嫌な夢を見た。 忘れたい、過去が、夢に、現れた。 仕事に行くのも億劫になるくらい、 疲れがドッと押し寄せた。 なんで いまさら こんなこと おもいだすの 癒えることはない。 だけど。 忘れさせてくれることがある。 そうさせてくれる人がいる。 他のことをしていれば、忘れられる。 楽しいことをしていれば、なおさら。 また、夢に見ても。 思い出してしまっても。 過去は、過去。 今を、現実を、大切にすれば。 いいか。
こころにパワーを溜めるのに 時間がかかるようになったのは 月を眺める時間が 月の光を浴びる時間が 少ないからだと気づいた 細い細い針月 うさぎ模様が見える丸月 おせんべいをまっぷたつにしたような半月 しゅんとしたこころに 潤いを与えてくれる月の光を 充分に浴びながら家路につきたい こわく感じる時もあるけれど やさしい月の光を ゆっくり ゆっくりと しみこませながら あなたも 同じ月を見てるかな こころが 穏やかでありますように
5月下旬から2ヶ月。 職場の改装で、新レジの研修という名目でもある、他店への勤務があり。 普段関わることがない場所や人と接することに不安はあった。 実際トラブルがあったりもした。 けれど、それ以上に。 仕事上の指導はもちろん、なにげないことでも心地よく、快く接してもらえたことのほうが多く、得たものも大きかった。 今日の勤務地で働くのは最後。 お世話になりました、と、接してくださった店員さん達に挨拶したら。 みなさん口々に、ありがとう、助かりました、と。 こちらこそあり
数年前までの私は、映画は地上波で観られるくらいでいい、そう思ってた。 というより、ほとんど観ることがなかった。 今は、勉強のためと称しながらも、ハマって、何作品も観るようになっている。 気を散らさず、没入できる。 地上波や配信では、こうはいかない。 時間ができた時に限られるけれども。 きっかけは何であれ。 この時間が有意義であり、大切であり。 これからもできうる限り観てゆきたい。
数日前。 思うことあって、約半年ぶりに髪を切ってもらった。 担当してくれた行きつけの店の美容師さんが、1番気楽にお願いできるお姉さんで。 最初は10センチと告げたのだけれど、やっぱり長さは残したくて5センチにダウン。 どうも、大幅に髪型を変えるのには臆してしまう。 結べる長さじゃないと、毛量多くて爆発するから、といつも言い訳。 「おまかせで」って言ってみたい… わたしはそんなに「自分」を変えることをこれまでやってきていない。 良くも悪くも。 変わるのが、怖いんだ。
来月の本番に向けてお稽古中。 演じること。 人となにかを作りあげていくこと。 やっぱり、これが好きなんだな。 再確認。
40歳のことを「不惑」というのはよく耳にしていたけれど。 50歳は「知命」だそうで。 天命、天からの使命を悟るだとか… 惑うことすらまだまだあるのに、そんな悟るだなんてほど遠く。 こんなヤツが半世紀、反省することのほうが多めの時間を生きてきました。 反面。 助けられ、支えられ。 「甘える」ことがいかに大事か。 不惑からの10年、そこを1番痛感した時間だったなあ、と思い返しています。 自分ひとりで考えるのは限界があって。 だけど、相談するのは迷惑になるんじゃないか。 困
きっかけは、娘の横浜行きでした。 シングルマザーだったので、娘がいなくなれば、仕事以外ではひとりになることが多くなる。 そうなると、きっと、腐ってしまう。 なにかみつけたい、みつけなければ。 なにか。 打ち込めるものを。 そんな時、とあることが目に入って。 飛び込んだのが、演技の道。 *** かつて、高校時代。 弱小だったけれど、楽しく演じられていた演劇部。 私の実家・庄原市にある、備北丘陵公園。 その中に、国兼池という湖。 人柱をたてた逸話があります。 介護施
イルミネーションは 苦い記憶を甦らせるものともなっていた それでも やっぱり きれいなものはきれいで 自分の思いだけで 塗り替えてはいけない ただ ただ 愛でればいい
人は人。 自分は自分。 比べられるもんじゃない。 優劣なんてない。 わかってる。 それでも人の凄さを目の当たりにすると、 凹んだり、悔しかったり。 磨くしかない。 努めるしかない。 わかってる。 人は人。 自分は、その人にはなれない。 だから。 自分を磨くしかないんだよ。 前だけじゃなくて、 少しずつでも、上を向いて、 進もうか。
閉じてゆくか 開いてゆくか は 自分の心がけ次第 行動次第 陽を追いかける 向日葵のように 明るい方へ向いてゆければ いや 向いてゆこう 種を大事に撒きながら 育てながら
ネットで歌コラボしていた人からLINE通話。 出てみると、「ちょっと替わるねー。」と。 替わった人も、以前コラボしていた人だった。 これからライブなのだ、と。 ふたりとも尊敬してる人。 かけてきた人が綴った言葉に、替わった人がピアノで音を乗せ、歌い、私がコーラスで寄り添わせてもらえた。 東京でのライブでご一緒できた時。 その人のピアノ生音を聴いた途端、感動で泣いてしまって。 その時、コーラスではなく、私の歌でピアノを弾いてくださったのに。 歌がぐたぐたになったことを今
ここに登場する「私」は、まぎれもなく、私自身です。 2003年の秋、自身のwebサイトに元の文章を掲載していました。それを加筆訂正したものです。 ひとつだけ。 この文章を読む前に。 これはあくまでも、1人の女の子の物語。 この子の行動をあなたがどう受け止めるかは、あなた次第。 *** 『私がほしいのは、同情じゃない。 私がほしいのは、前に進む勇気。』 中学1年の私の通信簿、2・3学期は、数字が記入されていない。 そのかわりに「評定不可能」という文字が並んでい
ひさしぶりに綴っておきたい思いができたので、書き殴ってみる。 需要のことを考えたら、臆してしまうことがある。 こんなことやってても意味ないんじゃないか。 誰も見向きもしてくれないんじゃないか。 それじゃ何も始まらない。 出してみないとわからない。 出されて初めて、受け手が現れるのだから。 受け手がどう感じるかは委ねるしかないけれど。 乗り越えて、あたためた思いを送り出されている方々を私は尊敬するし、応援したい。 作られた経緯や思いに触れることができたら、なおさら。
姉じゃ… 姉じゃ……… どこさ行く。 おらを置いて、どこさ行く。 行かねでけろ。 おら、まだうまく魚もとれね。 ぐみも、熟れてねー、すっぺぇのばっかりとってしまう。 おら、まだひとりじゃ、こえー。 行かねでけろ。 おねげぇだ、姉じゃ……… *** ここで目が覚めた。 かたっぽの手が、天井に向かってのびてた。 姉じゃの面影が、そこに映ってた。 身を起こすと、皿がやけに重く感じて。 水を取り替えようと、沢に下りた。 何気なく、取り替える前に、皿の水を舐めて
大漁、大漁。 どうだ、あねさ。 おら、釣りうまくなったべ。 はよ、うちさ、けーろ。 あねさのたまげる顔が、目に浮かぶ。 シュッ …ん? なんだ、今ん音? シュシュッ ………? 誰も、おらん… ん? 左手が、やけに軽……… あ"━━━━━━━━━━━━━っ!! 魚が無ぇっ!!!! 誰だ!! けーせ!! けーしてくれよぉ… おらの、初めての大漁……… 泣いとってもしゃーねえ… 他のもん採って、けーろ… *** たでま、あねさ。 今日、魚いっぺー釣