東京駅界隈で過ごす休日
よく晴れた冬の日。
友達と絵を見に行くことにしていた。
丸紅ギャラリー
丸紅ギャラリーのチケットをもらっていて、『ボッティチェリ特別展』に行きたかった。
展示されている絵画は、
『美しきシモネッタ』のみ。
後はこの作品を深く掘り下げるための様々な資料が展示されている。
疲れているから、大量の名画より一枚をじっくり、というこの美術展は良かった。
若い頃にボッティチェリの『春』が見たくてウフィツィ美術館に行った。その頃のことを思い出した。
また行けるかしら。
見終わって疲れたので、同じフロアのカフェに。
飲み物がカフェラテ390円とリーズナブル!
ランチは東京ステーションホテル
この日のお昼は忙しくて何にも考えてなかった。
待ち合わせが東京駅の丸の内側で、待っている時にここのホテルのお鮨(すし青柳)が美味しかったことを思い出した。
友達に聞いたら賛成してくれたので、ダメもとで電話してみたら入れた。次の予約があるから2時間ほど、と言われたが十分。
こじんまりと静かにお鮨が食べられるから好き。また来たい。
日本酒を迷っていたら半合ずつ提供してくださった。
飲んだことのある山口県の『貴』とあとは石川県の『手取川』。
純米酒が好き。
今回は鮨懐石のコースにしたのだけれど、一品一品美味しくて大満足。
手前は、下仁田葱と鴨。
葱は甘くて柔らか。
鴨は脂っぽさはないのにしっとりして柔らか。ジューシーというよりしっとりでお肉の味わいを楽しめる。
海老のしんじょは、食感が残るように作られていて、その隣の鯛の煮凝りはあっさりと。
かぼちゃのすり流しは和風の出汁がしっかり効いて、中に香ばしいアラレ。これも美味しかった。
湯葉のお刺身のあんかけはもちろん中央の葉物の煮浸しも出汁が効いて味わいよく、あと安納芋の天ぷらがとっても美味しかった。
どの品も大満足。
その後は一貫一貫握って出てくる。
最初はトロ。
この鯵の上には葱の青いところと生姜、大葉を摺鉢で擦ったものがのっていて。これは家でやってみたい。
お鮨は十貫ほど。
その合間に一品。
このお皿も美味しかった。
蓮根のすりおろしもたっぷり。
お鮨の合間に温かい料理が挟まるのも嬉しい。
お出汁はしじみで、しじみが沢山入って肝臓に良さそう。こちらも美味しくて全部飲んでしまった。
おみおつけ自体あまり濃くないから飲めたのだと思う。
デザートも安定して、いちごは程よく甘く洋梨もとてもよい味だった。
大満足のランチ。また来たいと思う。
久しぶりにゆっくり食事を食べたから、長々記載してしまった。
TORAYA TOKYO
東京ステーションホテルの中にある虎屋に寄ってみた。
先日誕生日に虎屋の羊羹をいただいたばかりだが、何となく。
ここには東京駅のパッケージなどもある。
あとは来年の干支の兎のパッケージも可愛らしかった。
おまけ。
皇居を散策
丸紅ギャラリーには運動不足解消に歩いてみた。
皇居の周りを歩いたのは本当に久しぶり。
皇居の中からはビルが見えて、
不思議な感じがした。
皇居内のお店で絵葉書を買った。
KITTEにも立ち寄る
皇居内には伊東若冲のハガキも売られていた。
今私と同じでお母様の介護をされている年上の友達に、虎屋のお汁粉と若冲の絵葉書セットを送るためにKITTEに。
自分にも友達のレターパックも
風景印で出した。
KITTEから出す風景印は、
東京駅とKITTEの図柄だった。
この切手缶セットを買うか悩んだがとりあえず今回は保留。
また欲しかったら買いに行こうと思う。
色は赤とグリーンがあった。
買ったのは限定の一筆箋。
早速使っている。
17,303歩 10.3km
iPhoneの歩数は17,303歩になっていた。
歩くのは好きだし、お天気も良く楽しかったから苦にはならない。
東京駅界隈も好き。
来秋には三の丸尚蔵館がリニューアルされるから行きたいと思っている。
父がひとりで母の世話をしてくれたから過ごせた休日。
ありがたい。
明日は私が母の世話を主体的にしなくては。。。
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