京都旅行 2023.2 実相院
今年の2月、「おひとりからのしずかな京都」を読んだことをきっかけとして、実相院に行ってきました。
宿泊先の大阪を朝の9時頃出発。
阪急、地下鉄、バスと乗り継いで、11時頃に実相院に到着しました。
この時期、訪れる人は少なく、私が滞在していた小一時間ほどの間に来ていた方は、海外の方を含め数名のみでした。
私が訪問した2月下旬、西側にある山水庭園にはまだ雪が残っていました。
東側にある「こころのお庭」は市民参加により作庭されたそうです。
比叡山の山並みを借景としたお庭でした。
ここ実相院は「床みどり」「床もみじ」で有名ですが、床の写真は撮ることは残念ながらできません。かつて無作法な観光客がいたそうで、今は磨き抜かれた床は撮影禁止となっています。
また、檀家を持たない寺院として、お参りによる拝観料を収入源にしてきたそうですが、近年は拝観者数がウイルスの影響によって激減。
貴重な文化的遺産を守るため、クラウドファンディングで広く支援を呼びかけた結果、目標とした1500万円を超える約1900万円の支援を得ることができたそうです。
私が知った時にはとうに締め切りを過ぎていたのですが、今後、同じような取り組みをされるようであれば、支援させていただこうと思っています。
京都1週目の私は、いつものように予定を詰め込んでしまいまして・・・。
また、慣れない一人旅であったこともあってか、なんとなく気が急いてしまって、落ち着いて拝観することができませんでした。
次は、自分の言葉で魅力を伝えることができるよう、ゆったりとした気持ちで再訪したいなあ、と思っています。