難しい抜け感、憧れの抜け感
『流行に流されたくない』と言えば格好がいいけれど、流行に疎いから、最先端ファッションとは程遠い。
何事も『定番』好きだけれど、時代が多様化する中で、もはや今の時代の『定番』はなんだろう?
noteを開いたらこの記事が表示されていた。
ベージュなどの茶系は私には難しい色で、気になり読んでみた。
最後にRenkoさんのファッションが載っていて、『わ、かっこいい!』
でも、私に絶対似合わないやつ😢残念〜と思った。
色味
ベージュにもいろんな色味がある。
似合う色味を探すのが難しいから、今はなるべく買わない。
一時期、流石にネイビーだらけに飽きてスーツをネイビーとベージュを揃えていたが、ベージュが難しい色であることと、鹿児島に行く時に部屋数が減ったことを機にかなり処分して、そこからはまたネイビーに絞った。
よって、私のベースカラーは基本的にネイビーと白。この2色もいろんな色味があるから注意はするが、茶系やくすみ色よりは選びやすい。
でも『抜け感』演出にはニュアンスカラーが合う気がする。
似合うスタイル
大学の卒業式の謝恩会を前に、親友とスーツを買いに行った。
その時は親友の付き添い。
彼女は私と似合うものが全く違う。
今も彼女は基本黒しか着ていない。
白も入るが基本黒多め。
そしてファッションの系統もカッコイイ系。さらにカタイ職業なのに髪も一部分紫とかグリーンとかに染めたりする!
対して、私は髪色も極力自分の髪に近い色で白髪対策、洋服は黒は絶対に着ない。
茶系とかカーキとか、くすみカラーも似合わないから着ない。
そんな彼女と行ったお店。
22歳の春を思い出した。
彼女は、かっこいい形も変わったベージュのスーツを見ていた。
素材もガサガサしていた気がする。
やめておけばいいのに、つい試したくなり『私も〜』なんて、そのジャケットを羽織った瞬間、店員さんに言われた一言が衝撃で未だ忘れられない。
『あ、、、みすぼらしい、貧乏くさくなっちゃいますね。』
私は30過ぎまで日焼け止めも何にもしない文字通りすっぴんでいたので余計そう見えたのかもしれない。
大学時代も全く何にもしていなかった。リップすら塗らなかった。
とはいえ、いくらなんでも、いくら相手が大学生としても失礼じゃなかろうか?
と今は思うが、確かに自分でも『似合ってない!』と思った。
結局、私はノーカラーで、ピンクに白がトリミングされている極めて普通のシャネルスーツみたいなデザインのと、白い襟が大きめで色は藤色というかラベンダー色みたいなもののスーツを買ったと思う。
いわゆる、『きちんと感』あるスーツ。
スーツの形もテーラードジャケットよりノーカラージャケットが似合うからそうした。
襟の形もVネックや開き過ぎたものは似合わないから、もっぱら丸襟(クルーネック)やタートル。
素材も麻とかリネンとかのツヤ感がないマットな質感は似合わないというか家着みたいになってしまう。
おしゃれにはならない。
デニム素材も難しい。
だから何回もGジャンを試してはダメで、ハードな感じのブルゾンなども諦めた。
今流行りのジャージのセットアップも完全に家着!になること間違いなし。
皇室、、、、、
ゼミの男子に『○○(親友)は、モード系が似合うよね。
◇◇(私)は、皇室ファッションが似合うな(笑)』と言われたことがあり、
それ、ダサいってこと?
と若い私はショックだった。
(皇室に失礼だが)
まだ雅子様はギリギリ登場していない時代。
卒業後、お妃候補で颯爽と現れた雅子様を見て、こっち系ならば、と自分を慰めた。
が、私は雅子様ほど背も高くないし、顔立ちもあっさりなので似て非なるものになってしまうだろう。
でも、なんとなく分かるのだ。
佳子様はともかく、比較の問題で、愛子様と眞子様ってデニムとかカジュアル過ぎる服装はあまり似合わなくなさそうではないか?
