ゲーム会社、ガチでNotion使う#5(最新DB ver.1.2配布中)
ブラストエッジゲームズ清水でございます。
4回にわたって続けてきましたnotion関連の記事ですが、何分ご好評いただけたうちの1つは
こちらでした。実際にブラストエッジゲームズがゲーム開発で使用している実践例と、合わせてDBを配布しました。
開発が進むにつれて、色々と使い勝手を向上させるべくDBの数や内容に手を入れまして、この度バージョン1.2へと更新して再度公開しました。
ちなみに、DB1.0はこちら。
今回は配布にあわせて、更新内容をご説明します。
変更点1:DBの追加
上記の画像の通り、DBを増やしました。
前回の#3運用編で上がった改善点がきっかけとなっていますので、増やした理由などはこちらをご覧ください。
マニュアル
ツールの使い方、導入方法などの情報はマニュアルDBを作ってまとめました。仕様書と同じでも良いとも思ったのですが
・誰向け(全体、企画、エンジニア)
・カテゴリ(UE4、ツール、PC設定)
といったプロパティがある方が管理しやすいと思い、分けました。
議事録(アジェンダ)
MTGで何が話すか、話されたかの資料を管理するDBを作りました。
要望
改善点を出し、議論するためのDBを作りました。ここに書かれた議題をチーム内でどのように対処するかを話し合います。
バグ
開発中に見つけた不具合の報告と対応のためのDBです。要望DBとにていますが、発生したリビジョンなども記載できるようにしています。
モーションDB
こちらはゲーム特有の開発タスクに関連するDBです。
開発タスクのカテゴリで、モーション制作があるのですが、各キャラクター1体あたり約50のモーション制作タスクを制作管理するのですが、毎回入力すると大変なのと、ミスが懸念される問題点が出ました。
ですので、モーションDBを作りまして、モーション制作の開発タスクとリレーションで関連付ける&ロールアップ機能を使うことで、簡略化させることにしました。
タスクをつくる際、キャラID(どのキャラか?)とモーションDB(どのモーションか?)を入れると、モーション名や前後のモーションもモーションDBに参照されるようになります。
さいごに
以上がDB1.2の大まかな変更です。
ブラストエッジゲームズ向けにカスタマイズが進行した状況でして、シンプルに使うだけでしたら、1.0のほうが使いやすいかもしれません。
もしよかったら感想お聞かせください
ブラストエッジゲームズは現在、一緒にゲーム開発をしてくれるメンバーを募集しております。興味がありましたらこちらもごらんください。