佐山みはる(michaela)

占星学を愛する元占い師&過去世ヒーラーです。療養のため引きこもっています。 作家活動(…

佐山みはる(michaela)

占星学を愛する元占い師&過去世ヒーラーです。療養のため引きこもっています。 作家活動(詩歌)は佐山みはるの名前でやってます。猫大好き😻

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最近の記事

2024年9月18日月食(魚座満月)*新しい冒険の旅の準備を

早いもので9月も後半に入りましたね。 まだ気温が高くて秋の雰囲気ではないですが、でもかすかに食欲が増してきている気がする(苦笑) さて、18日の満月は月食なので、通常の満月よりも強力です。 今回は部分月食で、次の新月は金環日食。強いエネルギーが続きます。 本来、新月の影響は1カ月、満月の影響は2週間ほどですが、今回は蝕なので影響は半年続きます。 気になる出来事ディディに見る蝕の影響 「3月末の出来事」に書いたショーン "ディディ"・コムズが逮捕されました。 罪状は

    • アナーニ黄金時代の教皇とフィレンツェを追放されたダンテの話

      前の記事でフランス王フィリップ4世のアナーニ事件のことを書いたので、昨年から下書きのままだった「アナーニ」について調べたことをUPします。 ローマの東約60kmに位置するアナーニ(Anagni)は、古くはアナグニア(Anagnia)と呼ばれていました。 ローマ帝国時代には皇帝の避暑地となり、中世にはローマ教皇がしばしば滞在した教皇の街でした。 紀元前のアナーニは、ヘルニキ族Herniciの土地でした。紀元前6世紀ごろに、ヘルニキとエトルリアが経済的・文化的交流があったこと

      • 1303年*フランス国王フィリップ4世とアナーニ事件

        前回の記事でフランスのフィリップ4世について書いたので、忘れないうちに昨年から下書きのままだった記事をUPします。 フィリップ4世(在位:1285年 - 1314年)といえば、テンプル騎士団の弾圧したことが有名ですが、ローマ教皇とも対立したことでも有名です。 どちらかというと、私はそっちのほうに注目していました。 ちなみに「フィリップ」という名前は、カペー朝の第4代国王フィリップ1世(在位:1060年 - 1108年)から受け継がれているのですが、当時は異国風の響きを持つ

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        • 13世紀*エドワード1世のスコットランド征服とジャック・ド・サン・ジョルジュの城

          我ながらいつ終わるのだろう?と思うボルチモア男爵シリーズ(笑)のスコットランド・ステュワート家編に関連したスピン記事です。 イングランド王とスコットランドの城リンリスゴー宮殿の初期の姿は、エドワード1世がスイスから呼び寄せたマスターメイソンのジャック・ド・サン・ジョルジュが建てた要塞城だったそうです。 エドワード1世がジャックを知った経緯はよくわからないですが、ジャックと父親のジョン(ローザンヌ大聖堂の建築家ジャン・コテリールと同一の可能性)は、サヴォィアのピエトロ2世の

        2024年9月18日月食(魚座満月)*新しい冒険の旅の準備を

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        • 星の手紙(2024年)
          36本
        • 雑談と備忘録
          20本
        • イタリア&古代ローマのあれこれ
          21本
        • ヨーロッパの歴史あれこれ
          27本
        • England
          32本
        • Religion
          28本

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          2024年9月の星の動き*大人の階段上る~♪

          早いものでもう1年の四分の三が終わりました。 夏前に「一日が3日の勢いで過ぎていく」と思っていましたが、最近はもっと早いと感じています(苦笑) 歳をとると時の流れを早く感じるようになるといいますが、ほんとに歳のせいか?と思っているのですが、みなさんはいかがですか。 ところでようやく、お騒がせの温泉台風10号サンサンが低気圧に変わりました。はじめにメディアが騒いでいた伊勢湾台風(1959年)のような被害は出なくてよかったです。 伊勢湾台風では死者が4600人以上だったとのこと