いわゆるそういうタイプなのだ。
カジュアルが苦手。
私の母もそう。
父も似合わない。
いつも父はシャツにジャケット。
ブルゾンもたまにはあるが、カジュアル過ぎの服は着ていない。
TPOがあるから、どうしてもカジュアルな服を着ないといけない時はとても悩む。
似合うのを探すのは至難の業故、いつもイマイチと思って着ている。
そして、タイトルに書いた『抜け感』も本当に難しい。
抜け感と生活感
ほどよく抜ければいいけれど、
それがうまくいかない。
私の場合、『抜け感』と『だらしない』は紙一重だと思う。
よくモデルさんがわざと腕まくりして着ていたりするが、私がやっても単にお皿洗い中?って感じ。
(あと、なんだか落ち着かない。)
冒頭のかっこいい!コーデも私がやると家のくつろぎコーデ(苦笑)。
ファッションモデルではないから、別にいいんだけど。
ここ数年、サイズ感も大きなビッグシルエットも流行り出して、背が低い私は困っている。
私がやると『合うサイズなかった?大きくない?』となること請け合い。
だから、私なりの定番で過ごしているけれど、きっと『今風』ではないんだろう。
今売っている物から買っているのだからそこまでおかしいということもないだろうと思うしかない。
シニアになったら、どんな服を着たら正解なのか。
『抜け感』と『生活感』は紙一重(私の場合髪型も)
歳を重ねると、やはりだらしなく見えるのは避けたい。
髪だって、わざと無造作にアレンジしたり、ニュアンスヘアに憧れるが私の髪質は向かない。
顔周りに少し残したり、結いた後から少し引っ張り出したりする今風は、単に『不器用で上手く結べなかった?』もしくは『大丈夫?疲れてる?』風になる。
『抜け感』とは程遠い。
だから髪も『天使の輪』が2つ以上が維持できるようにして、『みすぼらしく』ならないように気を使う。
悲しいかな、アラフィフになり、この『天使の輪』もつやが微妙になる日がある。今朝は微妙。洗い立ての昨夜には敵わない。
ブローなし乾かすだけでまっすぐだから、若かりし宮沢りえちゃんの時代、髪だけは私の黄金時代だった(笑)。すぐにサラサラストレート時代は終わったけど。
髪質故に、前髪も上がらない。
切り揃えたらパッツンになってしまう。
先だけ巻いても他がまっすぐだとバランスが悪い。
だから、ニュアンスボブならぬ『ちびまる子ボブ』(笑)
パーマもかかりにくいから諦めた。
私の信頼する今は美容師を辞めた方に30半ば手前頃言われたのだ。
当時デジタルパーマで『ふわゆる』が流行っていた。
柔らかい『ふわゆる』はそれだけで、『抜け感』も出る。
それで、かけてみたのだ。
お金と、かかりにくい為半日以上美容院にいた。
しかも翌月曜日、後輩男子に『パーマかけました?』と言われ効果ありと思ったら彼は続けた。『ストレートパーマ?』
なぜそうなる?!
(トイレで鏡を見たら通勤途中風でブローされた私の髪型は確かにストレートに戻っていた。もともとふわゆるにはなっていたなかったけど。)
翌週かけなおしに行った美容院にて『髪質に抗うのはやめましょう。』
そう言われて、そこから、ふわゆるは断念した。
『抜け感』と『髪型』は、アラカンに突入したら、再び悩みそうだが、少なくとも髪型は、髪質に抗わない。そうするしかない。
服装は、どうなるかなぁ。
その時の自分の雰囲気に抗わないのが要諦な気はする。
皆様はどうやって着るものを選んでいらっしゃるのだろうか?
『抜け感』が今ひとつ取り入れられない私の悩みである。
(冒頭のかっこいいコーデ、やってみたいなぁ。多分Renkoさんの背の高さやスタイルとかも必要なのよね、あのコーデには✨)