼りなく見えている。
けれど、はっきりしないので、批判もしにくい(苦笑)
満月の緊張感を天王星と海王星がコンプロマイズして、クレイドルを形成しています。
クレイドルは問題が起きても土壇場で切り抜けられる感じがあるのですが、天王星と海王星は気を許すとアブナイ。
トランプ氏の就任式もあり、ヒヤヒヤではあります。
外交の7ハウスは獅子座、ルーラーの太陽は12ハウスですから、外国(アメリカ)から見て「日本の態度ははっきりしない」と感じられてしまう。
石ばっちが大ボケかまして、ちゃんちゃんで終わるとか?(苦笑)
4ハウスの天王星は恒星アルゴルとコンジャンクション。
対極のMCには小惑星ジュノーがコンジャンクション。ジュノーは権利。
政府の権利といえば、党員の裏金作りじゃない、バラマキじゃない、勝手にトンデモ法案を作る(苦笑)
政府の権利は、法を制定し、施行すること。
太陽が12ハウスにあり、天体が下半分に沈んでいるので、国民が気づかないうちに水面下でいろいろと進んでいるでしょう。
天王星は、12ハウス水星とセキスコードレート。
観念が覆されるイメージです。
天王星は、2018年5月に牡牛座に入ってきました。それ以来、私たちの価値観・観念を次々とひっくり返してきました。シェアとかサブスクとかLGBTとか。
山羊座水星とのハードな角度は、国や社会に対する観念が揺り動かされるようなことが起きるかもしれません。
イーロン・マスク氏が、Xを通してヨーロッパの選挙に干渉していると言われていますが、日本でも(昨年の某県知事の選挙のような)ネットを使った煽動とかありそう。
12ハウス水星は、インターネット交流。
木星は5ハウスに入ろうとしていて、2ハウス金星、土星とスクエアです。
これはいわゆる「貧乏アスペクト」。
レジャーや交際費は抑えめになりそうですね。
5ハウスのルーラー水星は、8ハウスのルーラーでもあり、水星自体は12ハウスにいるのでネットの投資家。
現金ではない資産価値(株や暗号資産のマーケット)が気になるところです。詳しくはわかりません。
2ハウス金星は、6ハウス火星とセスキコードレート。
なんだろう?と考えていたんですが、ひとつは医療費じゃないかな。
インフルエンザの大流行、ひどい感染症が考えられます。学級閉鎖かな。
もうひとつは物価高騰。
6ハウスには穀物生産も関係してきます。
もうひとつは予想したのは、軍事防衛関係でテロ対策でした。
実際にテロが起きる可能性もないとは言えないですが、年末に起きたJALや三菱UFJ銀行で起きたサイバーテロ「DoS攻撃(Denial of Service攻撃)」を防ぐためのシステムに政府が資金投入するとかかなぁ。
よかったら冬至図も参考になさってください。
アストロマップ
オレンジの線は太陽、濃い青は月、ブルーは天王星、赤は火星、黒は冥王星の軌跡です。
念のため1週間ほど、大雪と地震災害にご注意ください。
宮城県~茨城県沖(東日本大震災が起きたあたり)から東京~静岡が気になります。
満月の星読みは以上となります。
最後に
満月が過ぎれば、次の29日新月に向けて月は収縮していきます。
新月までの2週間は、家の片付けや体を絞るのにも良い時です。
お正月休みの間に散らかったままのキッチン回りのお掃除や、増えた体重も落としましょう(笑)
今日はこのへんで。
できるだけリラックスして、満月をお過ごしくださいね。