ひょんなことから、みかんをいただく
冬はみかんがたわわに実っている木を通勤途中に何か所か見る。
今朝はいつもの通り道で、庭のみかんの木から、みかんを収穫している家族を見た。
白髪のおばあさまと挨拶する。
みかんを取っているのはおそらく息子さん。
お孫さんと思しき女の子もいる。
『おはようございます』
『おはようございます』
なんとなく、
『立派なみかんですね。』と付け加えたら、
『美味しいのよ。マーマレードにしても美味しいの。
たくさんあるから置いておいて、持っていってもらえたらと思っているのよ。』
『わ、いいですね。皆様喜びますね。』
『あら、あなたもいいわよ。どこのお嬢さん?』と言われて
『○丁目だからちょっと遠いです💦』と答えたら、
『大丈夫、大丈夫。ここに置いておくから持って行ってね。いってらっしゃい〜。』
と言われた。
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すっかり暗くなった帰り道。
言われた場所を見たらビニール袋に大きなみかんが5つ入っていた。
グリーンの葉っぱ型の紙に、メモが書いてあった。
帰る途中2か所にお裾分けして、我が家に2つ残った。
メモに住所と電話番号があったので、お礼の電話をしてみた。
持ち帰ったものの、本当に私宛か不安だったのだ。
今度『庭に遊びにおいで』と言われたので時間を作って行こうと思う。
しかもその方と私、名前が同じなのだ。
お庭に『アトリエ○○○』という木の看板があって、その○○○が私の名前と同じ。
そう話すと、とても喜んで下さった。
以前、ご近所さんとの交流についてnoteに書いたが今回は通勤途中の交流。
その方のお庭は無造作で、作り込まれていない。
夏の夕暮れ時には窓から灯りが見えて、ピアノの音も聞こえていた。
いわゆる垣根がない感じの作りにしていて個性的。
今日聞いた話に寄れば、三軒並びでお住まいで(間に通りが一つ挟んだ気もするが)、親と長男、次男が住んでいてお孫さんもいるらしい。
『(遊びに来るのは)早いほうがいいわよ。』と言われたので近々行ってくる。
(でも、その前のめり感が少し不安。大丈夫かしら💦
そして、なんのアトリエなんだろう。これは前から謎だった。)