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涼を呼ぶ美と文化@明治神宮ミュージアム

明治神宮ミュージアムに行ってきた。用事があったのだが、午後からだったので、午前中は何か見ようと思って。


最寄駅はJR原宿駅

最寄駅はJR原宿駅だが、渋谷駅からのんびり明治神宮まで歩いた。

渋谷なんて久しぶり

朝はどんよりな感じだったのに、青空。風があって意外と涼しい。

いつ訪れたかも思い出せない
久方ぶりの渋谷スクランブル交差点

街の雰囲気がやはり全く違う。
朝からすごい若者の人集りもあった。
何かのイベントだろうか。

でも明治神宮が近づいてくると、静かになってくる。

代々木の体育館だと思う
歩道橋の上から
明治神宮も久方ぶり

散策しながら、ミュージアムに向かうと、どうやら行き過ぎていた。

この手前から戻る
フォレストテラスを抜けて向かう
すっかり観光地という感じ
黒い建物が見えてきた
誰もいない
緩やかに降ると入り口が見えてきた

館内はスッキリ、きれい


ここまで来ると、人が少なく静かで良い。

令和元年10月開館。
こちらにいなかったから情報に疎く知らなかった💦

過去の展覧会も確認してみたら、なかなか興味深く・・・これからも時間的余裕があればチェックしていきたい。

広々としたエントランス
建物は写真撮影可能
展示品は不可
1階から2階へ向かう階段
エレベータもある
2階への階段を上がったところ
空間のゆとりが良い
窓が大きく緑が涼しく感じる

日本の伝統の美しさを湛えた建物は、鉄筋コンクリート造・鉄骨造2階建て。参道から垣間見える大屋根が印象的なエントランス棟は、伝統的な入母屋形式ですが、どこか現代的でシャープな印象なのは軒の先端がわずか2cmというデザインによるもの。建物を入ってすぐのメインロビーは最大天井高7m、壁一面のガラスの向こうに杜の緑がパノラマに広がる開放感ある空間です。

隈研吾氏設計の明治神宮ミュージアム、見どころは?
https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/62235/

1階/杜の展示室

1階は展示品の目録はなかった。

行事、社殿などの模型や、行事に使う品などが展示されていた。
写真撮影は不可なので、ご参考までに詳細リンクを貼っておく。


明治神宮を「百年」「一年」「一日」「一刻」という4つの時間軸を通して解説した展示が見られます。参道を掃き清める手作りの箒や、巫女さんが身につける季節ごとの美しい冠など、普段はなかなか目にすることができない品々ばかり。明治神宮の紙垂(しで。しめ縄についている白い紙)は1枚の紙を包丁で切って作るのだそうです。映像とともにさまざまな行事などの解説がされており、明治神宮について深く知ることができるので、この展示を見てから参拝するのがおすすめです。(杜の展示室のみの入館も可能)

隈研吾氏設計の明治神宮ミュージアム、見どころは?https://intojapanwaraku.com/rock/culture-rock/62235/

この上記サイトを見てから行くとより楽しめると思った。

涼を呼ぶ美と文化
(9月23日まで)


なぜか斜めになってしまった。


2階の展示室は照明はかなり落とされた空間で二つに分かれていた。

宝物展示室

こちらには16点。
以下のリンク先に掲載されているものが拝見できる。

明治天皇御尊影から始まる。
エドアルド・キヨッソーネによって描かれた肖像画。

明治天皇は写真を撮られるのがお嫌いだったようだ。

昭憲皇太后御尊影も並んで展示されている。

https://www.meijijingu.or.jp/museum/collection/

御煙草盆も見事だし、普段使いの染付も素敵だった。
染付は白と青。涼やかで上品。

器は毎月1日に新調されて、それまでのものは使用人に下賜されたそうだ。

それから、明治天皇のデスクや鉛筆なども展示があり、デスクは洋風になりながらも、机上には文鎮があったりして、和洋折衷の雰囲気が良かった。
この時代の雰囲気が好き。

御鉛筆は、皇居三の丸尚蔵館でも見た。
明治天皇は鉛筆を短くなるまで使うことを心がけていらして、使い古す美もまた良いものだ。天皇の質素倹約を旨とした御人柄をあらわす一品だそう。

展示室の真ん中には、立派な英国製の六頭曳儀装車が飾ってある。
実際に使われたものでこちらも素晴らしい。

金色の鳳凰の彫刻を頂く馬車は英国製の国儀車で、明治22年(1889)2月11日の憲法発布日に、青山練兵場(現在の神宮外苑)における観兵式に明治天皇・昭憲皇太后が行幸啓の折、御乗車になったもの。

明治神宮ミュージアムのサイトより
https://www.meijijingu.or.jp/museum/collection/

企画展展示室

明治天皇、昭憲皇太后ゆかりの品が展示。

並河靖之の七宝の作品もあった。(「雀茗荷野菊花瓶」)
「明治天皇御料 御みうがひ用水差し」もとても美しかった。
毎日あんなに美しいもので暮らせるって羨ましい。

この展示室には、装束や絵画、漆工、ガラス、金工といったジャンルから、25点。

展示品リストもまだサイトになかったので掲載できず。

明治神宮 

久しぶりの明治神宮なので少しだけ散策、お参りした。

木の枝の間の木漏れ日が美しくて撮った1枚
緑の濃淡もよき

御朱印は混んでいて、断念した。

御朱印を求めて並んでいるのは外国の方が多かった。
皆様御朱印をいただいてどうするのだろう?
再び日本にいらして、お参りするのか、他の土地でもお参りしているのだろうか?
私の前の男性(外国の方)は御朱印帳を持っているのは分かったがそれ以外の皆様は不明。

・・・・・・

明治神宮は、大正9年11月1日創建。

明治神宮は、東京都渋谷区にある神社です。
第122代天皇の明治天皇と昭憲皇太后を御祭神としています。
初詣では例年日本一の参拝者数となります。

明治神宮は明治天皇と皇后の昭憲皇太后をおまつりする神社です。
およそ70万平方メートルの広大な鎮守の杜は、明治神宮創建にあたって全国から献木された約10万本を植栽し、「永遠の杜」を目指して造成された人工林です。

明治45年(1912)に明治天皇が、大正3年(1914)に昭憲皇太后が崩御になりましたが、国民から御神霊をおまつりして御聖徳を永久に敬い、お慕いしたいとの熱い願いが沸き上がり、御祭神とゆかりの深い代々木の地に創建されました。

https://www.meijijingu.or.jp/about/


・・・成り立ちが異なるので比べようもないが、今日参拝してみて
また「神宮」(伊勢神宮)に行きたいなあと思ってしまった。
会いたい人たちもたくさんいる・・・。

仕事とはいえ、美し国「伊勢」にご縁をいただいて住むことができたのは、やっぱりよかったと思う。

暑かったけれど、単に時計をアトリエに出すだけではと思い、訪れてみてよかった。

また機会があれば訪れてみたい。

まだまだ行きたい美術館や博物館がたくさんある。
追いつかない・・・。。。



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