下垂体腺腫の再発、再手術/治療方法について
2023年3月に浸潤性下垂体腺腫の内視鏡手術・2週間の入院をしました。
今回は2025年1月もうすぐ2年という定期検診で残ったものが成長してきているということが判明。今後について先生とお話ししたのでメモがわりに記載します。人それぞれだと思いますが、困っている方があれば参考にしてください。
最初の手術に関しアルバムを作っていますので、興味があられましたらご覧ください。
下垂体腺腫の内視鏡による除去手術はどう終えていたか
私の下垂体腺腫は超巨大でした。硬膜も突破しかけ、鼻腔に骨を破って滲出。左右の内頸動脈を我が物にし、MRIの断面はブタさんの鼻のようでした🐽。視神経もべったり押さえ込まれ、両眼とも中央の視野が欠け大きな影響を受けていました。そのため、内頸動脈についている部分、視神経にくっついている部分は攻めすぎずに取り残しがある状態で手術を終えました。
術後2年間の経過と現在の状況
この3月で術後2年になります。この間四半期に一度経過観察、半期に1度MRIでした。下垂体腺腫の除去残は弱体化して、むしろ縮んでいるかのように見えていました。副鼻腔の状況もすごく良くなりました。もう耳鼻科は通っていません。
今回MRI撮りましたが、若干前回より大きくなってきている…先生の慧眼は見逃しません。
右眼の視神経に影響しがちな位置ということで聞き流しちゃったのですが、視交叉と下垂体の位置関係がわかんなくて右の後ろか?左の後ろか?なんせ片側の視神経の辺りでこっそり生き残り、最近認知されるくらい拡大してきたようです。
下垂体腺腫再発に対する手術や対処方法①再手術
今後の方法で考えられる方法の一つ目は再手術です。内視鏡で鼻腔から除去します。また2週間の入院が必要になります。今回は前回よりは危険度低く、時間も長くならないようです。お腹も切らないはず。術後低ナトリウム血症が再度起きない事を祈ります。
また鼻がメタメタになりますが、同じ轍は踏まない!術後熱心に鼻うがいして、先生にも入院中も退院後も細かく診てもらえるようお願いしようと思います。むしろくっついたところをついでにちょっと切っておいて下さいとお願いしてみようかしら?
下垂体腺腫再発に対する手術や対処方法②放射線照射
手術をしない場合、放射線照射も提示されました。この場合1ヶ月間毎日30分照射します。すごい二択だなぁ。確かに入院ではないけど拘束度合いがすごいです。
家がそこそこ遠いので、病院近くのマンスリーかウィークリーマンションに移る必要がありそう。テレワークで、日中1.5hとか2h中断して病院で治療するのかな(時間有休使わずにフレックスの中断で済ませられるんですよ。いい会社でしょ)。放射線を1ヶ月毎日頭に照射して、どんな体調になるんですかね。働けるのかな。選択はそれ次第ですね。
どんな術後のトラブル、後遺症が予想されるか
今回は視神経周りの手術になります。再発後の成長が早いので、前回より攻めた除去を行うことになるのだと思います。
術後のトラブルや後遺症としては、眼の機能に発生する恐れがあるそうです。以下2種類が予想され、目の動きとして複視が発生してしまうと、治るのに半年くらいかかります。その他の目の動きや見え方のトラブルは長くても1、2か月で落ち着くようです。
見え方ー視神経
目の動きー目を動かす機能
次のMRIを撮る定期検診は7月の予定です。
造影剤を入れてしっかりMRI撮り、対処の方法や時期について話し合う予定です。
今回と前回の違いは、前回は大きすぎて拡大スピードが速く、すぐに対処が必要でしたが、今回は時期など選べるところ。子どもや仕事の状況や、2週間入院と1ヶ月の放射線照射体調不良の比較結果、ウィークリーマンションなど調べながら、7月に臨んでいきたいところです。調べたことに書き残したいことがあれば、また続きを書いていこうと思います。