京都旅行 2023.5 青蓮院門跡
前回の続きです。
建仁寺からは徒歩で青蓮院門跡に向かいました。まずは花見小路を通り、八坂神社へ向かいました。
この八坂神社、東山探訪の際には交通の要衝にあたり、必ず訪問する先です。
訪問の度、世の平穏を願うことにしています。
祇園さんでお参りした後、円山公園をかすめ、知恩院の三門前へ。これも東山界隈を散策する際にはお決まりのコースになりつつあります。
昨年、知恩院の宿坊の和順会館に泊まり、朝のお勤めにも参加させていただきました。
今回も心惹かれたのですが、このあとの予定が私にはなかなかハードな行程になるので、立ち寄らずに歩を進めることにしました。
平安神宮方面に向かって神宮道を進みます。
この坂を上ると青蓮院門跡に着きます。
ここには昨年の7月に初拝観して以来2回目の訪問になります。まだまだ京都ビギナーの私ですが、最近は2回目以降となる訪問先がチラホラ出てきました (^^)v
少し補足しますが、ここは1150年の創建。
最澄が比叡山に建てた「青蓮坊」を起こりとし、平安末期より皇室や摂関家が住職を務める門跡寺院となったなったそうです。
ここでは室町時代の作と伝わる池泉回遊式庭園が有名です。主庭の作者は相阿弥と言われています。
また「霧島の庭」は小堀遠州の作と伝えられています。(残念ながら良い写真がなかったので、写真の掲載は控えます。。。)
私の前を歩いていたご夫婦が「遠州らしい庭だね」といっていたのが印象的でした。私がその域に達するにはまだしばらくかかりそうです。
このお寺に行きたいと思ったきっかけは、ガイドブックで、華頂殿にあるこの「蓮のふすま絵」を見たことでした。
このふすま絵は壁画絵師である木村英輝氏の作品です。60面もあるそうなのですが、なんと2か月で完成させたとのことです。
最後に鐘楼で鐘をつかせていただき、このお寺を後にしました。
次に伺う時には、華頂殿でお茶をいただきながらゆっくりとお庭を堪能させていただこうと思います。
今回はここまでです。
お読みいただき誠にありがとうございました。