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秀丸エディタで現在開いているファイルのパスを取得する

新年明けましておめでとうございます。
それでは新年一発目に、しょーもない記事を書いてみたいと思います(ぇ

好きなエディタが自由に使えるとは限らない

開発環境は会社により色々あるかと思いますが、機能安全の観点からか、ツールやバージョンが固定されることがあったりします。
会社によってはダウンロード不可、あらかじめ用意したこのバージョンのものを社内のイントラネットのどこそこに置いておくからそれを使えと。

今時の開発環境であればエディタはVSCodeが多いのかもしれませんが、僕は前述の理由から、サクラエディタを使っています(会社では。家ではVSCodeです)。

サクラエディタを使っていて、時々ファイル名や、ファイルのパスが参照したくなることがあります。不便だと思ってマクロ化したのですが、どうやらいつの間にか?メニューから普通に出来そうだったので、この記事の意味が無くなりました。いきなり書く意味が・・・。

書くの辞めようと思っていたところ、そもそもこのマクロは何で存在したのだっけ?と思い直したところ、前の会社においては秀丸エディタを使っており、秀丸エディタに編集しているファイルパスを開く機能がないからマクロ化したのでした。

この記事では、未だにその機能が実装されていないことを信じつつ(いちおうさらっと確認したけどなさそう)、やったことを書いてみたいと思います。

手順

  1. ファイルパスをクリップボードにコピーするマクロを作る

  2. そのマクロをホットキーに設定する

この秀丸の場合も、サクラエディタのマクロとして作ったときもそんなに難しくありませんでした。

1.ファイルパスをクリップボードにコピーするマクロを作る

setclipboard filename;

終わり。
たったこれだけ。
1行でも書くのが面倒なものは面倒だ、面倒だという方のためにファイルを用意しました。

2.ホットキーに設定する

マクロの登録およびホットキー(ショートカットキー)を設定します。

まず、マクロをマクロの置き場に置きます。
マクロの置き場はどこにあるかというと、メニュー「その他」→「動作環境」を開いて、「環境」の所で確認できます。

メニューから「その他」→「動作環境」を開いたところ

%APPDATA%\Hidemaruo\Hidemaru\Macroといわれても・・・と思うかも知れませんが、エクスプローラにコピーすると、該当するフォルダにジャンプできるみたいです。ジャンプしてファイルを置いたのが以下の画像です。

マクロファイル用のフォルダに作ったファイルを置いた

②マクロの登録
お次にマクロの登録をします。
メニューから「マクロ」→「マクロ登録」を選択します。

メニューから「マクロ」→「マクロ登録」を選択


マクロ登録

今回は、画面上の方の「マクロ1」と書かれているところを選択し、「タイトル」に「今編集しているファイルパスをコピー」と入れて、「ファイル名」にはマクロフォルダに置いてあるファイルはドロップダウンで出てくるので、先ほど置いたファイルを選択しました。

最後に、キーというボタンを押します。

キー割り当て

元々会社では「Ctrlキー+3キー」を押して使っていたので、当時と同じように赤線引いた感じで設定しました。

OKを押して登録完了。マクロ登録のダイアログも同じようにOKを押して終わりです。

動作確認

動作確認してみます。
C:\test\show_float.c
というファイルを開いて試してみます。

show_float.c(なんか知らんけど、むかし勉強会で作ったファイルだろうか)

Ctrl+3キーを押したあと、カーソルを一番下に持っていって、ペーストしてみます。

Ctrl+3を押したあとペースト(貼り付け)してみた

ファイルパスがちゃんと貼り付けられているようですね。成功です。昔を思い出しながら、今回サクッと作ってみましたが、うまくいったようです。

おわりに

とりあえず、新年一発目がこんな何とも言えない記事になってしまいました。「こんなんしっとるわい!」「もっといい方法があるわい!」とかあるかもしれません。

若い子とかの仕事を見てて、「もうちょっと効率良く出来るのにな・・・」とか思っていたので、このようなしょーもないもんでも何かのお役に立てれば幸いです。


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