見出し画像

高校生が初めて事業アイデアを考えるための3つの方法


はじめにーなぜこの記事を書くのか

こんにちは、BLAST! SCHOOL Project Directorの元木と申します。これまで述べ100名以上の起業家精神を持った高校生を輩出してきました。

今日の記事は、「事業アイデアを考えるための3つの方法」です。
正直、記事を書くかどうか迷いました。なぜなら、世の中には、情報は溢れており、すでに質の高い情報もたくさんあるからです。ただ、実際に高校生にその記事をシェアすると、なかなか読んだだけでは本当に理解ができる高校生が少ないことに気づきました。それはそうですよね。ビジネスに触れたことのない高校生にとっては、前提知識がなく、難解な内容なのです。
そこで、この記事を書くことに決めました。
「できるだけ高校生目線で記事を書くことで、きっと理解が進み、世界に向けてアクションできる高校生が増えるのではないか」
そんな想いを大切に、書いていきます。

① 違和感に気づく

まず、高校生の強みとは何か。
それは、高校生ならではの「視点」です。常識がないからこそ見えてくる視点なのです。
社会人経験が多くなると、その業界で当たり前とされていることにどんどん染まっていきます。その知識があるからこそ見える視点ももちろんあるのですが、常識がないからこそユニークな視点を持てると言えるでしょう。
そして、高校生ならではの「視点」があるからこそ、世の中の常識と理想の違いを感じ、「違和感」に気づくことができます。もう少しかっこいい言葉で言うと、「世の中の通説とのズレを見つける」とも言えます。

例えば、このようなことです。

<例>
・弟のたまごアレルギー治療が、数年はかかるし親も管理が大変そうだ
・津波対策の堤防は、もっと景観を損なわずに作れないのだろうか
・衣服のサンプル品って、捨てられちゃうのもったいない

これらはどれも、実際のBLAST生の違和感でした。
彼らはこの違和感から、試行錯誤しながらビジネスアイデアを作っていきました。
違和感は、身の回りに溢れているはず。
ぜひ、身近なことにアンテナを立て違和感を大切にして過ごしてみてください。
これが、アイデアの種になります。種を見つけたら、②に移りましょう。

② 行動してマニアになる

さて、違和感を見つけたら、実際に行動してみましょう。
その時に、「とにかく徹底的に行動する」が大事です。そんなに行動するの?と自分でも突っ込みたくなるくらい、行動してください。

行動の仕方は、大きく3つです。
1)とにかくネットで調べる
2)現地に足を運ぶ
3)プロにインタビューする

それぞれ1本のnoteが書けるくらい大事な行動です。

1は、一次情報(ググってみてください)を意識しながら、調べていきます。ネット、本、SNSなどを駆使して、とにかく調べまくります。

2は、顧客の生の声を集めます。顧客は、消費者のこともあれば、企業のこともあります。これは、時間はかかりますが、あなたにしか知らない一次情報が確実に得られるので効果的。あなたにしかない違和感を、より解像度上げていくことができます。「デザイン思考」とも言われるので、さらに深堀りたい人は調べてみてください。

3は、「プロにインタビューする」です。
プロとは、その分野で実際に何かしらサービス提供している人です。違和感に対して、必ずすでに何かしら行動をしている先人たちがいるはず。その人たちに問い合わせして、実際に話を聞いてみましょう。そうすれば、その分野と顧客の解像度を一気に上げていくことができます。
2と3は、誰かを巻き込まなければいけないので最初はハードルを感じるかもしれません。ただそのハードルを越えることで見える世界がたくさんあります。BLAST生は、企業60社に問い合わせしたり、顧客10人にヒアリングしたりなどは普通に行う行動です。そこまでするんだ、と思うくらい、行動してみてください。

これらを重ねていくことで、その分野の「マニアになる」ことができます。
あなたにしか知らない情報が溜まっていき、だからこそあなたにしか生み出せないアイデアに昇華させていくことができます。
さて、ここまできたら、いよいよ③です。

③ 荒削りで良いと割り切り、磨く

さて、ここまできたら、実際にアイデアを言葉にしてみましょう!
「誰の」「どんな課題/ニーズを」「どのように解決するか」という3点セットで考えてみてください。

この時に大事なのは、とにかく大したことないアイデアでokだということ!それよりも「磨く」ことの方が圧倒的に大事です。
世の中を変えている起業家も、最初は皆そうです。ただ、磨き続けたことによって、世界が変わるほどのインパクトを出しています。
アイデアを考えるところで止まっていると、もったいない。
常にアイデアは進化していくものだと腹を括り、ざんていのアイデアを言葉にして、それをひたすら顧客やプロの社会人にぶつけまくりましょう。
その繰り返しによって、アイデアが磨かれていきます。

失敗していい。むしろ、大胆に失敗してほしい。
ぜひ、アイデアは荒削りでokなので、磨いていきましょう。

いかがでしたでしょうか。少しは参考になりましたでしょうか。
ぜひ、この記事を読んで、「やってみようかな!」と思った方は、一歩踏み出してもらえたら嬉しいです。

そして、さらにしっかり伴走を求めている方は、ぜひBLASTにチャレンジしてみください。半年に1回のペースで募集しています。
熱い思いを持ったあなたへ、応募お待ちしてます!

https://linktr.ee/blastschool

先着10名!2Days BLAST!伴走プログラムのご案内

BLAST!SCHOOLでは、インキュベーションプログラム以外の場でも、高校生の皆様の情熱を形にするための、事業づくりのお手伝いをします。
7期のエントリーに向けて、「自分のアイデアを言語化できず立ち止まってしまいそう」など悩まれた方は、絶好の機会ですので、是非ご参加ください!※本プログラムへの参加可否は、7期の選考には影響しません。

🌟 プログラム詳細
開催日: 2024年5月3日(金・祝)から4日(土)
時間: それぞれの日に10:00集合、19:00解散
場所: 東京・情報経営イノベーション専門職大学  
東京都墨田区文花1-18-13
https://www.i-u.ac.jp/
参加費: ¥38,500(税込)

プログラムを通じて、生徒さん自身のアイデアや情熱が爆発する「BLAST!」体験を実現し、グローバルな視野を持ち、将来のリーダーとしての一歩を踏み出すサポートを行います。
📅 お申し込み方法
下記のリンクからお申し込みいただけます。
⚫︎申し込みフォーム
https://forms.gle/ScWNw99fniKFgBjS8
⚫︎詳細ページ
https://https.blast-school.com/spring

いいなと思ったら応援しよう!