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大腿骨骨折後の母(もともと要介護5)、車椅子になったものの、なんとかやっている

大腿骨を骨折したがなんとか家に戻る

大腿骨を骨折して、緊急入院、手術、そのまま入院、施設にロングステイからの今は小規模多機能施設を使って家と小規模多機能施設の併用生活。

サービス利用は、大腿骨骨折前の状況に戻った。
訪問看護を1回増やしたくらい。

戻ってきた当初は、足が全く動かなかった。だから介助もしんどくなった。
もともとパーキンソン病もあって体は動きにくい。
7月中は本当に苦労していた。

8月に入って、だんだんと動きが良くなってる???
最近は、車椅子から立とうとする(立てないので転げるのが不安で目が離せない)のが困っている。

一番心配だったトイレ問題

動けなかったら、おむつ生活か和室に簡易トイレか(それは避けたかった)の究極の選択だったのだが、ここにきて、母が手すりをつかまりながら、横歩きをしてトイレの入り口から、便座まで到達できるようになっている。
(ただし、パーキンソン病故に、ダメな時は全く動けなくて難儀する。)

とはいえ、スムーズにスタスタ歩けるわけではない。
非常に時間はかかる。
私も母の背後に回って支えながら、ゆっくりゆっくり横に進み、あとは向きを変えたり、座るまでは慎重に介助が必要。
足も動きにくいので、私の足で押して動かしたりはするものの、これができるのとできないのとでは大違いで・・・。
母の回復というか動けるようになった力に感謝。
施設での「生活リハビリ」も効果があるのだと思う。

でも、いつもの難関は、最後トイレが終わり、車椅子に戻る時。
母の手が痛かったり、今日も一度壁に母のおでこがぶつかってしまった。
どこかを気をつけると、どこかが当たったりする💦
日々改善。

歯磨き

歯磨きも車椅子で洗面台まで近づいてもらって、そこで立ってしている。

看護師さんに、「この年齢で入れ歯じゃないのってすごいですね」と言われたけれどそうなんだろうか・・・。

きっと訪問看護している方の中では歯のない人が多いんだろうと思う。
(介護されていない人はちゃんと歯があるのではなかろうか)

ともあれ、母の歯を維持したいからこれからも二人三脚で歯磨きはしていこう。

食事問題

ただ相変わらずまだ食が細い。
口が開かないのもあるのかも。

気が乗らないと食べてくれない・・・。

訪問リハビリの方と、嚥下リハビリについて話した。

パーキンソン病の人は、「パタカラ体操」なるものがあるのだが、母はやってくれない。

なので、口の周りや、顎から耳までをほぐせば口が開きやすくなるのだが、骨折騒ぎで私はすっかり忘れていた。

やらないでいると筋肉が硬くなり、ほぐすときに痛いみたいなので毎日こまめにやらなくては。

ちなみに介護状態となるきっかけとは

日本健康マスター検定を受けた時学んだ気はしたが、介護が必要となるきっかけは、
・認知症
・脳血管疾患
・骨折・転倒
が上位3原因。

https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1117.html

パーキンソン病は3.5%(それで骨折して要介護度が悪化したので、骨折・転倒も関係あると言えばある。)・・・

とにかく、畳の上で「ピンピンころり」を目指したい・・・。

ゆとり

今介助して思うのは、私の仕事がないと2時間おきにトイレを聞いてあげられるし、時間のゆとりがあるから母を急かさないで介助できるので、母も気持ちが安定するのではと思う。

今までいかに、母を急かして世話をしていたのか(ともすれば雑だったかも)と心が傷む。

訪問看護や訪問リハビリの方が色々来てくださるのも刺激になると思う。
今日も介助の方法を実生活のいろんなパターンでどうしたらいいか検討している。
今まで「なんとなく」やっていたが、車椅子になったこともあり、改めて確認して覚えている。

今日は訪問リハビリの方に「介護の仕事なさってたことあるんですか」と聞かれた。意外と上手にできていたらしい。
でも力がないので、車椅子からベッドへの移乗がうまくいかない。
抱えるのが重たくて難しいのだ。これもまだまだ練習が必要。

大腿骨骨折が分かった夜。
本当に悲しくて、このまま母が家に帰れなかったらどうしようかと思った。
手術が失敗したら?
施設難民になったらどうしよう?
(まだ輸血でおかしなウィルスに感染してないかの検査は心配)
いろんな「どうしよう」で不安がいっぱいだったけれど、まずは以前の暮らしに近づけている。

いろんなストレスはありながらも、母と暮らせていることに感謝して・・・・介護を続けていこう。。。

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blanche
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