          2024年9月の星の動き*大人の階段上る~♪

          5世紀東ローマ帝国の皇帝権と教皇権*聖職者による皇帝の戴冠

          西欧の歴史とキリスト教があまりにも密接なため、皇帝と教皇のパワーバランスを理解しておくことは重要です。 キリスト教会が東方と西方に分かれる前、東ローマ皇帝がコンスタンティノポリス、またはコンスタンティノープルと呼ばれた(現在のイスタンブール)都市に健在していた時代のことを少し書いてみようと思います。 東ローマ皇帝とローマ教皇の力関係東ローマ帝国(ビザンツ帝国)では、帝権が教権に優越すると考えました。つまり教皇より皇帝の意向が優先されていました。 キリスト教を公認したロー

          5世紀東ローマ帝国の皇帝権と教皇権*聖職者による皇帝の戴冠

          2024年8月20日水瓶座の満月*より良い未来を作るという意識を持つこと

          占星術では1カ月に2回満月が起きた場合に、2回目のほうをブルームーンと呼びますが、NASAは今回の満月を「ブルームーンだ」と言っていました。 NASAが言うブルームーンは「Seasonal blue moons」と言う考え方で、ワンシーズンの中で(今回の場合は夏至~秋分まで)通常は3回発生する満月が、4回発生した場合、そのうち3回目をブルームーンとみなしています。 月のサイクルは28日間なので、約3ヶ月のワンシーズンで4回起きることもたまにあります。 今回は、日本時間で①

          2024年8月20日水瓶座の満月*より良い未来を作るという意識を持つこと

          こんなに暑いのにラニーニャの夏じゃなかったラシイニャ

          早いもので8月も後半。 先日、Xのアメリカの気象専門家によるAMOC(Atlantic meridional overturning circulation)についてのポストを見ました。 英語圏では(興味がある人だけと思うが)話題になっているようです。 AMOCは2050年には停止する可能性があると言われていたんですが、時期が早まったという見方をしているポストが多かったです。 CNNもこのような記事を出していました。 大西洋の海洋循環、今世紀半ばにも停止か 「早ければ20

          こんなに暑いのにラニーニャの夏じゃなかったラシイニャ

          双子座16度で火星と木星のコンジャンクション(1942年4月と2024年8月)*変容する世界

          現在、双子座で火星と木星がコンジャンクションしているのですが、日本時間では15日にぴったり同じ度数になり、双子座16度で並びました。 2024年8月14日~15日の火星木星コンジャンクション上述のように双子座16度の場所で、火星と木星のコンジャンクションが起きました。日本は12ハウスでした。 12ハウスは隠し事の部屋ですが、火星木星だと軍人とか外国人テロリストを予想させます。 火星と木星は、10ハウス魚座17度の土星とスクエア。 10ハウスは政府や首相の部屋です。 まさか

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          Paris2024セレモニー観察記と「革命」の足音

          パリ五輪、無事に(とは言えないか?)終わりましたね。 開会式直前にテロが起きたり、選手村にエアコンが無くて暑いとか、メシがマズイとか、トライアスロンの選手がセーヌ川を泳がされて具合が悪くなったとか、審判の質が悪いとか(誤審が多かったらしい)、いろんな批判はありつつも、とにかく終わって関係者は胸をなでおろしているところでしょう。 https://youtu.be/xtlvuPxNKWI?si=KymqmIAk0CW3bQ1h ↑公式のオープニングセレモニービデオ。 レディガ

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          Paris2024セレモニー観察記と「革命」の足音

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          百年戦争より前の百年戦争(プランタジネットVSカペー)

          12世紀に始まったイングランド・プランタジネット朝の開祖であるヘンリー2世(在位:1154年 - 1189年)の父は、フランス貴族のアンジュー伯ジョフロワ5世(ガティネ家)でした。 当時の「アンジュー伯」とは、フランスのアンジュー地方の大領主を意味します。ヘンリー2世は、イングランド王になる前の1151年にアンジュー伯を継承しています。 ヘンリー2世は1150年にはノルマンディー公も継承しています。 これはヘンリー2世の母が、イングランド王・ノルマンディー公ヘンリー1世(

