涼を呼ぶ美と文化@明治神宮ミュージアム
明治神宮ミュージアムに行ってきた。用事があったのだが、午後からだったので、午前中は何か見ようと思って。
最寄駅はJR原宿駅
最寄駅はJR原宿駅だが、渋谷駅からのんびり明治神宮まで歩いた。
朝はどんよりな感じだったのに、青空。風があって意外と涼しい。
街の雰囲気がやはり全く違う。
朝からすごい若者の人集りもあった。
何かのイベントだろうか。
でも明治神宮が近づいてくると、静かになってくる。
散策しながら、ミュージアムに向かうと、どうやら行き過ぎていた。
館内はスッキリ、きれい
ここまで来ると、人が少なく静かで良い。
令和元年10月開館。
こちらにいなかったから情報に疎く知らなかった💦
過去の展覧会も確認してみたら、なかなか興味深く・・・これからも時間的余裕があればチェックしていきたい。
1階/杜の展示室
1階は展示品の目録はなかった。
行事、社殿などの模型や、行事に使う品などが展示されていた。
写真撮影は不可なので、ご参考までに詳細リンクを貼っておく。
この上記サイトを見てから行くとより楽しめると思った。
涼を呼ぶ美と文化
(9月23日まで)
2階の展示室は照明はかなり落とされた空間で二つに分かれていた。
宝物展示室
こちらには16点。
以下のリンク先に掲載されているものが拝見できる。
明治天皇御尊影から始まる。
エドアルド・キヨッソーネによって描かれた肖像画。
明治天皇は写真を撮られるのがお嫌いだったようだ。
昭憲皇太后御尊影も並んで展示されている。
御煙草盆も見事だし、普段使いの染付も素敵だった。
染付は白と青。涼やかで上品。
器は毎月1日に新調されて、それまでのものは使用人に下賜されたそうだ。
それから、明治天皇のデスクや鉛筆なども展示があり、デスクは洋風になりながらも、机上には文鎮があったりして、和洋折衷の雰囲気が良かった。
この時代の雰囲気が好き。
御鉛筆は、皇居三の丸尚蔵館でも見た。
明治天皇は鉛筆を短くなるまで使うことを心がけていらして、使い古す美もまた良いものだ。天皇の質素倹約を旨とした御人柄をあらわす一品だそう。
展示室の真ん中には、立派な英国製の六頭曳儀装車が飾ってある。
実際に使われたものでこちらも素晴らしい。
企画展展示室
明治天皇、昭憲皇太后ゆかりの品が展示。
並河靖之の七宝の作品もあった。(「雀茗荷野菊花瓶」)
「明治天皇御料 御みうがひ用水差し」もとても美しかった。
毎日あんなに美しいもので暮らせるって羨ましい。
この展示室には、装束や絵画、漆工、ガラス、金工といったジャンルから、25点。
展示品リストもまだサイトになかったので掲載できず。
明治神宮
久しぶりの明治神宮なので少しだけ散策、お参りした。
御朱印は混んでいて、断念した。
御朱印を求めて並んでいるのは外国の方が多かった。
皆様御朱印をいただいてどうするのだろう?
再び日本にいらして、お参りするのか、他の土地でもお参りしているのだろうか?
私の前の男性(外国の方)は御朱印帳を持っているのは分かったがそれ以外の皆様は不明。
・・・・・・
明治神宮は、大正9年11月1日創建。
・・・成り立ちが異なるので比べようもないが、今日参拝してみて
また「神宮」(伊勢神宮)に行きたいなあと思ってしまった。
会いたい人たちもたくさんいる・・・。
仕事とはいえ、美し国「伊勢」にご縁をいただいて住むことができたのは、やっぱりよかったと思う。
暑かったけれど、単に時計をアトリエに出すだけではと思い、訪れてみてよかった。
また機会があれば訪れてみたい。
まだまだ行きたい美術館や博物館がたくさんある。
追いつかない・・・。。。
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