悲しかったんだ
昨日もいろいろあって、会社でも涙が滲んだりした。(すぐ引っ込めたけど。)
ただ悲しかったのはそのことではない。
昨晩の通院後、薬をとってきたので仕分けをした。
昼食後も飲むことになったので、
そのことを施設の連絡ノートに記載して、薬の説明書も入れる。
仕分けは疲れたから、11月19日までの朝昼晩にした。
くたびれたから続きはまた週末にした。
夜の歯磨きは、母が口を開けないから前歯と横しかちゃんと磨けず、その後のトイレもなんだかんだ手がかり、つい怒ってしまった。
そのまま寝かせたのだが、その後帰宅後2回目の洗濯を干してから寝室を見に行ったら、なんとなく母の目尻に涙みたいな水分が見えた。
私が怒ったから悲しかったのかな。
そんなことを考えたら、とても悲しくなって申し訳ない気持ちが込み上げてきて、母の寝顔を見ながら泣いてしまった。
母がこんな風になったのが、悲しいんだって分かっていたけれど、今日はとてもそのことが悲しくて、我慢すると溜まりそうだから、少しの間母の寝顔を見ながら泣いた。
こんなことは初めてだ。
悲しかったんだ、と改めて自分の感情を受け入れた。
最近、ぼんやりしていたり、こちらを見ていない気もするが、それは病気のせいもある。
あんなに何でも知っていたのに。
聞けば何でも答えてくれたのに。
母の脳は一体どうなってしまったのか。
最近、父も老いているから、
こないだはちゃんと薬も印字してあるのに、朝に夕方の薬を飲ませてしまい、夜に薬がないと騒ぐ。
(間違いを認めないので、仕方なくゴミ箱を漁り、夕方の薬の袋が出てきたので見せたが、それでも間違えていないと言い張る💦)
家の鍵を閉めないで出かける。
そして、父が来週出かけたいからショートステイの日程を変えたいと昨夜遅く言ってくる。
父が変えたいと言うショートステイの日程は12月の話でそこを変えても仕方がない。
カレンダーを見間違えているのだ。
先日、会社のケアマネさんと面談した。
仕事と介護を両立したいなら、1日は24時間しかない。
土日は自分時間をショートステイ利用もあり確保していていい。(最初は母が嫌がり、コロナもあり利用していなかった。)
平日も24時間しかない。
私が仕事が夕方に押すと諸々きつい。と話したら、
『割り切るしかない』と言われた。
無理やり終わらせても、溜まるだけ。
でも、仕方ないんだな。
『先月は仕事を辞めようかとも思いました。』と言ったら、
『それはだめ。介護だけになっても、きついし、自分の人生は?
自分の人生があるから、辞めたらダメ。』と言われた。
私の人生に仕事はもうなくていい。
でも、ケアマネさんの言うことも分かる。
ケアマネさんも両親を週末介護されているそうで、私の話に、
『分かるよ〜』
と言ってくださるだけで救われた。
私は、恵まれている。
ただ私の体力とか忍耐力が、少ないんだと思う。
我慢の容量が小さい自分も悲しい。
仕事も組織の役に立っていないかも、と悲しい。
いろんなことが、悲しいんだな。
すでに私たちは幸せである。
今は先日届いたこの言葉を反芻して、
周りに感謝して、
自分を責めずに、
乗り切りたい。
とりあえずあと二日!!
とりあえず『悲しかった』という感情はちゃんと味わった。