          百年戦争より前の百年戦争(プランタジネットVSカペー)

          2024年8月の星の動き&獅子座の新月*心と感情と自己探求しよう

          狂ったような暑さが続いていますね。 世界情勢も狂ったように、いや、ガザ虐殺を見て見ぬふりしながら「平和の祭典」(オリンピック)って十分狂ってますよね。 前の記事ではイギリスの騒乱について書きましたが、5日にでもイスラエルとイランが本格交戦するんじゃないかということで、各国の大使館が自国民に早くレバノンを離れるように勧告しています。 ~~**◇◆◇**~~**◇◆◇**~~ ~~**◇◆◇**~~**◇◆◇**~~ 数秘72024年8月の数秘は7、一桁にする前は16です

          2024年8月の星の動き&獅子座の新月*心と感情と自己探求しよう

          2024年8月初め*英国の騒乱*大量移民問題

          8月の星の動きを書いていたら、長くなってしまったので分けました。 今日4日は新月ですが、詳しくは次の記事をお待ちください。 上と下は同じ フォローさせていただいている占星術師さんが、「占星術を学ぶ最良の方法は、出来事が起こっているときに学ぶことです」とツイされていました。 「た、た、たしかに」と反省した次第ですが、すぐに忘れてしまう佐山みはるです。 占星術をやっている人は誰でも、「星はウソをつかない」と思っているんじゃないかな。 空の星の配置には、今、起きていることが

          2024年8月初め*英国の騒乱*大量移民問題

          Paris2024開会式セレモニー顛末

          今年の夏はなんて暑いんでしょうねぇ。 外に出れば丸焼きになりそうだし、家にしても蒸し焼きになりそうです。 できれば芳ばしい蒲焼でお願いしたい(笑) 暑いといえば、パリ五輪も暑いですね。 競技はまったく視聴していませんが(ゴメンナサイ苦笑) 寝起きにXで開会式の動画を観てぶっ飛び~でした。 公式動画が非公開に7月26日に行われたセレモニーの全容を知ることはもう出来ないようですね。公式がビデオを削除(非公開)にしてしまったとか。 問題シーンだけカットして他は見せてくれよって思

          Paris2024開会式セレモニー顛末

          9世紀フランス*ヴァイキングのロロと豊かなノルマンディー(Part2)

          今回の記事は、前回の記事に書いたヴァイキングのロロについてです。 私は捏造はしませんが、妄想モードは入っています(笑) ロロについてだいぶ前に調べていました。 彼は9世紀にフランスとイングランドを結ぶ重要な役割を果たしました。 おそらく本人は、全くそんなつもりはなかったでしょうけれど。 ロロについてロロ(Rollo)は、洗礼名ロベール(あるいはRobert)で、彼の子孫と区別するためにロベール1世と数えられることもあります。 ややこしいので、私の記事ではロロで統一しますね

          9世紀フランス*ヴァイキングのロロと豊かなノルマンディー(Part2)

          フリースラント王国と北のヴァイキング&ロロ(Part1)

          以前、フランク王国とヴァイキングの関係を調べていたとき、ヴァイキングには2種類あることに気づきました。 スカンジナヴィア半島を出発し、イングランド、スコットランド、アイルランド、アイスランドへ拡大していった北方ヴァイキング(仮名)と、ヨーロッパの内陸部を侵略し居住地(国)を創ったヴァイキング(ヴァリャーグ)です。 ヴァリャーグについては超長くなるので、ひとまずこの記事ではフランク王国と関わったヴァイキングについて書きます。 備忘録ですが、よかったらお付き合いください。

          フリースラント王国と北のヴァイキング&ロロ(Part1)