大原の里から〜志ば久
翼の王国(ANA機内誌)
11月に心の洗濯をしに北海道へ。
基本飛行機はANA。
(こだわりはないのでJALにも乗ってみたいけれど慣れているのもありついANAに。)
ANAの機内誌『翼の王国』はコロナ禍にデジタル化されたので、事前にダウンロードして乗ることが多い。
新千歳空港までのフライト中、空の上で読むことにしていて、その中の『おべんとうの時間』というコーナーが好き。
おべんとうの時間
心の洗濯、北海道行きの往路。
翼の王国10月号の『おべんとうの時間』を読んで、いたく感動してしまった私。
この京都・大原のしば漬けのお漬けもの処『志ば久』の久保勝さんの書いた文章に心打たれた。
小学校時代の思い出、恩師との文通からとにかく感動してしまった。
お便りを出す
悩みに悩んだ末に久保さんにハガキを出した。
久保さんも昔旅先から風景印で恩師に頼りを出されたそうだし、山も登られていたそうだから、
北海道から風景印でお便りを出そうと決め、旅先から投函した。
本当に悩んだのだが、やはり
このエッセイで、それまでの仕事の疲れとか色んな諸々がすうっと溶けて、これから数日の旅がより楽しめるようになったし、何よりとても心を打たれたのだ。
それでお便りした。
大原の里から
今週半ば、父から黄緑色の封筒を渡された。
『カレンダー在中』とある。
差出人を見ると、まさかの久保勝さんだった!
中にはカレンダーとお手紙が入っていた。
びっくりした!
まさかお返事をいただけると思っていなかったのだ。
お手紙には、
私のハガキが届いた頃繁忙期で返信が遅くなったことのお詫びや、
久保さんは50代の頃、幌尻岳やトムラウシ、阿寒などに単独行して、ナキウサギにも遭遇したことなど、
書いてくださっていた。
再び、感動。
カレンダーがハガキになっていて、
毎月誰かに出す楽しみがある☺️
千枚漬
何か買おうと思い、そのままになっていたので、父の好きな千枚漬や、ちりめん山椒を買うことにした。
春になったら、ふきの商品も買いたい。
カレンダーのお礼のハガキも書いた。
(ご負担になると困るから、返信は不要とも書き添えた。)
ハガキは年の瀬故、
山種美術館で買っておいた東山魁夷の『年暮る』にした。
京都の冬を描いた作品。
お忙しいのに、時間を割いて下さった久保勝さん、お手紙とカレンダーありがとうございました。
千枚漬、楽しみだ。