雪の戸隠に遊ぶ(?)
野沢温泉に来てから日々雪遊びができるフィールドを探していたところ、同僚が「戸隠でスノーシューできるよ」と教えてくれました。戸隠神社は行きたかった場所。6時30分、始発のバスで野沢を出発!
長野駅で新幹線からアルピコ交通の戸隠行きバスに乗り換えたら、80分ほどで地吹雪のように雪が舞う戸隠神社中社に到着です。
吹きつける風に一瞬躊躇しましたが、無理そうだったら引き返すことにして戸隠神社・中社前にある観光情報センターでスノーシューをレンタル。まずは戸隠神社・奥社の手前にある『随神門』を目指します。
地形のせいか、歩き始めると意外に風は気になりません。新雪の上をサクサク進み、30分ほどで奥社入口の鳥居にやって来ました。
参道を歩くこと1km、随神門が見えて来ました。ここから先は雪崩の危険もあり奥社は冬季閉鎖中ということなので、杉並木だけ眺めて森の中のコースへと進路を変えます。
さて、情報センターでもらったコースマップにあるクマの目印がこの辺にあるはずだけど・・見つからん!
ここからはYAMAPの位置情報を頼りに進むしかなさそうです。天候は一向に回復せず。
しばらく歩いているとコースに杭が打たれているのが見えてきました。これに沿って行けばいいのだな、道案内よろしくお願いします。
ガイドが見つかり調子良く歩いていると、モノトーンの世界に突然赤い色が出現。地図にある『天命稲荷』のようです。
想像以上に起伏がある新雪のコースはスノーシューを履いてもスネぐらいまで沈む場所もあり、ずっとラッセルしながら歩いて来たのでさすがにキツい!何故か脳内で東北の祭りの、あの掛け声がエンドレスでループし始めました。
「ラッセーラー ラッセーラー!」
そんなこんなで出発から2時間、ようやく鏡池に到着。残念ながら戸隠連峰は雲に覆われていますが、水墨画みたいなこの世界も美しくて満足。
雪と遊ぶつもりでやって来た戸隠ですが、わりとハードなスノーシュートレーニングの様相になりました。コースも終盤に近づいたらようやく気が楽になって、雪ダイブしてみたり・・
下り坂では雪の玉がコロコロと前を転がっていくのが面白かったり・・
予定通り4時間で観光情報センターに戻りました。掲示してあった戸隠蕎麦の開店状況(冬季休業中の店もあるため)を見て、営業中のお店の場所を尋ねると「すぐそこだけど、もう受付終わってるかも」と。なにぃ〜!?
慌てて駆けつけたら普通に営業中でした。よかった!ビールと天ぷら蕎麦でお腹を満たして、雪の戸隠トレッキングは無事終了。