#404美術館
「貸し金庫の鍵、どこだっけ?」 大捜索の開始である。 今の家に引っ越してきて丸2年、引越し時の荷ほどきの際に、 「ここにしまうから忘れない様にしなくては」と自分に念を押しながら 綺麗さっぱり忘れてしまった、、、 さして広くはない我が家ではあるが、普通に見つからない。 イライラしなかがら、机の引き出し、クローゼットの棚の上、 探したけれど見つからない。 仕方がないから一度落ち着こうと思い、探しものの定番曲を聴く。 休む事も許されず 笑う事は止められて はいつくばって はい
とある風景だったり、とある出来事だったり、 とある様々な時に、ふっと頭の中に流れてくる曲がある。 先日、雨音に目を覚まされ、ベランダから家の前の道を見おろすと、 傘もささず歩いている男性が目に入った。 真っ黒なパーカーのフードで頭をおおい、白いスニーカーにジーンズ姿、 うつむき加減で、足早に家の前を通りすぎていった。 その時、流れたのは井上陽水の「傘がない」。 行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ 君の町に行かなくちゃ 雨にぬれ 行かなくちゃ 君に逢いに行かなくちゃ 君の
中学生のころから、今に至るまでバンドをしているのもあり、 周りには音楽好きの友人が多かった。 大学生ぐらいの年頃になると、 「はじめて買ったCD」は話題に上がったりした。 その頃は「CD」ではなく「レコード」だったが。 当時、所属バンドの音楽ジャンルは70年代調のハードロック。 男ながら胸にかかるぐらいの長髪で硬派?を気取っていたため、 「はじめて買ったレコード? Zeppelinのセカンドだよ」てきな、 虚栄心からの見栄をはったりしていた。 でも本当はこの方。 はじめ