The waning moon and the explosion of a huge aquarium.
12月16日に、ドイツ・ベルリンにあるホテル内で高さ14メートルの巨大水槽が破裂する事故がありました。写真を見たらほんとに巨大でびっくりしました。
破裂したのは、ラディソン・ブル(Radisson Blu)ホテルのロビーに設置されている円筒形の水槽で、中心部にシースルーのエレベーターがあり、エレベーターで移動しながら魚を観賞できました。竜宮城みたいですね。
津波のように大量の水が流れ出し、がれきはホテルの外まで流出し、付近の道路も封鎖されたとのことです。
1500匹の魚はほぼ全滅だったそうですが、不幸中の幸いで、時間が早朝だった為、まだ就寝している宿泊客が多く、負傷者が少なくて済んだようです。
写真からもわかるように水槽に面している部屋もあり、ロビーは朝食会場も兼ねていたそうなので、もっと遅い時間だったらと思うとぞっとしますね。
事件性はない、つまり爆破されたのではなく、夜間に急激に気温が下がったことで水槽に亀裂が入ったのが破裂の原因ではと考えられているそうです。素人目にも絶対に館内カメラを設置している場所だと思うので、カメラ映像を解析しているところかもしれません。
事故発生時のホロスコープ
16日は下弦の月の日でした。
そして、月と海王星がオポジションで、射手座太陽とTスクエアを形成していまして、ちょうど事故発生時は、月と海王星がパータイル(同じ度数)22度でした。イリュージョンのようなアスペクトです。
現地のニュース記事に、午前5時43分に非常ベルが鳴ったと書かれていたので、その時間でホロスコープを作ってみました。
人々を表す水星と金星は、太陽よりも下にあり、眠っている人が多かったことを表してもいるように見えます。
巨大水槽は海王星かな?と思い、見ると海王星はICにコンジャンクションしています。月はMCにコンジャンクション。
また、双子座火星と山羊座水星も13度でパータイルで、南ノードを含めるとヨドを形成し、水星はノード軸をコンプロマイズしています。
牡羊座のカイロンとノード軸もパータイルでした。
北ノードのそばには天王星があり、土星とスクエアで、古いものを刷新しようと働いています。
チャートルーラーは冥王星で、蟹座27度のリリスとパータイルでオポジション。魚座最後の木星がコンプロマイズしています。
月と冥王星はトラインです。
水槽の壊れ方を見ると、冥王星パワーが強く働いたように思います。
日本のニュース記事では、午前5時50分になっているので、そちらの時間でも作って見ると、MCICの軸に月と海王星がより近づいていました。
水槽が設置されたのが2003年末だったとのこと。詳細な日付はわかりませんでした。想像ですが、クリスマス休暇に間に合わせるように設置されたのではないかなと思います。
2003年末は19年前になるので、ノード回帰も影響しているように思います。ノード回帰は、人間においても生命の危機のようなことが起きやすいです。
2019年から約2年かけてメンテナンスして、今年6月に再開したそうですが、その時にアクリルガラスを総とっかえしたか、古いままだったか。古いままだったら経年劣化もあるでしょうし、またメンテナンスの間、水が入っていない状態が長く続いた場合、アクリルガラスの性質として破損する可能性があるそうです。
どちらにしても所有者側の責任が問われるでしょうね。
ちなみにラディソン・ブル(Radisson Blu)ホテルは、ラディソンホテルズのチェーンでしたが、2022年6月、ラディソンホテルズは、チョイスホテルズの6億7500万ドル買収に合意し、2022年8月11日よりチョイスホテルの経営になっているようです。