もっぱら図書館で本を借りているが、最近読む時間がなくて、途中で返すのも多い。ゆっくり読みたいものは買ってもいいかと思ってまず3冊購入した。
北のアルプ美術館を訪ねて、改めて読みたくなった随筆など。
鳥と花の贈りもの
『鳥と花の贈りもの』
noteのクリエイターさん(もずきちさん)のおかげで、鳥が身近になった。
この本は見開きの右頁が串田孫一さんの文章、左頁が叶内拓也さんの写真で構成されている。
Amazonの評価でも気になっていた。
これだけ鳥を静止した状態で撮れるなんてミステリーという言葉に魅かれて。
写真家の叶内拓也氏は存じ上げなかったので、調べてみた。
以下プロフィール。
寝る前に紐解きたい1冊。
串田孫一との六十四年
この本の後ろの方にある奥様の串田美枝子さんが書かれた「串田孫一との六十四年」もとても好きだ。
衝撃だったのはこの一文。
「無能力者」って響きがまたすごい。
好きだなと思った文章。(他にもたくさんあるのだけれど)
ちなみにその「何しろごちゃごちゃしていますから」という仕事場はこちら。(北のアルプ美術館で見ることができる。全てを、本の並びまでこだわり6年の歳月を費やし、忠実に再現した書斎である。)
こんなふうに言えるって幸せだ。素敵だ。
山の独奏曲
〜串田作品の隠れた名作〜が気になり。
有名な『山のパンセ』もそのうち買いたい。
落ち着いて読みたい。
今はどうしても隙間時間に読んでいる。
緑の色鉛筆
これは前から気になっていた。
誰かの記事で”いい文章を書いていた時読んでいたのがこの本だった”みたいな話を読み、名文に触れる機会になるし、山の話だけではない串田ワールドも味わえる。
北のアルプ美術館
お恥ずかしながら、山を登っていた時に串田孫一さんのことをあまり意識していなかった。
もっと知っていたら、その山を登る前にエッセイを読んでから登ればもっと楽しかったに違いない。
その串田孫一さんの仕事場を復元したり、彼が創刊した「アルプ」、その文芸誌に関わるいろんな縁の方に触れることができる北のアルプ美術館も山を登る人たちに改めて知ってもらいたいなと思う。
おまけ
今日も母の歯磨きで格闘。くたびれた。
抵抗して口を開けない。最後まで開けてくれないから今日は奥歯は磨けなかった。
せっかく「自前の歯があることを褒められた」のに・・・。
今から、「鳥と花の贈りもの」を読みたい。
ちょっと読んだら残りの家事を・・・。
目に留まった随筆を2つ。(写真は控える)
天は一つ
オオハクチョウ
(北海道弟子屈町)
たまたまこの夏行った場所だった。
草原の夢
シマセンニュウとエゾキスゲ
(北海道別海町)
台風が近づいている。
被害が大きくなりませんように。。