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味仙レポ 2025/01/03
せっかく名古屋にきたんだから、台湾ラーメンたべなきゃね!!!
ということで味仙に行った。
入店
今回行ったのは味仙 JR名古屋駅店。新幹線の改札を出てすぐのところにある店舗だ。
ずらーっと長い列の最後尾につき、並んで30分間ほど経ったころ、やっと席に案内された。1人で行ったためカウンターに案内されたのだが、カウンター界のTier1、1番端っこに座ることに成功した。
私は台湾ラーメンのメキシカン(辛さ+3)・チャーハン・杏仁豆腐を注文した。
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実食開始!
台湾ラーメンが1番最初に到着した。
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私は常日頃からSUSURUを見ており、「まずはスープから」をモットーに生きているSUSURUキッズである。見た目の赤さにおののきながら、「まずはスープから」一口頂く。顔から汗が噴き出た。1口でこんなにも汗が出るのか。辛さ+3であるメキシカンの威力を知ることとなった。
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次は麺だ。しかし、私はここでSUSURUキッズとして恥ずべきことをしてしまった。ラーメンはススルものであるとわかっていた。麺をススラない食べ方はラーメンを最大限楽しむのに向かない。ごく当然のことである。
しかしスープを飲んだ今、私の脳はこの麺をススルことを断固として拒否していた。尋常でなく辛い。絶対にむせる。このことに気づき、ススラずに食べてしまった。むせるのが嫌なばかりに。クルド人も顔負けのススラなさであった。
ゲホゲホっ。
むせた。ススラずに食べたのにむせた。からすぎる。
唐辛子のサイコドライブだ。2エネトラッシュ。
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炒飯到来
ここでチャーハンが到着した。
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チャーハン、旨すぎる。なんと言っても辛くないのだ。楽園だ。台湾ラーメンなんてそっちのけでパクパクと食べすすめてまった。
チャーハンを3分の1ほど食べたところで台湾ラーメンの辛さが恋しくなってきた。台湾ラーメンに戻るとしよう。
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ガチでうまいぞ、台湾ラーメン。
台湾ラーメンに対して、最初は辛い辛いとしか言っていなかった。しかし、チャーハンで口直しをした今、台湾ラーメンが、なんだかよりうまく感じてきた。
よく見てみると、台湾ラーメンは一般的なラーメンに比べて量が少ない。千円札とどんぶりの直径が同じくらいのサイズ感だ。これを読んでいるあなたもお札から千円札を出して想像してみてほしい。意外とかわいい量をしている。
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かわいい量とはいえ、前述の通り強烈な辛味がある。それもススルのをためらい、むせるほどの辛味だ。ただ、強烈な辛味と同じくらいに肉そぼろ・もやし・ニラなどの具と麺・スープの旨さが共存している。「辛い中にもおいしさが隠れている」という食レポを耳にすることが割とあるが、隠れているどころではない。旨味が共存しているのだ。ガチでうまいぞ、台湾ラーメン。
ただ、強烈な辛味は引き続きある。隣の客に「すみません、今汗だくセックスされてますか?」と勘違いして質問されてしまうほど、あり得ない量の汗が顔から噴き出ていた。
少し盛った。勘違いはされていないし汗だくセックスもしていない。質問もされてない。多量の汗が顔から出ただけである。
台湾ラーメンは量が多くないので案外あっという間に食べおわってしまった。口の中が辛さと旨さで圧倒されているのを感じた。台湾ラーメン完食。
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杏仁豆腐が届かない。
杏仁豆腐が届かない!!!どうして!?!?ちゃんと最初に注文したのに!!!!
と、嘆いていても仕方がないので、店員さんに杏仁豆腐が来ていないことを申告した。
店員さんから見るとこうなる↓↓↓
汗だくの食いしん坊「あの…杏仁豆腐が来ないんでふけど…」
あまりにも醜い姿だっただろう。年始からこんなものを見せつけて申し訳なかったなと反省している。店員さんにはこの場を借りて謝罪したいと思う。
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食いしん坊チャーハン
杏仁豆腐が来るまでの間に残りのチャーハンを食らおうではないか。このチャーハンが本当においしいのだ。
しかしここで私は特性:食いしん坊を発動してしまった。台湾ラーメンに具として入っていた激辛肉そぼろをおもむろにチャーハンに載せ始めた。食いしん坊チャーハンの完成である。
台湾ラーメンに載っていた具までしっかりと残さず食べきるという、食環境科学部所属の学生としてフードロス削減を考えての行動!!というわけではない。
デブの勘というやつである。これ載っけたら美味そう!それだけだ。
食いしん坊チャーハン改め、激辛肉そぼろ載せチャーハンを食らう。うまい、うますぎる!
しかし台湾ラーメンを食べている時以上に、唐辛子が口にダイレクトアタックしてくる。めっっっっちゃ辛い!!!
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身体への異変
これまでの辛さの蓄積ダメージと相まって、身体に異変がでてきた。激辛肉そぼろ載せチャーハンの手も止まる。
症状としては、目の周りが痛みはじめてきた。辛くて顔が熱くなってきただけかなーとおもっていたのだが、時間が経つにつれて、それだけではなく、目の周りの表情筋がぽかぽかを超えてジンジンしているのである。顔が悲鳴をあげている。
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また、目の周りの痛みでは飽き足らず、辛すぎて気絶しそうになった。ラーメンを食べたあとのいつもの血糖値スパイクかと思ったがそうではないようだ。風呂に入りすぎて逆上せた時のように、身体がふらっとするような感じもした。
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救世主降臨
「こちら、杏仁豆腐です。」
その掛け声とともに出てきたこいつは杏仁豆腐だ。
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甘い。杏仁豆腐の甘みが全身の痛みを包んでくれるような、そんな気がする甘さだ。
ぷりんとしていて、するっと喉を通る。
これまで受けた様々なダメージもこれでだいぶ落ち着いた。
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ラストスパート
杏仁豆腐で回復した今、激辛肉そぼろ載せチャーハンをかきこむ。この世の幸せである。正直めちゃくちゃ辛くはあるのだが、もはやその辛さが心地よく、いくらでも食べれるような気もしてくる気分がした。
こうして激辛肉そぼろチャーハンを完食した。
残りの杏仁豆腐を食す。台湾ラーメンもチャーハンもおいしかったなぁ、味仙に来てよかったなぁという余韻に浸りながら、この杏仁豆腐をぺろりと食べ、最後に杏仁豆腐に乗っている赤いさくらんぼを食べてフィニッシュとした……
至福の時であった。
退店
大満足だ。こんなに満足できるなら、少し高いこのお値段にも、感謝をもって支払うことができる。
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食べ終わって10分くらいは、顔が熱くて痛くて氷水に入れたいレベルだった。冬の寒空に出ると少し落ち着き、口の中の辛さと顔のヒリヒリは余韻として楽しめるくらいになった。
また行きたいな、味仙。