鼓ブリキ

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最近の記事

グレゴール・ザムザなのか、それともグレーゴル・ザムザなのか

ググったら既に検証している方がいらしたので、こちらを読む事をおすすめします。私の記事は読んでもタメになりません。 学生時代、カフカの『変身』に関連した書籍を呼んでふと思った。 「グレーゴルとグレゴール、どっちが正しいんだ?」 当時は病気で休学せざるを得なくなったり興味の対象が他の作家に移ったのもあってそのままになっていた疑問に対しての考察を以下に記す。 1,辞書の表記という事で手元にあった『アクセス独和辞典 第3版』を紐解いてみた。 よってグレーゴアが正解!以上! これ

    • 読書感想文は伝記で書け

      面倒な読書感想文に伝記を選ぶメソッドとその書き方。コンクールで賞を獲りたい人向けではないので注意。これで感想文が書けたらあなたには才能があります。 1,漫画版を選ぶ大体どこの図書館にも漫画伝記シリーズが置いてある。文章だけの本より圧倒的に速く読める。巻末の解説とかは読まなくていい。「◯◯という人の伝記を読みました」と書けば漫画かどうかまでいちいちチェックする教員はまずいない(地域によってはいるかもしれない)。 外国の人物で名前の長い人の伝記を選べば名前で字数を稼ぐ事も出来る

      • もう間違えない『◯◯にいたる病』解説

        普段小説を読まない人の実に9割が『死に至る病』『死刑にいたる病』『殺戮にいたる病』の違いを理解していないという。 というのは嘘で別にそんな統計はない。 死に至る病デンマークの哲学者セーレン・キルケゴールの著書。1849年出版。 後述する2作品のタイトルの元ネタと思われる。 超ざっくり説明すると、死に至る病とは「絶望」であるらしい。(ここでの絶望の定義は大分複雑でありキリスト教的世界観に基づくものなのでこの説明はあまり参考にならない) 死刑にいたる病櫛木理宇による長編小説

        • 『Dredge The Pale Reach』攻略覚え書き

          日本語の情報がなさ過ぎるので書きました。 赤いアイコン:赤い目の状態の時のみイベントが起きる石碑 緑のアイコン:「白い人影」の位置 イッカク 写真家からの依頼。4×4マスにエサとなる魚を置く。 砕氷器・氷の下に 並行して進める事になると思う。中央キャンプ、東の果て、西の果て、南の果て(ここのみ実際に訪れるまで地名の記載がないので注意)でそれぞれ『砕氷器』のパーツと『氷の斧』をサルベージ。東・西の果てはイッカクにエサを用意して進路を塞ぐ氷を破壊してもらう必要あり。 パ

          『リカ』シリーズのリカは何歳なのか ※20230903追記

          五十嵐貴久著の『リカ』がシリーズ化していた事を最近知り、過去編である『リバース』まで読んだ。 そこで「リカって結局何歳なの?」という疑問を追求してみたいと思う。 3作目である『リバース』が時系列的には一番最初らしいので、そこから描写を拾って考察するものとする。 ※4作目『リハーサル』で追加情報があったので修正しました。 ※核心に触れるネタバレはないとは思いますが、『リカ』『リターン』『リバース』を読んでいないと分からない部分があります。未読の方はご注意を。 本文中の

          『リカ』シリーズのリカは何歳なのか ※20230903追記

          『My lovely daughter』攻略メモ

          7月20日までセール中ですってよ。 どうも日本語の攻略サイトがないようなので、英語版wikiをもとにギャラリーを埋める為のメモ的なサムシングを書きました。 ホムンクルス一覧全29種。チュートリアルで「失敗作は作らなくていいな」みたいな事をファウストが言いますが、実は失敗作ちゃんは全部で4種類いるのでコンプリートの為には全員作成する必要があります。全部書いてるとキリがないのでリンク先を参照してください。日本語版と一部名前が変わってるのでご注意。 エンディング 希望 プ

          『My lovely daughter』攻略メモ

          カクヨムで書いた小説を同人誌にする試み

          覚え書きみたいなのでも書こうかと。 ※PCを使った方法です。 必要な物〇威沙(いずな) http://tokimi.sylphid.jp/  皆さんご存知、テキストファイルを縦書きPDFに出力してくれるソフトです。細かい事はここでは省きます。 〇テキストエディター  威沙を使う場合、TNFという独自のファイルをカスタムする必要が出てきます。これはPCにデフォルトで入っているメモ帳では駄目なので、適当なものを別途用意します。私は『TATEditor』を使いました、と

          カクヨムで書いた小説を同人誌にする試み