京都旅行 2023.2 圓光寺
さて、前回は実相院に行ったことを書きました。今回はその続きです。
実相院からバスを乗り継いで、圓光寺に向かいました。
12時30分頃には、最寄りのバス停に到着。
バス停から圓光寺までは、ゆるい上り坂を歩きます。
庭園の境界を示すために配される留め石は置かず、敢えて未完のままにしているのだそう。
見た人が心の中で完成してもらえれば、との思いでそのようにしているのだそうです。
たしか中門をくぐったところだったと思うのですが、きれいな襖があり、おもわずカメラを手に取り、写真を撮りました。
さらに本堂の中から十牛の庭の冬景色を楽しみました。
写真は2月に訪問した時のものなので、落葉した寂しいかんじの景色に見えるかもしれませんが、それはそれでなかなか趣があり、よいと思いました。
新緑の時期は青もみじが楽しめるそう。今は訪問するには良い時期だと思われます。そして秋には美しい紅葉を楽しむことができます。
HPを見ると、秋の特別拝観時期は予約制になるとのこと。予約開始時期は10月なので、まだまだ先ですがタイミングがあえば予約して、紅葉も楽しみたいと思いました。
水琴窟 ・・・これは「すいきんくつ」と読むそうです。恥ずかしながら読み方も、水琴窟自体も知りませんでした。
空洞の中に水を落下させて音を反響させる仕組みになっているそうです。
HPには「一滴一滴が奏でる澄んだ音色は心地良い余韻を残し、耳にする者の心を癒し、和ませてくれることでしょう」と書いてありました。
それを知っていたら耳を澄ましたのにあ。。。
また訪問して、どんな音が聞こえるのか、耳を傾けたいと思います。
なお、縁が広い盃型の手水鉢を用いた水琴窟はあまり例がないそうで、古くから「圓光寺型」として多くの趣味人に愛されてきたそうです。
ほぼ前提知識なく訪問したのですが、今回この寺院を訪問した中では、この水琴窟が一番印象に残りました。
この後はすぐ近くにある詩仙堂を訪問しました。
続きは次回に書きたいと思います。
今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。