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2023年初登山は佐賀県、多良岳へ

新年、初売りでリュックを購入したので、新しい相棒と共に修験道の山、多良岳へ行ってみました。

博多駅から特急リレーつばめ武雄温泉駅へ。カーシェアの車で、有明海にどーんと昇ってきた元気な太陽を拝みながら登山口の中山キャンプ場に到着しました。

赤い鳥居をくぐって登山開始。
修験道の山らしく、岩に彫られた梵字や石仏に出会いながらの山歩きです。

十六羅漢の皆様はほっこりした表情で
美しいお顔の菩薩様があちこちに

多良岳山頂の多良嶽神社上宮に到着!
有明海と諫早湾が一望できます。

ここから巨石スポットを巡るべく、周回コースへと進みます。
残雪の登山道をそろそろと歩き・・

雪に気を取られて『へっちん岩』を見逃す!

岩場をよじ登って・・

たどり着いた『座禅岩』
岩の上でしばし瞑想してみましたが、そこはめくるめく雑念の世界。

こちらは『鬼の岩屋』。重量級の存在感。

後ろ姿もまたカッコいい!住みたい

鬼の門』は山中にある金泉寺の参拝者を通らせまいと鬼が作ったという。

この姿!鬼のセンス恐るべし

六体地蔵菩薩』にはちょうど日が差してスポットライトを浴びているよう。「よくぞこの場所に!」というところにいらっしゃいます。

この右手に他の五体の菩薩様が並んでいます。

標高860mほどのところにある金泉寺まで下りてきました。
こちらは日本最古の修験道場で、平安時代初期に空海が建立したとのことです。急にありがたい気分になってきました。

お寺の横に立派な山小屋があったので、テラスにお邪魔してスープとサンドイッチでお昼にしました。管理人さんに「今度は寝袋もっておいで~」と見送られ、下山コースへ。

お隣の経ヶ岳へ続く縦走路を下っていると、すれ違う方々が「これから経ヶ岳?」「経ヶ岳は凍ってツルツルやったよー!」と、声をかけてくれます。「もう下りまーす」と返しながら、温かい気持ちになりました。

赤い肌が異彩を放つのはリョウブの木。なんでそんなにくねったと?
冬枯れの景色の中に萌黄色が瑞々しい

無事下山して武雄温泉駅まで戻ったら、もちろん武雄温泉へ直行!

この楼門の中に3つの公衆浴場があります。その中から現役では最古の温泉施設という『元湯』へ入ってみました。高い天井の浴室にぬる湯とあつ湯、二つの浴槽があり、まずはぬる湯、それからあつ湯と堪能してスッキリ~。

温泉のあとはやっぱりビール!
駅のカフェで佐賀のクラフトビール『のまんば』で喉を潤し、プチ山旅のシメとしました。

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