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「美味しんぼ」再読備忘録2024‐2025「真冬の珍味」‐第六巻「牛肉の力」第4話‐

栗田さんと山岡は、文化部の谷村部長からテレビのクイズ番組に出るように言われる。東日テレビの人気番組「クイズ味で勝負」の新聞社対抗戦に東西新聞社代表として出ろとのこと。当然、拒否する山岡。

しかし、「業務命令だ」と言われ、拒否するなら田畑さんに代わって、妊婦さんと一緒に無痛分娩体操の体験取材に行ってこいと言われ、渋々承諾する山岡。

谷村部長によると各新聞社は食通の出場者を揃えてるらしい。

食べ物の随筆集を出版している尾寺氏
販売部数を競うライバルの帝都新聞から食通で有名な砂川氏と食べ物でうるさいと噂のスポーツ日報の丸羽氏

男女ペアでこの四組で争われるようだ。しかし、

当然やる気のない山岡

出題は続き、ちょっと食に関するちょっと特殊な問題が出る。他の回答者チームは答えられないが、山岡はあっさり回答する。やはり山岡の食に関する知識はずば抜けている。

そして高級食材であるカラスミの問題が出て、丸羽氏が見事正解し、司会者が、カラスミを皆に味見させる。

カラスミ
なんかどっかで見たことある展開に…
山岡の反論
そして…
こうなった…

そう「美味しんぼ」で、有名な「これより美味いものを持ってくる」「では一週間後に…」という展開となる。

そして旬の良い魚を手に入れるとなって山岡が向かうのがいつも三浦半島である。関東地方では良い魚が取れる場所として有名なんだろうか?。

旬のスルメイカ

魚を獲りに行くのに「釣りの天才」栗田さんが釣らなかったのは、はじめてのことである。旬なので誰でも穫れるから栗田さんの腕は必要なかったのだろうか?。

そして旬のスルメイカの肝を塩漬けにして塩辛にし、それをクイズ味で勝負の司会者や他の回答者に披露する。

判定は山岡の勝ち
やはり旬は大事

やはり旬は大事という結論になる。それならばなおさら第二話「味で勝負」のあのアンコウのあん肝は旬の時期でなかったら、駄目だろう?。連載の時期とアンコウの旬の時期が合わなかったという都合だろうが、やはりおかしいと感ずるのである。

やっぱ納得いかんのよね。そして…

そして番組がなくなった…

これもよくわからないのだが、何故この回が放送中止になるのだろうか?一週間待ったから?スケジュールが合わなくなった?野球選手の対抗戦のあとにでも差し替えすればよいではないか?。(つづく)




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