子育て感謝ー身体だけじゃない成長に効いたスポーツ

順調にいけば来春子どもが巣立ちます。毎日濃く目まぐるしく過ぎ去りました。あっという間です。自分も大きく変わりました。たくさんの宝物でいっぱいです。振り返って、子育てでよかったなと感じていることを書き出してみます。
子育てのなかで辛くなったり迷ったことがたくさんあり、たくさんの方に助けられました。私の経験もどなたかの役にたつなら幸いです。 
今回は自分や子どもが経験したスポーツで、身体の発達や、心の育ちにとても良かったものを紹介します。

◼️体幹や軸を知るならスケート
私も子どもも学齢期に2年くらいスケートをする機会がありました。私はフィギュア、子どもはアイスホッケーです。私は古武道の先生に身体の動きをみてもらう機会があったのですが、初心者と思えないくらい丹田や身体の軸がわかってると言われました。思い当たるところはスケートです。
スケートは前向きに滑っているところからクルッと軸を中心にバックに切り替えたり、逆をやったり。重心をうっかり誤ると転ぶという明確な結果まで。今思うと体幹や身体の軸を知るのに分かりやすいスポーツなんだと思います。
アイスホッケーはもっと切り替えが早く、もっと自在に意のままに操る感じで、感覚全体を磨くのにはすごく良さそうでした。あとはめちゃくちゃ体力がつきます。子どもなんてあっという間に馴染んでしまいます
子どもに懇願されて週末は1日でホッケーとサッカー2連投でしたが、体力も気力も化け物です
ちなみにホッケーはゴルフへの移行もしやすいスポーツみたいですよ

◼️チームや自分らしさを学んだサッカー
子どもがやっていたチームスポーツでこれというものを挙げるとサッカーとアメフトです
サッカーはいろんな親子がいました。何年も一緒にサッカーをしていく中で、他人の成長を感じるのもすごく良い学びになっていました。身体が恵まれているわけでも無い子がコツコツ休まずがんばり、テクニックや戦術で頭角を表していく様子は大人だけじゃなく子ども同士も認め合ってお互い喜んでいました。うちの子も上手じゃ無いけれど、闘争心や諦めない姿勢などスタンスを認めてもらえていました。
そういう意味で、のんびりしつつもしっかり長い目で子どもをみてくれるチームに出会えたのは本当に幸せでした。辛い時も支えてくれていたし、子どもにとって特別な仲間のようです。
自分らしさを知り、活かすといえば、アメフトも同様でした。アメフトは個性でポジション・役割が分かれています。小柄だけどすばしっこい子にも、大きくてがっちりした子にも活躍の機会があって、互いの「らしさ」を認めあっていました。作戦があり、その練習をして、チームの中での自分の役割を果たすことがチームワーク・チームプレイなんだという考え方は、仕事にも通じます。

◼️自分との戦いーハイダイビング・高板飛び込み
日本でももっと普及すれば良いのに!と思うのは、高板飛び込みです。プールは水深8ft(2.4m)くらいでも、そんなに広くなくてよく、飛び込む高さも低め・高めの2種くらい。子どもたちは怖いなという自分との戦いです。後ろ向きに飛び込んだり、前向きにくるくる回転したり、横に回転したり。技はいろいろあって、美しさを競います。
背の高さもぽっちゃり度も関係なく、幼い子も大きい子も自分の挑んでいる技を披露します。
じっとみんな見守って、勇気出したチャレンジに拍手。良い時間でした。
夏だけ開催の地元のプールのダイビングチームで、夏休み中の高校生や大学生がコーチ役。自分が大きい子に見守ってもらったように、小さい子を教えてあげていく…そんな世代間リレーも素敵でした。面白いのは別にコーチはお手本ができるような上手い人じゃ無い事もあるところです。お手本の上級生に演技をしてもらって要点を伝えたり、あくまでチームのマネジメントをしているのが印象的。技が上手い人だけが尊敬されるわけじゃない。みんな毎年の顔馴染みで、成長を喜び合う素敵なチームでした。

今回は自分や子どもが経験したスポーツでとても良かったものを紹介しました。
身体を使いこなす練習であったり、競技を通じてチームワークや人との関わり方を学んだり、多様な学びができる素晴らしい場でした。競技の特性もありますが、子育ての仲間としてどんな仲間と時間を過ごしていきたいか、指導者に何を子どもに伝えてほしいか重要だなと思いました。
ぜひ周りの方に聞き込みして、しっくりくるスポーツの仲間の輪に加わってみてくださいね!素敵な出会いがあることをお祈りしています!

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