シキ801 B1を弄る
模型店で販売日を過ぎたあとに在庫があったのでつい買ってしまった。
結構前にマイクロ製のシキはいくつか出ていて、
「うぉ~カッチョイイ~~~ほしいぞ~~~」
なんて思ってましたが中古品もぶっ飛び価格で買う気になれず。
丁度「積荷」も在庫ありということで気がつけば手元に。
買うときに、他の常連の方から「出来いいよ~、弄るところ殆ど無い」
という声でしたが、確かにかなりきれいに仕上がっている。
印刷なんかも細かいところまでしてあって、
梁の「架線注意」等もしっかり印刷してる気合の入れよう。
ここまで気合い入れてるなら、ますます「積荷」を無しにして
分売方式にしたのかが不思議でしょうがないのです。
組み合わせて(今回のシキ+積荷)に+1000円とかでも買うでしょ。
こいつが先程からグチグチ行ってしまっている積荷。
商品名、気になることありませんか…?
シキといい、『B1梁』というワードを多用しています。
そのうち『B2梁』『C梁』も出るかもしれませんね。
(それなら梁のとこだけ出してくれ~)
とりあえず積荷をつけた状態にするべく、説明書通りに
ピンを抜き、梁の下のパーツを変えて…、くっつけます。
積荷こと変圧器の前後に付いている茶色いものは「継ぎ手」とよばれる
変圧器と梁との固定用の部品だそうで、基本的にワンオフでその場限りのスペシャルパーツらしい。すごい。
そして、台車に乗せてあげれば…
でっかいシキの完成。迫力◎の貨車が出てくる。
これが製造工場から全国の変電所へノッシノッシと走る姿は、圧巻。
もちろん、降ろしたあともトレーラーで牽引していくわけだから、
それを引っ張るクルマもすごい。
さて、素組みして終わることもないので弄ります
やることは一つだけ、カプラーの交換です。
純正はアーノルドカプラーなので、とりあえずバラしてポケットがどうなっているか確認
なるほどなるほど、ピンに差し込み、板バネで復元するタイプ
手元で丁度フィットしそうなのは…
有り余ってるEF66ナックルを使用します。
同じようにピンで刺し固定するタイプなので、ほぼ問題なし。
ただ、そのままだと復元機能を持つ板バネが邪魔してカプラーが入らない。
板バネを外して…、バネじゃない、プラバンだ、透明の、プラバンだ。
一瞬「これでいいのか?」とも思ったが、万一紛失しても
似たような厚さと素材でなんとかなる。というのはいいかもしれない。
気になるなら他社の「板バネ」を買ってきて入れ替えてもいい。
ただ、ナックル化しても我が家の機関車の大半はTOMIX製で、
そのままTNカプラーを付けている。
もちろんナックルのままだとまず連結できないし、
無理やりハメ込んでも大抵は自然開放して走行時に事件が起きる。
そこで、TNカプラーを手で表現すると
真上から見たときに「右手の親指」にあたる部分にあるツメを
ナックルカプラーに食い込ませて固定させるための「穴」を開ける。
ちゃんと地上高を揃えたうえでツメの当たりを確認し、
φ0.8のドリルで穴を開ける。貫通しなくてもほどほどでちゃんとツメが入るようになるが、めんどくさいのでだいたい貫通させている。
作業が終わったらちゃんと連結、自然開放しない程度の固定力があるか確認して終了。お疲れ様でした。
次はヨ8000を買ったら続きます。