夏も終わりかけの頃、2019年8月25日(日)小金井公園にて行われた、小金井薪能🔥。
ちょうど、天候にも恵まれて、暑過ぎず、寒過ぎず、虫に刺されず、快適な夕暮れ🌙
今回は、森山開次さんの「雨ニモマケズ」に惹かれて、観にかせて頂きましたが、狂言「月見座頭」にご出演なさった、山本東二郎さんが凄すぎて、舞台に出てきた途端に、客席は静まる。皆さん、見い入る、見い入る。人間国宝だから、それは当たり前と言われそうですが、それを超えた何か(芸の凄さ⁈ と言うのでしょうか)を拝見させて頂いたような気がします。
そして、以前、伝統と創造シリーズ vol.10HANAGO-花子-で拝見させていただいていた、津村禮次郎さん。今回は能・橋弁慶と創作舞を拝見さて頂いたのですが、年齢からは想像も出来ない、あの身軽な身のこなし、皆さんも、もちろん、お若い身のこなしですが、津村禮次郎さんは別格に身のこなしが、軽やかで、ほんと無重力の中を飛んでいるみたいで、どのような身体づくりを日々されているのか?!かなり前のめりにお聞きしたい気持ちです。
楽しみにしていた、創作舞「雨ニモマケズ」は、開始始めに、森山開次さん、乗ったね~!!と感じるほど、大きく、自然の中で観る開次さんのダンスは素晴らしく、やっぱり絵になるな~と、勝手に納得。キャスティングも演出もとても良くて、今回は、今まで拝見させて頂いた、開次さんの舞台の中でも、熱量が伝わり方が一番強くて、しかも優しかった気がします。
昔から、外で自然の中で開かれきた能を本来の形で拝見すると、また、伝わり方が変わって来て、室内では感じられない、新しい感覚で拝見することが出来て、新鮮でした。
機会がありましたら、薪能、オススメです。
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